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Saturday, 21 September 2013

The Asahi Shinbun 22-Sep-2013

「世界の終わりと思った」シリア、化学兵器被災者訴える

 

図:ダマスカスの地図拡大ダマスカスの地図
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 【ダマスカス=村山祐介、カイロ=川上泰徳シリアの首都ダマスカスの郊外の住宅街が化学兵器で攻撃され、1400人以上が命を奪われてから21日で1カ月。被害地域はなお反政府勢力の支配下にあり、連日、政権軍の激しい攻撃が続く。外国メディアが近づけない現地の様子を、インターネット電話で被害者らが朝日新聞に語った。
 「化学兵器が使われた。何でもいい。とにかく助けてくれ」
 ダマスカス郊外に住むアリ・フーリさん(23)は8月21日午後、無線連絡を受けて、攻撃を受けた東グータ地区ザマルカに向かった。駆けつけると、女性 や子どもを含むおびただしい数の人がもがいていた。手分けして建物の上層階に運び、シャツを脱がせて体を水洗いする応急措置をした。簡易ガスマスクをつけ ていたが、のどや腹部に激痛が走り、息苦しくなって意識を失う。野戦病院のベッドで6日間、生死の境をさまよった。






減税分の使途、企業に公表要請 政府方針、批判回避狙う


政府は、これから決める法人税減税の恩恵を受ける企業に対し、減税分の使い道を公表するよう要請する方針を固めた。政府は来春の消費増税と一緒に法人減税も行う方針だ。「消費増税したお金を企業優遇に回している」との批判をかわすため、減税分のお金を賃金に回すよう企業に促す狙いがある。
 安倍晋三首相、麻生太郎財務相、甘利明経済再生相が20日、首相官邸で経済対策について話し合った際、甘利氏が「税負担が減った分をどこに使ったか、企業に発表させる方法を考えたい」と提案した。複数の政府関係者が明らかにした。
 この提案を受けて内閣府などが検討に入った。まずは10月以降、政府、経済界、労働界の代表が集まる「政労使会議」の場で、経団連日本商工会議所など経済界の代表に対し、公表を要請する方針だ。




離散家族の再会延期 韓国側強く反発、南北関係停滞も


【ソウル=貝瀬秋彦】北朝鮮の祖国平和統一委員会報道官が21日、25日から北朝鮮の金剛山で予定されていた南北の離散家族の再会事業を「延期する」と表明した。南北関係で主導権を握るための揺さぶりとみられるが、韓国側は強く反発しており、改善に向けて動いてきた南北関係が再び停滞する可能性がある。
 朝鮮中央通信によると報道官は声明で、南北関係が北朝鮮の努力で改善されてきたにもかかわらず、韓国側の対決姿勢で危機に直面していると指摘。さらに韓国が、南北関係改善を自らの政策の結実であるように騒いでいると非難した。
 また、北朝鮮が求めている金剛山観光事業の再開を韓国側が中傷していると批判。「このような殺伐とした雰囲気で正常な対話と北南関係の発展は期待できない」とし、離散家族再会を「正常な雰囲気ができるまで延期する」とした。
 これに対し、韓国統一省報道官は21日、「高齢の離散家族の再会は切迫した問題だ」と指摘。延期は「反人倫的な行為だ」と強く非難し、再会事業の速やかな実施を求めた。さらに「対話の雰囲気を再び対決状態に追い込む行為であり、北側が得られるものは何もない」と警告した。





