(考 民主主義はいま)「1強政治」の抑止力
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【富田祥広】自民党の1強体制は政治に安定をもたらすのか、それとも権力の暴走を招くのか。38年続き、政治腐敗を批判された55年体制下の自民党一党支配時代に手がかりを探りたい。巨大与党の中枢にいた2人が語る「1強」の功罪とは――。
■「ダメ」と言うのは国民 元衆院副議長・渡部恒三氏
半世紀に及ぶ政治活動に昨年、ピリオドを打った。引退後は講演活動をしながら、福島県会津若松市の自宅で過ごしている。
「(7月の参院選で)民主党があれほど負けるとは夢にも思わなかった。政治家としての最後の大きな仕事は、自民党を飛び出して二大政党制をつくったことだったのに。残念な結果だ」
1986年、中曽根康弘政権下で実施された衆参同日選で自民党は圧勝した。続く竹下登政権で渡部氏は自民党の国会対策委員長を務め、「竹下派七奉行」の一人に数えられた。
「当時、最大の焦点は消費税の導入だった。野党の審議拒否が一番怖かった。重要法案の単独審議や単独採決は絶対に許されない。それが圧倒的な議席を持つ党の責任だと感じていたから。野党の幹部とこっそり会い、『反対してもいい。でも、審議には最後まで参加してほしい』と言った」
第2次安倍晋三政権は、かつての自民党一党支配を思わせる安定した権力基盤を手にした。
■「ダメ」と言うのは国民 元衆院副議長・渡部恒三氏
半世紀に及ぶ政治活動に昨年、ピリオドを打った。引退後は講演活動をしながら、福島県会津若松市の自宅で過ごしている。
「(7月の参院選で)民主党があれほど負けるとは夢にも思わなかった。政治家としての最後の大きな仕事は、自民党を飛び出して二大政党制をつくったことだったのに。残念な結果だ」
1986年、中曽根康弘政権下で実施された衆参同日選で自民党は圧勝した。続く竹下登政権で渡部氏は自民党の国会対策委員長を務め、「竹下派七奉行」の一人に数えられた。
「当時、最大の焦点は消費税の導入だった。野党の審議拒否が一番怖かった。重要法案の単独審議や単独採決は絶対に許されない。それが圧倒的な議席を持つ党の責任だと感じていたから。野党の幹部とこっそり会い、『反対してもいい。でも、審議には最後まで参加してほしい』と言った」
第2次安倍晋三政権は、かつての自民党一党支配を思わせる安定した権力基盤を手にした。
柔軟剤の香りで「体調不良」 頭痛・吐き気など相談急増
【小泉浩樹】衣服を洗濯する時に使う柔軟剤の香りで体調を崩したと訴える相談が急増していると、国民生活センターが19日発表した。香りと体調不良との因果関係は不明だが、センターは「自分にとって快適なにおいでも、他人は不快に感じることもあるということを認識しよう」と消費者に呼びかけた。メーカーに対しても、消費者に配慮を促す取り組みをおこなうよう要望した。
発表によると、「柔軟剤のにおい」に関する相談件数は2008年度は14件だったのが、12年度には65件と5倍近くに増えた。08年度以降の計187件のうち、6割以上の115件は頭痛や吐き気といった体調不良を訴える内容だった。
また、「マンションの隣人が洗濯物を干すたびに体調が悪くなる」など、他人の柔軟剤利用に関する相談が7割を超えている。
センターは「体調不良になる原因はわからない」と話す。ただ、柔軟剤を使って洗濯した衣服を干した後の部屋で揮発性の有機化合物の濃度を計ったところ、香りが強いタイプは微香タイプより3倍から7倍高くなったという。
高齢者虐待「48時間内に確認」は5割 自治体を調査
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【後藤泰良、足立耕作、編集委員・神田誠司】家庭内の高齢者虐待で、児童虐待と同じように通報を受けてから48時間以内に事実確認をする態勢のある自治
体は半数にとどまることが、朝日新聞社と日本高齢者虐待防止学会の共同調査でわかった。虐待を受けた6人に1人は「生命に関わる危険な状態」だったことも
判明。迅速な対応の必要性が浮き彫りになった。
