東京五輪開催決定 決選でイスタンブールに60対36
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【阿久津篤史】国際オリンピック委員会(IOC)は7日(日本時間8日)、アルゼンチン・ブエノスアイレスでの第125次総会で、2020年夏季五輪の開催地に東京を選んだ。1964年以来56年ぶり2度目の夏季五輪で、アジアでは2008年北京大会以来3大会ぶり。東京は安定した財政・都市基盤や開催能力を前面に押し出し、失敗した16年招致の雪辱を果たした。
特集:2020夏季五輪招致
他に立候補した都市は、スペイン・マドリードとトルコ・イスタンブール。総会では3都市がプレゼンテーション(招致演説)した後、投票を開始。過半数を獲得する都市が出るまで最下位の都市を振り落とす方式で、無記名の電子投票が行われた。
特集:2020夏季五輪招致
他に立候補した都市は、スペイン・マドリードとトルコ・イスタンブール。総会では3都市がプレゼンテーション(招致演説)した後、投票を開始。過半数を獲得する都市が出るまで最下位の都市を振り落とす方式で、無記名の電子投票が行われた。
室伏「五輪は本当の意味での復興の証しになる」
「前回の反省から日本が一つになって勝ち取った。震災で五輪どころではないというのが、みんなの本音だったと思うが、多くのアスリートが被災地に足を運
ぶなどして、スポーツを通して勇気や希望を与えることができ『五輪が来たらもっと勇気を与えられるんじゃないか』と変わった」
「私自身もスポーツの力を実感して、絶対に五輪を東京に持ってこないといけないと思った。五輪は震災以降、本当の意味での復興の証しになる。日本が飛躍するジャンプボードのような五輪になると思う。スポーツは体罰や暴力などの問題が出てきたが正しい方に変わっている途中。五輪が来てみんなの関心が集まる」
「私自身は16年リオデジャネイロ五輪くらいが終わりかなと思っていたが、先にも心が揺らぐ。本当はメダルをとれるような強い選手を育てて、師弟で出場
みたいなことができれば。自国開催枠ですべての競技で多くの日本選手が参加することになる。応援に後押しされて数多くの日本記録が誕生するのではないか」
「(聖火台を磨いてきたが)つい先日、磨いて良かった。ここにまた聖火がともってほしいと願いを込めた。一緒に磨いた子どもたちも喜んだと思う」
猪瀬都知事「勝因はチームワーク」(東京五輪決定)
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竹田恒和・東京招致委員会理事長の話 「(福島第一原発の汚染水漏れに関して)安倍首相の
説明で安全だと分かっていただいて、こういう結果になったんだと思う。決定が出たときには本当にうれしかった。(招致に失敗した)前回の計画の中から練り
直すところもあり、IOC委員の方々に相談しながら、いい計画ができた。2020年にこれだけのしっかりした五輪を開くと約束した。将来のモデルになるよ
うな五輪を開きたい」
◇
森喜朗日本ラグビー協会会長 「日本のスポーツ界にとって極めて意義深く、価値のあること。ラグビー界として強い日本代表をつくり上げる責任も感じている。19年のラグビー・ワールドカップを成功させる決意で、それが東京五輪の成功の大きな後押しになると確信している」
◇
日本陸上競技連盟・横川浩会長 「戦後復興の象徴となった1964年の東京五輪から56年という長い年月を経て再び東京に聖火がともることは、陸上競技界にとってもこれ以上ない喜びです。7年後の夢の祭典に向け、さらなる選手強化・競技普及を目指します」
「自信あるから言った」 汚染水漏れ対策で安倍首相
安倍晋三首相は7日夜(日本時間8日午前)、ブエノスアイレスでTBS番組に出演し、国際オリンピック委員会(IOC)総会で東京電力福島第一原発の汚染水漏れを解決できると説明したことについて、「自信があるからそう言った。海外の不安は払拭(ふっしょく)できた。だからこそ、日本が招致を勝ち得ることができた」と語った。
特集:2020夏季五輪招致
そのうえで、「あとはしっかりと(汚染水対策を)実行していきたい。今の段階でも、原発の港湾の0・3平方キロメートルの中に完全に汚染水はブロックしている」と強調した。IOC総会の招致演説でこうした考えを説明した結果、「会場から拍手が起こった。その瞬間、みなさんに説明を理解してもらえたと確信した」と述べた。
特集:2020夏季五輪招致
そのうえで、「あとはしっかりと(汚染水対策を)実行していきたい。今の段階でも、原発の港湾の0・3平方キロメートルの中に完全に汚染水はブロックしている」と強調した。IOC総会の招致演説でこうした考えを説明した結果、「会場から拍手が起こった。その瞬間、みなさんに説明を理解してもらえたと確信した」と述べた。
その瞬間、抱き合い東京コール 現地応援組
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【河野正樹】現地時間7日午後5時21分、ブエノスアイレスのホテルで行われたパブリックビューイングの会場は東京に開催地が決まると、全員が総立ちで「おおっー」と雄たけびをあげ、喜んだ。
現地のパブリックビューイングには、日本からのツアーの100人に加え、ブエノスアイレス在住の日本人20人が集まった。ところが、第1回投票の発表が行われた午後4時前、会場には国際オリンピック委員会(IOC)総会の会場の映像が届かないトラブル。招致委のスタッフがマイクで必死に投票状況を説明していたが、不満の声が漏れ聞こえていた。
それでも午後3時59分、東京が1回目の投票で1位で2回目に進むのがわかると、東京コールがわき上がり、旗を振って喜ぶ人も。午後4時以降は地元テレビ局の中継が流れるようになると、さらに熱気がこもった。
午後5時から開催都市の発表セレモニーが始まると、全員がかたずをのんで発表を待った。IOCのロゲ会長が開催都市の封筒をあけ、「TOKYO」の文字を掲げると、全員が互いに抱き合いながら喜んだ。涙ぐむ人もいて、自然と東京コールがわき起こった。壇上で山崎一輝都議が「東京の大勝利です」と大声を張り上げた。着物姿で弾丸ツアーに参加した都庁職員の倉嶋由紀恵さん(44)も「おもてなしの心をさらにグレードアップさせて、7年後にお迎えしたい」と喜んだ。
就活、大学4年の直前から 経団連指針案、拘束はせず
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【山口博敬】安倍政権の要請を受けて、大学生の就職活動の「後ろ倒し」を検討してきた経団連の新たな指針の最終案が、明らかになった。就職戦線の時期を現在より3~4カ月遅らせるが、加盟企業への「呼びかけ」にとどめる。拘束力を持たせないことで、企業側の足並みがそろわない可能性も出てきた。
就活関連ニュース
9日の会長・副会長会議で決定し、公表する。いまは大学3年生の12月に会社説明会が解禁され、就職戦線が事実上スタートしているが、これを4年生になる直前の3月に遅らせる。
また、4年生の4月に解禁される面接などの選考開始の時期も、8月に後ろ倒しする。2016年4月に入社する現在の大学2年生から適用する予定だ。
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また、4年生の4月に解禁される面接などの選考開始の時期も、8月に後ろ倒しする。2016年4月に入社する現在の大学2年生から適用する予定だ。
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