砂川事件時の最高裁長官、米公使と密談 判決見通し伝達
【須藤龍也】米軍の旧立川基地にデモ隊が侵入した「砂川事件」で、米軍駐留を違憲とした一審判決の後、当時の最高裁長官が駐日米公使らと密談し、上告審判決の見通しなどを述べていたことが、米国の公文書で明らかになった。結果的に一審判決は破棄され、米国側は長官が「金字塔を打ち立てた」と称賛。一方、研究者らは「司法権の独立を脅かすものだ」と指摘する。
公文書は1959年8月3日、11月5日、12月17日付の計3通。日米安保条約の改定を控え、両国政府が反対世論の動向を注視していた時期で、すべて駐日米大使のダグラス・マッカーサー2世が、本国の国務長官へ宛てた公電だった。
公電によると、発言したのは当時の田中耕太郎・最高裁長官(1890~1974)。検察側は一審判決を受け、高裁への控訴を経ずに、最高裁に直接上告する「跳躍上告」をしていた。8月3日付の公電は、上告審の公判日程が決まる3日前の7月31日に、田中長官が当時の米首席公使と「共通の友人宅」でかわしたやりとりとされる。
公文書は1959年8月3日、11月5日、12月17日付の計3通。日米安保条約の改定を控え、両国政府が反対世論の動向を注視していた時期で、すべて駐日米大使のダグラス・マッカーサー2世が、本国の国務長官へ宛てた公電だった。
公電によると、発言したのは当時の田中耕太郎・最高裁長官(1890~1974)。検察側は一審判決を受け、高裁への控訴を経ずに、最高裁に直接上告する「跳躍上告」をしていた。8月3日付の公電は、上告審の公判日程が決まる3日前の7月31日に、田中長官が当時の米首席公使と「共通の友人宅」でかわしたやりとりとされる。
浄土真宗本願寺派・大谷門主退任へ 15日に表明見通し
全国に約1万寺院を抱える国内最大級の仏教教団、浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)トップで、宗祖・親鸞の子孫にあたる大谷光真(こうしん)門主(もんしゅ、67)が、退任の意向を固めた。後継には長男の光淳(こうじゅん)さん(35)が就く見通し。激戦地にJRも参入 ホテル競争、福岡で加速
【土屋亮】ホテル業界の激戦地である福岡市にJR九州が8日、宿願の大型ビジネスホテルをオープンさせた。博多駅の目の前という好立地で、ビジネスや旅行客の奪いあいはさらに激しくなる。一方、開業44年の老舗の西鉄グランドホテルは4月から、修学旅行の受け入れに初めて踏み切る。■JR、博多口に247室
JRが8日開業させた「ブラッサム博多中央」は、大きなガラス壁に囲まれた1階のレストランが特徴だ。ビュッフェ式で宿泊者以外も利用でき、初日から多くの人でにぎわった。
JRは長崎、熊本、鹿児島、宮崎と駅の上にホテルをつくり、大分でも計画中だ。しかし空港が近い博多駅は高層化できず、2011年に九州新幹線が全線開通してJR博多シティが開業したときも、ホテルはできなかった。
あれから2年。地上14階247室は、博多駅周辺でも大規模だ。中原敏成(としなり)総支配人は「年間の売り上げ目標は7億円」と言い、JRのホテルの稼ぎ頭になることを期待する。だが、ここから徒歩1分のところには、11年に大手のロイヤルパークホテルができて、駅周辺にホテルはひしめく。
ピロリ除菌しても胃がん検査必要 学会「効果は限定的」
【編集委員・浅井文和】「ピロリ除菌をしても胃がん検査を受けて」という声明を、日本消化器がん検診学会が8日、学会のホームページに掲載した。胃がんの原因になる細菌「ヘリコバクター・ピロリ」の除菌治療で胃がんの発生リスクは減るが、ゼロになるという報告はなく、除菌してもがんの検査が不要というわけではないという。同学会理事会(理事長=深尾彰・山形大副学長)は「除菌による胃がん発生予防効果は限定的」とする声明を出し、除菌後も主治医から定期的に内視鏡検査を受けるか、X線検査による胃がん検診を受けることが必要と呼びかけた。
除菌に成功しても、胃炎などですでに前がん状態にある場合は、そこから一定の頻度で胃がんが起こる可能性があるためという。
北朝鮮労働者5万人出勤せず 開城、韓国企業の生産停止
【ソウル=中野晃】韓国統一省は9日朝、軍事境界線の北側にある開城(ケソン)工業団地に、5万人超いるはずの北朝鮮の労働者が出勤していないと明らかにした。北朝鮮は8日に労働者の「全員撤収」を表明していた。進出している韓国企業123社は生産の全面ストップに追い込まれた。羽生三冠先手で相がかりに 将棋名人戦第1局初日
先手となった羽生善治三冠は対局開始後、すぐに▲2六歩。森内俊之名人も△8四歩と応じ、相がかりに進んだ。羽生三冠が先手で相がかりを採用するのは、2011年の第59期王座戦第2局(対渡辺明竜王戦)以来、約1年半ぶりだ。 対局生中継はこちらから羽生三冠が森内名人を破って十九世名人の資格を得た08年の第66期名人戦七番勝負では、双方が相がかりを採用。全6局中3局がこの戦型となった。勝負の行方はもちろん、戦型の面でも注目の七番勝負になりそうだ。(村瀬信也)
■第1局始まる
森内俊之名人(42)に羽生善治三冠(42)が挑戦する第71期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第1局が9日午前9時、東京都文京区の椿山荘で始まった。持ち時間は各9時間で、10日夜に終局する見込み。
午前8時55分、記録係の石田直裕四段が森内名人の歩を5枚取って振り駒をした結果、「と金」が3枚出て羽生三冠が先手と決まった。
午前9時、立会人の佐藤康光九段が「定刻になりましたので、羽生挑戦者の先手番で対局を開始してください」と告げ、羽生三冠の第1手は飛車先を突く▲2六歩。森内名人は△8四歩と応じ、相がかり模様に進んでいる。(深松真司)
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