21日に愛媛県である同学会で、津村智恵子・甲南女子大教授らが発表する。
児童虐待では、厚生労働省が児童相談所の運営指針に「通報から48時間以内の安全確認」と明記するが、高齢者虐待防止法は速やかな事実確認を求めるにとどまる。厚労省高齢者支援課は「親の支配下にある子どもと、成人同士という違いがある」としている。
21日に愛媛県である同学会で、津村智恵子・甲南女子大教授らが発表する。
児童虐待では、厚生労働省が児童相談所の運営指針に「通報から48時間以内の安全確認」と明記するが、高齢者虐待防止法は速やかな事実確認を求めるにとどまる。厚労省高齢者支援課は「親の支配下にある子どもと、成人同士という違いがある」としている。
各地の反原発団体に大量メール サイバー攻撃の可能性も
反原発や脱原発を訴える各地の団体に18日以降、相次いで別の団体からメールマガジンの購読申し込みの確認などの大量のメールが届いていることが、朝日新聞の取材でわかった。メールの数が数千から約1万通に及んでいる団体もあり、各団体はサイバー攻撃の可能性もあるとみて、被害の把握を進めている。
取材でこれまでに被害が確認されたのは、原子力資料情報室(東京都)、高木仁三郎市民科学基金(同)、福島原発告訴団(福島県)、ストップ!上関原発!(山口県)、さよなら島根原発ネットワーク(島根・鳥取両県)など。
複数の団体によると、大量のメールは、メルマガの購読申し込みの確認や、団体などの活動に賛同したことへの謝礼の名目で、別の反原発団体のメールアドレスから送られてきた。団体は実際には購読申し込みなどはしていなかった。
セクハラ発言や教頭土下座…民間人校長、新たなトラブル
大阪市の男性の民間人校長が、女性の教職員6人に「なぜ結婚しないの」「なぜ子どもをつくらないの」と個別に質問し、抗議を受けて謝罪していたことがわかった。19日の市議会教育こども委員会で、床田正勝議員(自民)が民間人校長の新たなトラブルとして指摘した3件の一つ。いずれも市教委が事実関係を認めた。
校長は、今春就任した民間人校長11人の一人。市教委によると、校長は着任間もない4~5月、「ざっくばらんに話したい」として個別に教職員と面談。このうち若い女性に対して発言した。校長は6月の職員会議で謝罪した。市教委に対し、「不適切だった」と認めているという。
別の男性校長は7月、校長室で教頭に仕事を指示した際、言い合いに。校長が「自分が間違った時には、私は謝ります」と迫ると、教頭が土下座したという。市教委は「行為が行きすぎている」とみて経緯を調べる。さらに別の校長は4月の全国学力調査の日に、正規の手続きを経ず、職場を数時間離れたという。
挑戦者の封じ手は堂々の切り 囲碁名人選第2局2日目
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山下敬吾名人(35)に井山裕太棋聖(24)が挑戦している第38期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局は20日朝、広島県尾道市の旅館「西山別館」で再開され、2日目に入った。
対局生中継・棋譜中継はこちら
午前9時から両対局者が1日目の41手目までを並べ直し、立会人の石田秀芳二十四世本因坊が封じ手を開封した。井山挑戦者が1時間6分かけて封じた42手目は「14の十」の切り。黒の欠陥をつく堂々たる切りだ。名人の開幕2連勝か、挑戦者が1勝1敗に追いつくか。第2局は本日夜までに終局する。
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午前9時から両対局者が1日目の41手目までを並べ直し、立会人の石田秀芳二十四世本因坊が封じ手を開封した。井山挑戦者が1時間6分かけて封じた42手目は「14の十」の切り。黒の欠陥をつく堂々たる切りだ。名人の開幕2連勝か、挑戦者が1勝1敗に追いつくか。第2局は本日夜までに終局する。
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