Pages

Sunday, 7 April 2013

The Asahi Shinbun 8-april-2013

甲府周辺で暴力団抗争が激化 昨年11月から発砲11件

甲府市を中心に、山梨県内で暴力団の分裂が原因とみられる抗争が激化している。昨年11月から少なくとも11件の発砲事件が発生。今月7日夜には対立団体の組員らがもみ合い、傷害容疑などで3人が現行犯逮捕された。発砲現場近くの学校などでは、警察官らがパトロールを強める。

 南甲府署によると、傷害などの容疑で逮捕されたのは、指定暴力団稲川会山梨一家から分裂してできた山梨侠友会の男2人と山梨一家の元組員。3人は7日午後9時半ごろ、甲府市にある山梨侠友会事務所近くの路上でトラブルになり、互いに暴行した疑いがある。警戒中の警察官に現行犯逮捕された。

 山梨県内では2011年5月に山梨一家が分裂して山梨侠友会が発足して以来、抗争が続く。

北日本などで「春の嵐」続く 北海道・中山峠で土砂崩れ

日本列島に台風なみの風雨をもたらした低気圧は、8日朝には中心部が北海道の東に到達。北海道や東北地方で、土砂崩れなどの被害が出た。雨は収まったものの、北海道のえりも岬で39・4メートルの最大瞬間風速を記録するなど、北日本・東日本で強風が続いている。

 札幌市南区定山渓の中山峠を通る国道230号では7日午後、約50メートルにわたって土砂崩れが発生した。14・3キロが通行止めとなっている。復旧のめどは立っていない。

 北海道開発局によると、土砂崩れは札幌市南区の定山渓温泉から5キロほど中山峠方向に入った地点。国道わきの斜面が長さ約50メートル、幅40~50メートルにわたって崩れ落ち、道路にひび割れが発生した。大雨と雪解け水が原因とみられる。室蘭市の国道37号でも、強風のため一部区間が通行止めとなっている。

 国道230号は昨年5月にも、今回の場所から約11キロ離れた地点で土砂崩れが発生。約20日間にわたって通行止めが続き、市民生活に影響が出た。

 JR北海道では8日午前10時40分現在、特急など計53本が運休した。強い雨と風の影響で根室線の新得―富良野間で運転を見合わせた。このため、札幌発帯広行きの特急スーパーとかち3号など札幌と帯広、釧路を結ぶ特急14本が運休した。函館線の倶知安―長万部間ではトンネル内の線路が冠水した。

 札幌管区気象台によると、8日朝までの24時間降水量は、北海道斜里町ウトロで146ミリ、標津町で134ミリを観測するなど6地点で4月の最高記録を更新した。

 宮城県石巻市三輪田では8日午前8時25分ごろ、農家の女性(55)が、強風であおられた牛舎の扉にぶつかり転倒、頭を打ち、軽いけが。同県蔵王町宮では7日午後11時40分ごろ、プレハブ小屋(3平方メートル)が強風で飛ばされた。仙南地域広域行政事務組合消防本部によると、男性(79)が右肩を打ち軽いけがをした。同本部には午前9時半現在、「屋根が飛ばされた」など強風被害の通報が14件寄せられているという。

 低気圧は今後、日本から離れていく見込みだが、気象庁は、北日本を中心に8日深夜にかけて強風が続くとして、警戒を呼びかけている。

三菱UFJFG、米で不動産融資を買収 ドイツ銀から

三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が、ドイツ最大手のドイツ銀行から、米国での不動産融資事業を買収することが8日分かった。買収額は37億ドル(3600億円)程度とみられる。米景気が回復傾向にあることから、現地での事業拡大を図る。

 三菱UFJ傘下の米ユニオンバンク(カリフォルニア州)が、ドイツ銀行の事業を引き継ぐ形で買収する。不動産開発の貸出先はニューヨークなど都市部のオフィスビルが中心。欧州系の銀行は、欧州債務問題の影響による収益悪化で資産売却を進めており、三菱UFJはその受け皿になる形で海外事業を強化する。

 米不動産市場は、2008年秋のリーマン・ショック後に低迷が続いていたが、最近は不動産価格の上昇など、回復の兆しが出ている。新たに買収する事業も、貸出先はリーマン・ショック後に開発した優良物件が多く、収益拡大が見込めるという。

死んだ魚1千匹、上海の川に浮く 当局「水質異常なし」

【上海=金順姫】上海市郊外の川で、約1千匹にのぼる大量の死んだ魚が浮いているのが見つかった。異臭を放ち、住民が通報。原因はわかっていないが、地元当局は川の水質に異常はないと説明している。中国紙が伝えた。

 同市松江区の川で今月1日ごろから死んだ魚が浮きはじめ、徐々に量が増えていった。100メートルほどの区域に約1千匹の魚が漂い、周囲には生臭いにおいがしたという。4日に住民が当局に電話で知らせ、6日までに死んだ魚の回収はほぼ終わった。

 上海では3月、別の場所で大量の豚の死骸が川に流れ着き、市民を不安に陥れたばかり。中国版ツイッター・微博には「ほんとにいい街だ。豚のスープを飲み終わったら、今度は魚のスープか」といった書き込みが相次いでいる。

クリントン氏、もう活動再開 16年大統領選に照準?

【ワシントン=大島隆】2月に国務長官を退任したヒラリー・クリントン氏(65)が、講演などの活動を再開させた。「退任後はしばらく休みたい」と訴えていたクリントン氏だが、「仕事中毒の彼女が休んでいられるわけがない」という大方の予想通り、短い休息に。活動再開は2016年の大統領選に向けた布石との声も出ている。

 クリントン氏は2日、ワシントンで退任後初めて講演した。5日にはニューヨークでも講演。いずれも女性の権利をテーマにした会議で「女性の権利は今世紀の残された課題だ」などと訴えた。4日にはクリントン氏が回顧録を執筆し、14年に出版することも明らかにされた。

 こうした中で、クリントン氏の大統領選出馬を支援する政治団体が勝手連的にいくつも立ち上がっている。メディアの注目も高まり、7日の各テレビ局の政治討論番組は、クリントン氏の出馬を取り上げた。

2月の経常収支、4カ月ぶりの黒字 貿易赤字は続く

【五十嵐大介】財務省が8日発表した2月の国際収支(速報)によると、海外とのモノやサービスの取引や投資の状況を示す経常収支は、6374億円の黒字だった。輸出よりも輸入の方が多い貿易赤字は続いているものの、日本企業が海外で稼いだお金がカバーし、4カ月ぶりの経常黒字となった。

 海外から入る配当金や利子をあらわす所得収支は1兆4074億円の黒字で、黒字幅は前年同月より1635億円増えた。黒字幅は前年比で3カ月連続の増加。日系企業が海外で稼いだお金を日本に還元するとき、外貨が円に替わるが、最近の円安によって外貨の価値が高まり、黒字を押し上げた。

 一方、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6770億円の赤字で、8カ月連続の赤字。円安や原油高などによる輸入額の増加に加え、中国や欧州向けの輸出が減ったのが響いた。このため、経常収支の黒字幅は、前年同月に比べて5652億円減った。

No comments:

Post a Comment