拉致問題解決目指す 安倍首相、訪朝を主導
突然の飯島勲内閣官房参与の北朝鮮訪問は、首相官邸が主導した。対北強硬派で知られる安倍晋三首相が、持論の「圧力」重視から「対話」路線を模索。自らの思い入れが強い日本人拉致問題の解決に向け、日朝交渉の糸口をつかむ狙いがある。その一手は功を奏するのか――。
■対話を模索
【小野甲太郎、望月洋嗣】「飯島参与からは菅義偉官房長官が話を聞く。必要があれば、直接話を聞く」
安倍首相は18日午後、訪問先の大分市内で記者団の取材にこう答えた。それまで繰り返してきた「ノーコメント」から一転、飯島氏の訪朝を初めて認めた。同じころ、東京都内のホテルでは菅氏が帰国直後の飯島氏から「本音の話をした」と報告を受けていた。
飯島氏の訪問を主導したのは首相と菅氏だった。訪朝直前、首相は飯島氏に「随行員と重要なやりとりをするときは必ず筆談で行うように」と指示。北朝鮮側に盗聴されないよう注意を促すなど心を配った。そして首相と菅氏はこう言って送り出した。
「今回は相手が何を望んでいるのか、まずはそれを聞き出してきてくれ」
もともと首相は対北朝鮮強硬派で、「普通の国ではない。普通に話し合っても問題は乗り越えられない」という北朝鮮観を持つ。これまで一貫して「圧力」に軸足を置いてきた。
カンヌ映画祭、日本映画「そして父になる」公式上映
新生児の時に病院で入れ替わり、そのまま小学生に成長した2人の男の子とその家族たちの困惑と選択を描いた人間ドラマ。是枝監督のオリジナル脚本だ。
雲海の名所に「非公認看板ネコ」 土産物店の人気者
【大畠正吾】ぼくは「しろ」。宮崎県高千穂町にある雲海の名所「国見ケ丘」のお土産物店で招きネコをしている。僕を見ると、お客さんが「かわいい」と寄ってくる。運営する町観光協会の係長さんが動画をアップしてくれて、非公認だけど「看板ネコ」の役職ももらってるんだ。
どうぶつ新聞
◇
「しろ」は推定年齢1歳。真っ白な柔らかい毛に、金色の目とピンクの鼻がチャームポイントだ。しいたけ茶のもてなしが評判の土産物店「雲海茶屋」で、店員の興梠(こおろぎ)岸子さん(58)と野尻かず代さん(62)に世話をしてもらっている。
ここに来たのは4月中旬。秋にはきれいな雲海が見える場所を、お客さんと一緒にうろうろしていた。「ネコちゃん、ガイドしてくれてるの?」。ネコ好きの2人が気づき、段ボールの家を作り、キャットフードをあげた。
「とても人が好きで、子どもにも近寄って甘える。きっと、子どもがいる家で飼われていたんでしょうね」と野尻さん。
警察改革まずメタボ警官配転 ベトナム、事故・汚職深刻
【ハノイ=佐々木学】1日に28人が交通事故で亡くなるベトナム。死亡事故の発生率は日本の3倍以上ある。飲酒運転や信号無視など、運転者のモラルの低さが深刻だが、賄賂で違反を許してきた警察にも批判が集まっている。警察は汚職撲滅を誓う一方、メタボ警官を配転させるなどイメージアップに乗り出した。
ハノイ中心部の大衆酒場「ビアホイ」。夜になるとバイクで次々と客が訪れ、道路脇の簡易テーブルで酒盛りを始める。持ち込んだ焼酎のビンを取り出して盛り上がるグループもある。そのうち何人かは、飲み終わるとバイクを運転して去った。中年の男性は「これくらいなら運転に影響はない」と赤い顔で言った。
当然、ベトナムでも飲酒・酒気帯び運転は禁止だ。だが同国で飲酒問題に取り組む市民団体「ICAP」によると、最近の調査で男性の78%、女性の80%が飲酒運転の経験があると答えた。世界保健機関(WHO)の2010年の調査では、事故で病院に運ばれたバイク運転者の約28%から基準を超える血中アルコール濃度が検出された。
モラルの低さの背後には汚職問題がある。ビアホイの男性に「警察が来たら」と尋ねると、「これで」と言って右手の指をこすりあわせた。賄賂を払えば大丈夫という意味らしい。
No comments:
Post a Comment