六価クロム、環境基準の3千倍超 江戸川区、排水溝の水
【森治文】東京都江戸川区の都立大島小松川公園近くの排水溝の水が、環境基準の3千倍を超す濃度の六価クロムに汚染されていることが東京農工大の研究グループの調査で分かった。六価クロムは発がん性が指摘される有毒物質。周辺ではこれまでも漏出が相次いでおり、無害化処理されないまま地中に埋まっている可能性がある。原因究明を怠ってきた都の姿勢が問われそうだ。排水溝は、江戸川区小松川1丁目の車道とガードレールを隔てた歩道下を通る。今年1~2月、東京農工大の渡辺泉准教授(環境毒性学)の研究グループが水を採取して調べた。最高で153ppmの六価クロムを検出した。環境基準1リットルあたり0・05ミリグラム(0・05ppm)の3千倍以上。
排水溝は格子状の金属のふたがしてあり、住民が直接触れるおそれはないが、口に入れば深刻な影響も懸念されるレベルという。
昨年衆院選は「違憲」 無効請求棄却 仙台高裁秋田支部
「一票の格差」が最大で2・43倍となった昨年12月の衆院選について、弁護士グループが「法の下の平等を定めた憲法に違反する」として選挙の無効(やり直し)を求めた訴訟で、仙台高裁秋田支部(久我泰博裁判長)は27日、選挙を違憲とする判決を言い渡した。ただ、選挙無効の請求は棄却した。一連の訴訟では、弁護士グループが全国14すべての高裁・支部で計31選挙区を対象に提訴しており、高裁判決は仙台高裁秋田支部が最後。26日までの15件のうち「選挙は有効だが、違憲」とする判決が11件と過半数を占めていた。25日の広島高裁と26日の広島高裁岡山支部は「無効」にまで踏み込んだが、名古屋と福岡の両高裁は「違憲状態」にとどまり、判断が分かれている。
衆院選の「一票の格差」をめぐっては、最高裁が2011年3月、最大格差が2・30倍だった09年衆院選について「違憲状態」と判断。地方に議席を手厚く配分する「1人別枠方式」が格差を生む主な要因だとして速やかな廃止を求めた。
無断外出の少年に「穴掘り」2メートル 福岡の児童施設
福岡県那珂川町の児童自立支援施設「県立福岡学園」が、無断外出などをした入所少年2人に「特別指導」として深さ2メートル以上の穴を掘らせていたことがわかった。学園は「懲罰との思いはなかったが、入所者が懲罰的に感じたのなら、率直に反省する」と話している。厚生労働省は児童自立支援施設の運営指針に抵触する可能性があると指摘している。学園には、非行からの立ち直りをめざす目的などで中学生を中心に男女計37人が入所。規則正しい生活を送らせる中で農作業にも従事させている。特別指導は無断外出や暴言、暴力などの問題を起こした際に課され、穴掘りや草取り、畑の世話などもある。
今年1月、入所する男子中学生2人が特別指導で穴掘りをした。立ち会った職員の話によると、深さ1メートルで止めようとしたが、少年が「もっと掘りたい」と言い、掘らせたという。
聖徳太子は実在せず? 高校日本史教科書に「疑う」記述
【岡雄一郎】聖徳太子は架空の人物――!? 2014年度から主に高校2年生が使う日本史の教科書では、これまで「常識」とされてきた歴史を疑う記述が目立つ。「史実は容易に定まらない」という歴史学の宿命を教えるのが狙いのようだ。清水書院は「聖徳太子は実在したか」と題したコラムを載せた。憲法十七条や冠位十二階といった施策は太子の実績と断定できない、旧1万円札で有名な肖像画も「太子像」とする根拠がない――との内容だ。
近年、太子の実像に関する史料研究が進んだことに触れ、「多くの疑問が提起されている」と結んでいる。「研究者の間では以前からある話題。史料には様々な見方があるという面白さを知ってほしかった」と編集担当者は話す。
堀江貴文元社長が仮釈放 旧ライブドア粉飾決算事件
粉飾決算事件で懲役2年6カ月の実刑判決が確定し、服役していた旧ライブドアの堀江貴文元社長(40)が27日、収監先の長野刑務所から仮釈放された。
堀江元社長は、自社株の売却収入を売上高に含めて約53億円の粉飾をしたなどとして証券取引法(現・金融商品取引法)違反の罪に問われ、2011年5月に懲役2年6カ月の実刑が確定。同年6月に東京拘置所にいったん収監され、刑務所に移されていた。
堀江元社長のツイッターには27日午前、「今日仮釈放になりました! 無事仮釈放をもらうことができました」などと書き込まれた。
堀江元社長は服役中の様子を、週刊朝日などを通じてつづっていた。収監前には、東京・霞が関に「モヒカン」刈りの姿で現れ、「株主には結果として迷惑をかけた。(受刑中は)退屈だと思うけど、自分を見つめ直し、罪を償って帰ってくる」などと語っていた。
堀江元社長は、自社株の売却収入を売上高に含めて約53億円の粉飾をしたなどとして証券取引法(現・金融商品取引法)違反の罪に問われ、2011年5月に懲役2年6カ月の実刑が確定。同年6月に東京拘置所にいったん収監され、刑務所に移されていた。
堀江元社長のツイッターには27日午前、「今日仮釈放になりました! 無事仮釈放をもらうことができました」などと書き込まれた。
堀江元社長は服役中の様子を、週刊朝日などを通じてつづっていた。収監前には、東京・霞が関に「モヒカン」刈りの姿で現れ、「株主には結果として迷惑をかけた。(受刑中は)退屈だと思うけど、自分を見つめ直し、罪を償って帰ってくる」などと語っていた。
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