中国動画サイトの「公開処刑」 記者が現場で見たものは


写真:潘死刑囚の公開処刑が行われたトウモロコシ畑。周囲にはゴミが散らかっていた=貴州省岑鞏県力元村、奥寺淳撮影拡大潘死刑囚の公開処刑が行われたトウモロコシ畑。周囲にはゴミが散らかっていた=貴州省岑鞏県力元村、奥寺淳撮影
写真:ワゴン車から降ろされた潘死刑囚(左)は首に白い看板をかけられ、雑草の中を通って畑の脇に連れ出された。死刑はこの直後に執行された=中国の動画閲覧サイトに投稿された映像から拡大ワゴン車から降ろされた潘死刑囚(左)は首に白い看板をかけられ、雑草の中を通って畑の脇に連れ出された。死刑はこの直後に執行された=中国の動画閲覧サイトに投稿された映像から
写真:潘死刑囚の祖父母は、死刑が公開されたことについて「抵抗感はない」と語った=貴州省岑鞏県力元村、奥寺淳撮影拡大潘死刑囚の祖父母は、死刑が公開されたことについて「抵抗感はない」と語った=貴州省岑鞏県力元村、奥寺淳撮影
図:貴州省岑鞏県の地図拡大貴州省岑鞏県の地図
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 【岑鞏県〈中国・貴州省〉=奥寺淳】「畑で死刑執行とは、信じられない」
 取材を始めたのは、中国のメディア関係者からの1本のメールからだった。教えてもらった中国の動画閲覧サイトを見ると、「死刑囚の銃殺シーンを見物する 村民」と題する映像が投稿されていた。しかし、場所や日時に関する情報はない。中国メディアもいっさい報じていなかった。
 サイトに書き込まれた数百件の書き込みや別の角度から撮影した動画などを調べると、貴州省の東部で起きた事件に突き当たった。地元の幹部や司法当局者らに電話で確認すると、昨年9月、畑の中で死刑が執行されたという。
 1960年代から70年代の文化大革命時代を思い起こさせるような公開処刑が、今も行われているのだろうか。早速、現場へ向かった。
■やじ馬が囲む畑で
 同省東部の岑鞏(ツェンコン)県。山あいの集落には、棚田やトウモロコシ畑が広がる。公開処刑のことを村人に尋ねると、誰もが知っていた。川のほとりの 畑が現場だという。そこへ行くと、執行場所の目の前に住む王堂軍さん(61)が昨年9月のよく晴れた日のことを語り始めた。「銃殺刑があると当日の朝に聞 かされ、うわさが広まって村人が大勢詰めかけたんだ」
 小さなれんが工場の目の前。死刑が執行された畑の脇には、木片やブリキ、空き缶、ぼろ布などが散らばっていた。
 サイトに投稿された動画には、畑を見下ろす丘の上や民家の屋上で、労働者や日傘を差した女性、子連れの母親らが死刑の執行を見物する姿が映る。そこに「司法」と書かれた車両十数台がサイレンを鳴らして現れ、生い茂った雑草の脇に停車した。





豆腐、16年ぶり本格値上げへ 大豆価格高騰で

写真:下町の商店街にある三善豆腐工房。売れ筋の木綿豆腐は約10年、価格を据え置いてきた=19日、東京都墨田区拡大下町の商店街にある三善豆腐工房。売れ筋の木綿豆腐は約10年、価格を据え置いてきた=19日、東京都墨田区
図:大豆の価格は上がっている拡大大豆の価格は上がっている
 【古谷祐伸、平井恵美】豆腐の値段が上がりそうだ。近畿地方の業者が10月に2割出荷価格を引き上げる予定で、北海道や長野でも同様の動きが広がる。原料となる大豆の価格が円安などで高くなっているためだ。全国に広がれば、16年ぶりの本格的な値上げになる。
 中小・零細業者が大半を占める豆腐メーカーは、出荷先が地元に限られるケースが多く、地域ごとに価格がそろう傾向が強い。
 近畿豆腐油揚販売協議会に加盟する関西2府4県の豆腐メーカー18社は、10月から出荷価格を2割引き上げる。そのうちの1社、「京都タンパク」の主力商品の店頭価格は、1丁75円前後。引き上げ後の出荷価格を店頭価格に反映すれば、90円前後になる。
 同社の八陳康夫社長は「出荷先のスーパーさんに契約を切られないよう、乾いたタオルを絞る思いで無駄を削ってきたが、もう限界や」と話す。






指名手配の有無を照会、漏洩か 逮捕の愛知県警警部

 

愛知県警捜査1課の警部が、名古屋市風俗店グループ側に車両情報を漏らしたとされる事件で、警部が警察内部の情報端末を使い、グループ関係者が指名手配されていないかどうか調べた疑いのあることが分かった。県警は、グループ側が捜査の動きを探るため、警部に調査を依頼したとみている。
 地方公務員法守秘義務)違反の疑いで19日に逮捕されたのは、捜査1課警部の倉木勝典容疑者(55)=同県長久手市。2012年8月、グループ側に頼まれ、警察の情報端末を使って車両の使用者の氏名や住所を調べ、漏らした疑いが持たれている。
 捜査関係者によると、県警が警察内部の情報端末を調べたところ、倉木警部がグループの青木公司被告(43)=脅迫などの罪で公判中=が指名手配を受けていないかなどを照会した形跡が確認されたという。
 青木被告は、グループ経営者の佐藤義徳被告(56)=脅迫などの罪で公判中=の指示で県警幹部(49)を脅迫した事件の実行犯で、11年夏から沖縄などに逃亡していた。 





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