M8超の南海トラフ地震「50年以内に90%」 調査委
【合田禄】政府の地震調査委員会は24日、駿河湾から九州沖まで延びる南海トラフで起きる恐れがある大地震の発生確率を公表した。トラフ沿いのどこかでマグニチュード(M)8~9の地震が起きる確率は、50年以内に90%程度以上、10年以内なら20%程度などで「切迫性が高い」とした。
南海トラフ地震の被害想定特集
調査委は2001年に確率を初めて発表した。以後、東海、東南海、南海の3領域に分けて予測してきたが、東日本大震災を想定できなかった反省から12年ぶりに方法を見直した。
前回との大きな変更は、全域で統一して予測した点。南海トラフでは、歴史的な記録がある白鳳(はくほう)地震(684年)以降、繰り返しM8級の大地震が起きてきた。南海や東南海といった領域でそれぞれ起きたり連動したり多様な現れ方をしてきたため、これまでの領域ごとの予測では実態にそぐわないと判断した。
「お出迎え 昔はチューで 今は…」 足クサ川柳最優秀
「お出迎え 昔はチューで 今はシュー」。大阪市の靴下メーカー、岡本が、足のにおいをテーマに募った「足クサ川柳」の最優秀賞が22日、発表された。玄関で愛を確かめ合ったのは昔の話。今や消臭剤をかけられてしまう存在になった夫の姿が目に浮かぶような作品だ、と選ばれた。
2月下旬~3月末、1万2617句の応募があり、社員の投票で決めた。最優秀作品は「『チュー』と『シュー』のたった1字違うだけで、これほど意味が変わるとは」と評価されたという。
優秀賞には「妻マスク 花粉・PM オレの足」などが選ばれた。時事ネタと足の臭いを絡めたうまさが支持された。
名探偵かと思ったら… 紹介先は悪徳業者、トラブル急増
【津田六平】悪徳探偵を巡るトラブルが増えている。テレビドラマや小説で難事件を解決する姿とは違い、依頼人の弱みにつけ込んで法外な料金を請求する業者もいる。
「消費者問題に関する専門家による無料相談 24時間 年中無休」
東京都内に住む男性は昨年、詐欺被害の相談をうたうウェブサイトを見つけた。運営していたのは都の認証を得たNPO法人。
男性はその前年、社債の購入に伴い約1億円の損害を出していた。「少しでもお金を取り戻したい」。電話口で相談すると「いい探偵を知ってますよ」と都内の探偵業者を紹介された。
中国での著作権侵害、年間6.5兆円 日本アニメなど
【藤井裕介】文化庁は24日、日本のアニメやゲームの中国での著作権侵害は推計で年間906億件にのぼり、正規の購入金額で換算すると総額6兆5千億円になるとの調査結果を発表した。「海賊版のダウンロードなど、オンライン上の侵害が中心。中国政府にも依頼して対策を進める」と話している。
今年3月、中国の北京、上海、広州、重慶の4市で市民計4千人を対象に、日本のアニメ映画やコミックなどをどのように入手しているかを調べ、その結果から推計した。
インターネットで視聴したり書店で買ったりした件数を市ごとにみると、年間平均で1人あたり210~280件にのぼり、そのうち90~130件は著作権者に無許諾で流通していたとみられるという。中国全土で推計すると年間906億件が無許諾で入手された計算になるという。
農水省の内部文書124点流出か サイバー攻撃調査委
【貞国聖子】農林水産省の公用パソコンがサイバー攻撃を受けた問題で、有識者による調査委員会(委員長=稲津久・農林水産政務官)は24日、内部文書124点が流出した可能性があるとの調査結果を発表した。流出の疑いを指摘された後の省内の対応も、情報共有ができておらず不適切だったとしており、その結果、流出の把握が遅れた。
調査委によると、内部文書は昨年1月から4月にかけてパソコン5台から流出した疑いがある。同省の規定で機密レベルは3段階あり、流出した可能性があるのは、レベルが2番目に高い文書85点と最も低い文書39点だった。環太平洋経済連携協定(TPP)に関する文書が含まれていたとみられているが、調査委は「情報セキュリティーの観点から答えられない」として文書の内容を明らかにしなかった。
調査委によると、昨年1月下旬と2月上旬、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)から同省に「ウイルス潜伏の可能性がある」と連絡があった。情報セキュリティー対策担当の同省評価改善課が民間の専門業者に調査を頼んだところ、3月下旬と5月の2回、「情報流出の可能性があり、通信記録の分析が必要」と指摘された。

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