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Saturday, 23 March 2013

The ASAHI SHINBUN 24-march-2013

公園でボール、千代田区解禁 遊び場探し、子どもは大変

【吉本美奈子、北林晃治】東京のど真ん中、千代田区が、都心の公園でキャッチボールなどのボール遊びを解禁し、子どもの「外遊び」を促す条例の制定を目指している。体力低下が深刻化するなか、いま、子どもの外遊びはどうなっているのか。

 平日の午後5時過ぎ、オフィスビルに囲まれた千代田区の公園に、バットやグラブを持った小学生9人が集まってきた。地元の少年野球チームの仲間だ。

 公園には「ボール遊び禁止」の看板。それでもバッティング練習がしたくて、ほかの子どもや大人がいない時間を選んで集合した。

 「週末だけじゃうまくならない。みんな塾や習い事があって練習できるのは今日しかない」と口をそろえる。3人一組でボールを投げ、打ち始めた。近所の住民に注意されたこともあるという少年は「大人より大変なんだよ」とこぼした。

東京都、「脱東電」→「新電力」 電力自由化をリード

東京都が、電力調達先の分散を進めている。施設により複数の電力会社と分けて契約する「部分供給」を導入したり、都庁舎で消費する電力の一部をガス発電に代えたり。政権が自民党に戻り、発送電分離の方針が後ずさりする中、「脱東電」から一歩踏み出して新電力を後押しし、電力自由化をリードする構えだ。

 一昨年の震災で福島県などの被災者の避難所となった、東京武道館(東京都足立区)は2月から、東京電力だけでなく丸紅から電力供給を受けている。

 電力には24時間通して使う「ベース部分」と昼間の「変動部分」があるが、これを分けて契約した。50キロワット以下のベースを東京電力が、これを超える変動部分を丸紅が供給する。これまでの東電の売値が高かったため、東京都は、1年間で約10%、350万円の経費を節減できる計算だ。

 「部分供給」方式は1月に導入した中央図書館(港区)に次いで2件目だが、都によると自治体としては初めてだという。なぜこうした方式を採るのか。

福岡周遊オープンバス、快走中 開業1年、女性に人気


【土屋亮】青と赤。鮮やかな2台の2階建て周遊バスが福岡市内を走り始めて、24日で1年になる。物珍しさにひかれて多くの博多っ子が乗り、上々の滑り出しだ。県外からの観光客のハートをつかめるかがこれからのカギになる。

■乗客、目標上回る6万3千人 3割は地元市民

 2階建て周遊バス「フクオカ・オープン・トップ・バス」の最大の魅力は、その眺望だ。2階席に座ると、目線の高さは地上から約3メートル。路線バスの天井に座ったような感覚でまわりを見下ろせる。

 屋根がないので、信号機や歩道橋が目の前に飛び込んでくる。都市高速を走るコースでは博多湾の潮風を感じられるのも心地いい。今の季節、道路わきで咲く満開の桜を間近で見られるのも、普段はできない体験だ。

 料金は、大人1500円、4歳~小学生750円。バスを走らせる西日本鉄道は、採算ラインとして年間5万人の乗客を見込んでいた。実際には目標を26%上回る6万3千人が乗った。西鉄の阿部政貴課長は「予想以上に多くのお客さんに乗ってもらえた」と手応えを口にする。

 人気が高かったのは、右に博多湾、左に福岡タワーやドーム球場を眺めながら都市高速を疾走する「シーサイドももち」「福岡きらめき夜景」の2コース。乗車率は65%を超えた。夜景コースでは夏にビールのサービスもした。

震災時の教室、集えるように 福島・浪江小の先生ら掃除

東京電力福島第一原発事故で警戒区域に指定されている福島県浪江町の浪江小学校。4月1日の区域再編で立ち入り規制が緩和されるのを前に23日、震災当時の先生らが教室を掃除した。床に落ちていたランドセルをから拭きし、当時の席順通りに机の上に置いた津島正子先生(52)は「離ればなれになった教え子たちと、いつか会いたい」と話した。

     ◇

 福島県浪江町の浪江小学校を23日、東日本大震災当時の先生たちが訪ね、2年間散らかったままだった机やランドセルを磨いた。東京電力福島第一原発事故で警戒区域に指定されていたが、4月1日の区域再編で学校周辺の立ち入り規制が緩和される。浪江小は5月、希望する保護者らに開放される予定だ。



森田あゆみ、セリーナに完敗 テニス、ソニー・オープン


テニスのソニー・オープンは23日、米マイアミで行われ、女子シングルス3回戦で世界ランキング50位の森田あゆみは同1位の第1シード、セリーナ・ウィリアムズ(米)に3―6、3―6で敗れた。女子ダブルス1回戦ではクルム伊達公子とケーシー・デラクア(豪州)のペアが今年の全豪優勝の第1シード、サラ・エラニ、ロベルタ・ビンチ組(イタリア)に7―6、2―6、9―11で逆転負けした。

 日本勢でただ一人勝ち上がっている男子の世界ランキング15位、錦織圭は24日午前11時(日本時間25日午前零時)からの3回戦で2002年ウィンブルドン選手権ベスト4の同53位、グザビエ・マリス(ベルギー)と初対戦する。

 錦織は22日の試合後の記者会見で、練習拠点である米フロリダ州のIMGアカデミーで一緒に練習することもあるマリスについて、「すごいセンスのある選手なので、対戦は楽しみ。フェデラーにも認められているし、実力があるのは誰もが認めている。彼に爆発されるか、されないか」と語った。


腰痛、推定2800万人 40~60代の4割、悩む

【辻外記子】腰痛の人は全国に推定で2800万人いることが、厚生労働省研究班の調査でわかった。40~60代の約4割が悩んでいた。関係学会は、一般的な治療法ごとにお勧め度をまとめた。原因不明の腰痛では、安静よりも運動が効果的で、1カ月以上続く痛みにはマッサージの効果ははっきりしなかった。ストレスなど心理的な影響も腰痛の引き金になると認定した。

 厚労省研究班(主任研究者=吉村典子・東大病院特任准教授)は東京や新潟、広島など全国8カ所の住民約1万2千人分のデータを分析した。医師による問診などで、「腰に痛みがある」「1カ月以内に1日以上痛みがあった」人の割合は、60代が4割強でピークだった。40代、50代も4割前後で、70代以上は下がる傾向があった。男女比は4対6だった。

 痛み止め、温熱、マッサージ、腰の牽引(けんいん)……。様々な腰痛の治療法、どれが本当に効くのか。日本整形外科学会と日本腰痛学会は、一般的な治療法の信頼度を診療指針にまとめた。白土修・福島県立医科大教授(会津医療センター準備室)らが、国内外の約200の論文を分析した。

 腰痛は、背骨のがんや、腰椎(ようつい)骨折、椎間板(ついかんばん)ヘルニア、脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症などでも起こる。こうした病気が疑われれば、すぐに画像検査をして、もとの病気を治す必要があるという。


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