Pages

Thursday, 4 April 2013

The Asahi Shinbun 5-april-2013

夢の内容解読に成功 睡眠中の脳活動から 京都の研究所

【瀬川茂子】睡眠中の脳の活動パターンから、見ている夢の内容の一部を解読することに、ATR脳情報研究所(京都府精華町)の神谷(かみたに)之康・神経情報学研究室長らが成功した。5日付米科学誌サイエンスに発表する。夢を見る意味や仕組みの解明に役立つ可能性がある。

 3人の協力者に眠ってもらい、機能的磁気共鳴画像(fMRI)を使って夢を見ている際に脳のどの場所が働いているかを調べた。脳波を測定して夢を見ていると判断した時に起こし、どんな夢を見ているのかを報告させることを200回以上繰り返した。「車」「本」などの単語が夢に出た場合、それぞれの脳の活動パターンを分析した。

 次に、その単語の画像を協力者に見てもらい、fMRIで計測。脳活動のパターンを調べ、どんな画像を見ているかをコンピューターで推定するプログラムを作った。

日経平均、大幅高でスタート 東京市場、一時500円超

5日の東京株式市場は、日経平均株価が前日終値より246円28銭高い1万2880円82銭で取引が始まった。その直後に上げ幅は500円超となり、一時、1万3000円台にのった。取引時間中の1万3000円台回復は、リーマン・ショック前の2008年8月29日以来で、約4年7カ月ぶり。日本銀行が前日に決めた新たな量的緩和策を好感した、ほぼ全面高の展開だ。

軍事力PRで北朝鮮牽制狙う 米軍、緊迫化で軌道修正

【ワシントン=大島隆】オバマ米政権が、米韓合同軍事演習の内容を積極的に公表することで北朝鮮を牽制(けんせい)する計画を事前にまとめていたと4日付の米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じた。ただ、想定していた以上に緊張が高まったため、緊張を弱める方向に軌道修正したという。

 米軍は3月からの米韓合同軍事演習で、核兵器を搭載可能な爆撃機B52やB2のほか、最新鋭の戦闘機F22を投入したことを異例の形で公表していた。

 同紙が米政府当局者の話として報じた内容によると、爆撃機投入などの公表は、あらかじめ用意された計画に沿ったものだった。だが、北朝鮮が強く反発し緊張が高まったことから、今週になってから計画を一時的に中断し、状況を見極めることにしたという。

無限の風力発電、洋上に広がる 実用化へ北九州沖に施設

【原口晋也】北九州市若松区沖の響灘で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などが建設を進めていた洋上風力発電施設が完成し、4日、報道陣に公開された。

 巨大な風車は海面からの高さ80メートル、羽根の長さは41・5メートル。騒音や振動で建設地が限られる陸上と違い、洋上は適地が「ほぼ無限」という。6月から約2年、風などのデータを集め、実用化の準備を進める。

 事業費は約35億円。出力は2千キロワットで、一般家庭約1500戸分の消費電力に相当するという。NEDOの担当者は「これまで風力発電は陸上中心だった。洋上展開をできるかどうかが自然エネルギーの可能性も左右する」と語った。

負担たらい回しで利子144億円 農水省、税金で処理

【編集委員・小山田研慈】日本政府がアフリカの5カ国からの支払いを免除したコメ代金を、帳消しにする国内手続きを14年間先送りしたため、余分な利子が144億円発生していたことがわかった。農林水産省は3月に税金で穴埋めしていたが、公表していなかった。

 みんなの党の山田太郎参院議員が入手した資料などによると、1979年から83年にかけて日本は、マダガスカル、モザンビーク、タンザニア、マリ、シエラレオネにコメ38万トンを販売した。これらの国は財政が厳しく、先進7カ国は99年の独ケルン・サミットで未払い金帳消しで合意した。

 この時点で日本への未払い金は337億円、利子分は95億円で計433億円だった。ただ、コメを売った農水省、海外援助の窓口の外務省、財務省などの間で、どの省の予算で負担し、どの法律で処理するかなどで意見が合わず、先送りしてきた。99年以降の14年間で、利子が144億円新たに発生した。

ロジャー・イーバートさん死去 米国の映画評論家

米シカゴ・サンタイムズ紙によると4日、シカゴで死去、70歳。

 1967年から同紙で映画評論を担当。同紙の連載は朝日新聞の「グローブ」でも掲載してきた。

 映画評論家として初めてとなるピュリツァー賞を受賞した75年からテレビにも出演し、全米で最も影響力のある評論家と言われた。

 長年、がんと闘病していたことでも知られた。2006年には手術で下あごの一部を切除し、自分で食べたり話したりできなくなったが、その後も精力的に仕事をこなした。2日付のブログ記事では、昨年は生涯最高の306本の評論を書いたことを明らかにし、「今後はペースを落とす」としながらも、続ける意向を示していた。


No comments:

Post a Comment