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Sunday, 9 February 2014

The Asahi Shinbun 10-Feb-2014


五輪の街ソチの性的少数者はいま 記者がクラブ「潜入」

 

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 ソチ五輪が開幕し、レズビアンやゲイなどのLGBT性的少数者)を取り巻くロシアでの現状に関心が集まっている。同性愛者への差別を助長しかねない法律が昨年成立し、五輪のボイコット運動にまで発展したからだ。性的少数者への差別や偏見が根強いロシアの今を見た。
 ソチ中心部の黒海に面した飾り気のない建物。午前0時が近づくと、ぽつぽつと人が集まり出す。
 中に入ると、大音響の音楽に色とりどりの照明。きらびやかな女性もののドレスを着た男性たちが現れた。「ソチ五輪が開幕するのは今、ここからです。外国の皆さんもようこそ」。出演者が冗談を飛ばし、客席では笑いが爆発する。








スイスの国民投票、移民制限に賛成多数 EU側「遺憾」

 スイスで9日、外国人移民の数を制限するかどうかを問う国民投票が行われ、賛成が多数となった。今後、法律で国籍ごとに移民数の枠を定めることになった。欧州連合(EU)非加盟ながらも、EUとの間で人の移動を自由にし、人口の2割超を占める移民はスイス経済に不可欠な存在だが、国民には反移民感情が根強いことが露呈した。
 憲法に「滞在する外国人の上限と割当数を毎年決める」という条文を加えることの是非が、投票にかけられた。スイス政府発表によると、賛成50・3%、反対49・7%。20州と6準州のうち、12州と5準州で賛成が上回り、州の数でも過半数が賛成となったため、結果は拘束力を持つ。投票率は55・8%だった。
 投票は与党の右派・国民党が、法定の10万人分の署名を集めて実現。スイスはこれまで、外国人の滞在許可について個別に審査し、人数の制限はなかった。








橋下氏、一点突破に活路 出直し選「僕はワンイシュー」

 

 ワンイシューで民意を問う「小泉流」を引き継ぐ政治家が大阪にいる。橋下徹大阪市長(44)だ。
 橋下氏はかつて、郵政選挙で大勝した小泉氏を「大政治家」と呼び、「民意を使いながら既得権と対峙(たいじ)するのが、政治家の一番の役割だ」と絶賛していた。
 その橋下氏は来月9日告示の出直し大阪市長選に臨む。橋下氏が市民に問うのは、市をなくして特別区に再編する大阪都構想の制度案づくりから反対派を外し、議論を前に進めることの是非だ。今月6日、記者団に「みんなワンイシュー選挙を否定するが、僕はワンイシューでいかないとしょうがない」と語った。








主将・葛西「勢い付けたかったが…」2回とも伸びず8位

 

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 (9日、ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒル)
この大会、葛西紀明にしか果たせない役割がある。7回目の五輪で初めて任された日本選手団の主将だ。自分のためだけでなく、日本チームを見わたしつつ、勝負に挑んだ。
 技術だけでなく、パワーがより求められるノーマルヒルの試合は差がつきにくい。1回目は101・5メートルの8位で、メダル圏内まで距離にして2 メートル弱。2回目に逆転を狙ったが、やや踏み切りが遅れる。100メートルと伸びず、順位はそのままだった。「試合が始まる前までに日本がメダルを取っ ていなかったので、ここで一発、メダルを取って勢いをつけてやろうかなと思っていた。そこは残念」。葛西の声が沈んだ。









ワンイシュー選挙、空転 小泉氏の「悔しさ」

 

写真・図版
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 東京都知事選で「脱原発」を争点化しようとした主役は、細川護熙元首相(76)を支えた小泉純一郎元首相(72)だった。一つのテーマに絞って選挙を戦う小泉氏の「ワンイシュー(単一争点)選挙」はかつて首相の座を勝ち取り、「郵政選挙」で自民党を圧勝させた時と同じ手法だ。だが、今回は民意のうねりを起こせなかった。なぜだったのか。
■原発なじまず
 「残念な結果ですが、これからも『原発ゼロ』の国造り目指して微力ですが努力を続けてまいります」。9日夜、都内の細川氏の事務所。細川氏は記者会見で、小泉氏から寄せられたファクスを読み上げた。手書きの1枚紙に縦書きで7行。小泉氏の悔しさがにじんでいた。
 東京が記録的な大雪となった選挙最終日の8日夜、激しい雪が吹きつける中、小泉氏はJR新宿駅前で選挙カーの上に立った。17日間の運動期間のほぼ全てを細川氏の応援に費やした総仕上げだった。
 「原子力を基幹的エネルギーにする勢力と、原発なしで発展しようという勢力とのせめぎあいが今、始まっている」。真っ白な傘の列に向かい、小泉氏は叫んだ。14分間の演説内容は「原発ゼロ」一色で、告示以降変わらない。首相在任中の9年前に自民党を大勝に導いた郵政選挙と同じで、原発推進派を「抵抗勢力」に見立てた。
 自らの政権で引き立てた「弟子」の安倍晋三首相についても、名指しこそしなかったが、8日の演説で「原発再稼働させようという動きが顕著になっている。これは止めなきゃならない」と強く牽制(けんせい)した。
 小泉氏は2001年の自民党総裁選で「自民党をぶっ壊す」と訴え、首相の座に就いた。05年の総選挙では「郵政民営化、是か非か」と民意を問い、自民党を圧勝に導いた。その再現を狙った今回のテーマが「原発ゼロ」だった。
 だが、今回は思惑通りには進まなかった。報道各社の序盤の情勢調査で、細川氏は舛添要一氏(65)に軒並み水をあけられた。街頭演説では多くの聴衆が集まり、拍手も起きるが、途中で離れる人も多かった。
 小泉氏は1日夜、選挙戦の感触を聞いた朝日新聞記者に「どうして、あんな調査結果になるんだ。(自分の演説に)あれだけ集まって反応しているのにおかしいじゃないか」と首をかしげた。
 なぜ「原発ゼロ」のワンイシューが有権者に届かなかったのか。








またも敗北、脱原発派は落胆 「一本化できていれば…」

 

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 「脱原発」を求める市民の声は、またも選挙結果に結びつかなかった。都知事選の敗北を経て、脱原発運動は今後、どこへ向かうのか。
 「千載一遇のチャンスが天から降ってきたのに」。脱原発を求める市民グループ代表の河合弘之弁護士は声を落とした。
 河合弁護士らは、ともに脱原発を訴える細川護熙宇都宮健児両氏の一本化を目指してきた。細川氏と小泉純一郎氏の元首相2人がそろって脱原発を訴える異例の展開だったからだ。結局、一本化は実現せず、両候補は敗れた。















確定得票

015000003000000

舛添要一舛添要一
(65)


2,112,979


宇都宮健児宇都宮健児
(67)


982,594


細川護熙細川護熙
(76)


956,063


田母神俊雄田母神俊雄
(65)


610,865


家入一真家入一真
(35)


88,936


ドクター・中松ドクター・中松
(85)


64,774




※敬称略。かっこ内の年齢は投票日現在







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