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Thursday 10 July 2014

The Asahi Shinbun 11-July-2014


「あと2センチ深いと車いすに」 ネイマール、会見で涙

 

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 W杯ブラジル大会の準々決勝で腰の骨を痛めたブラジル代表のFWネイマールが10日、リオデジャネイロ近郊のチーム合宿地で記者会見し、背中にひざ蹴りをしたコロンビア代表スニガから試合翌日の5日に謝罪の電話があったことを明らかにした。「気にしていない」と応じたという。
 ネイマールは、腰をコルセットで固定しているためか、動きはぎこちなかったが、自力で歩いて会見の席に着いた。
 質問に笑顔も交えて応じていたが、話が負傷に及ぶと、「あと2センチ深かったら今は車いすに乗っていただろう」と目頭を押さえた。「今は早く治すことだけを考えている」という。







日本初のサッカー海外プロ、実はあの有名歌手の弟 

 

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 サッカーのワールドカップ(W杯)も残すは決勝と3位決定戦の2試合と佳境を迎えている。ところで、日本サッカーにおける「海外組」の先駆者といえば、1977年に西ドイツでプロ選手となった奥寺康彦さん(62)=現サッカーJ2横浜FC会長=が有名だ。しかし、その2年前に香港のプロリーグでプレーした日本人がいた。佐田繁理(しげり)さん(59)。歌手さだまさしさん(62)の弟だ。
 75年1月21日。現地の新聞「香港工商日報」のスポーツ欄に、2段見出しの記事が掲載された。「東方日籍援軍 佐田昨已抵港」
 香港リーグ1部東方足球隊に新加入した日本人の香港到着を伝える記事で、当時20歳の佐田さんは「東方の力になるために来た」と語っている。「空 港の税関を出たら男が30~40人いてね。何かあったのか、と思ったら、チームの連中がオレを迎えに来ていた」。佐田さんは懐かしむ。







使途分かる領収証4分の1 野々村県議、説明せず辞職へ

 

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 野々村竜太郎・兵庫県議(47)=西宮市選出・無所属=の政務活動費で、3年間に議員個人として支出した1539万円のうち添付された領収証などで使い道を確認できる支出は4分の1にとどまっていた。

野々村氏は初当選した2011年度に484万円、12、13年度に各600万円と、毎年規定の政活費の全額を使い切っていた。そのうち145万円は野々村氏が一人でつくる会派の支出で、新聞購読代や書籍代などおおむね使途がわかる。
 一方、個人として支給された1539万円では、領収証クレジットカードの購入履歴が添付されてあっても何を買ったのか書かれていないものが多い。使い道がわかる領収証は約400万円分だけ。11年度で支給総額の6割分を占めたが、12年度は2割、13年度には1割以下になった。年を追うごとに不透明な支出が増えている。






大金持ちの税逃れ、許さない 国税局が専門チーム

 

 大金持ちの税逃れは許しません――。富裕層の中でも、より資産や所得がある人たちの投資活動の情報などを専門的に集め、脱税や税逃れを監視する「超富裕層プロジェクトチーム」が東京、大阪、名古屋の各国税局に10日、発足した。高度な節税策を利用した富裕層による国際的な税逃れが問題になる中、富裕層の実態を調べて税務調査のノウハウを蓄積し、課税に結びつける狙いがある。
 「超富裕層」について、国税当局は税務調査に支障があるとして調査対象となる基準を明らかにしないが、例えば、国内外に数十億円規模の資産を持ち、積極的な投資活動をしている会社役員や投資家らが対象になるとみられる。
 東京局では、税務調査の方針を決める課税総括課に専従の担当者7人を配置。所得、相続、法人税の経験豊富な調査官のほか、マルサで知られる査察官も加わった。大阪局は「富裕層対応本部」を設けて5人が担当、名古屋局も「対策班」を設置する。いずれも初めての試み。国税庁も支援チームをつくる。






宮古島市長が役所で飲酒 台風特別警報中に

 沖縄県宮古島市の下地敏彦市長が、台風8号による特別警報が出た7日夜、市長室で職員数人と飲酒を伴う食事をしていたことが分かった。市は「連絡は常に入れていた」としているが、下地市長は「酒の提供は控えるべきだった」とコメントした。
 市秘書広報課によると、下地市長は7日午後6時から、市が関わる観光事業について、市長室で食事をしながら市職員と打ち合わせをした。ビールと泡盛が出され、下地氏を含む数人が飲んだという。飲酒を始めた当初は暴風警報が出ていたが、飲食中の6時20分に暴風・波浪の特別警報が発令された。下地氏は7時20分ごろまで飲食し、自宅に帰ったという。
 特別警報は、気象庁が最大級の警戒を呼びかけるためのもの。下地氏は「市民の安全確保に配慮して対応していたが、(観光担当職員の)激励と慰労を兼ねて食事と酒を提供した。酒の提供は控えるべきだった」とのコメントを出した。





ヤンキース田中、右ひじ靱帯損傷 6週間のリハビリ

 

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 大リーグヤンキースは10日、右ひじを痛めて故障者リスト入りした田中将大投手(25)が右ひじ靱帯(じんたい)の部分損傷と診断されたと発表した。

同日、電話会見を開いたキャッシュマン・ゼネラルマネジャーによると、現時点で手術の必要はなく、6週間のリハビリを行い復帰を目指す。リハビリが順調に進まない場合は靱帯修復手術を受ける可能性がある。(時事)

■18試合登板で12勝
 田中は大リーグ1年目の今季、ここまで18試合に登板し、両リーグを通じて最多タイ(9日現在)の12勝(4敗)をあげていた。129回3分の1を投げ、自責点は36で防御率は2・51、135三振を奪っていた。最近は4試合で14失点するなど、打たれる場面が目立っていた。8日のインディアンス戦後に、右ひじの痛みを訴えたという。






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