シリコンバレー、ものづくり回帰 格安工房が革新の拠点
【サンフランシスコ=高木真也】最先端のITを生み出してきた米シリコンバレーで、「ものづくり」に再び目を向ける起業家が現れている。米国が官民挙げて復活をめざす、製造業への回帰の動きだ。
サンフランシスコ中心部。鉄格子やシャッターの下りた商店が立ち並び、地元ガイドが「夜は足を踏み入れてはいけない」と話す一角の雑居ビルに、ジーンズやTシャツ姿の若者が慌ただしく出入りする。
2006年にできた会員制工房「テックショップ」だ。データを入力するだけで高度な金属加工ができる3Dプリンターや、数千万円相当の工作機械がある。月125ドル(約1万2千円)払って会員になれば、先端機材を自由に使える。
サンフランシスコ中心部。鉄格子やシャッターの下りた商店が立ち並び、地元ガイドが「夜は足を踏み入れてはいけない」と話す一角の雑居ビルに、ジーンズやTシャツ姿の若者が慌ただしく出入りする。
2006年にできた会員制工房「テックショップ」だ。データを入力するだけで高度な金属加工ができる3Dプリンターや、数千万円相当の工作機械がある。月125ドル(約1万2千円)払って会員になれば、先端機材を自由に使える。
メール送りつけに2回の波 対策後、新たな攻撃が集中
【須藤龍也】反原発や脱原発を訴える全国33の市民団体に、253万通以上の大量メールが送りつけられた問題で、サイバー攻撃が始まった翌日の9月19日と23日にメールが集中していたことが、通信記録などでわかった。
19日の直後に多くの団体がメール受信をブロックしたため、攻撃者側がブロックされていない別のメールアドレスを探し、再び攻撃を仕掛けてきたとみられる。市民団体側は、攻撃者の執拗(しつよう)な悪意が伺われると反発を強めている。
攻撃は9月と10~11月の2回に分かれた。9月は18~30日の13日間で計210万通以上のメールが送りつけられた。18日夜、33団体にほ ぼ一斉にメールが送りつけられ、翌19日には約30万通を数えた。20日以降、市民団体側がメール受信をブロックしたため、22日は5団体、計約14万通 にまで減った。
19日の直後に多くの団体がメール受信をブロックしたため、攻撃者側がブロックされていない別のメールアドレスを探し、再び攻撃を仕掛けてきたとみられる。市民団体側は、攻撃者の執拗(しつよう)な悪意が伺われると反発を強めている。
攻撃は9月と10~11月の2回に分かれた。9月は18~30日の13日間で計210万通以上のメールが送りつけられた。18日夜、33団体にほ ぼ一斉にメールが送りつけられ、翌19日には約30万通を数えた。20日以降、市民団体側がメール受信をブロックしたため、22日は5団体、計約14万通 にまで減った。
5メートル高潮、街ごと破壊 略奪はびこる レイテ島
【タクロバン(フィリピン中部)=都留悦史】今年最大の勢力を記録した台風30号で、最も大きな被害が出たフィリピン・レイテ州の州都タクロバンに11日、記者が入った。
マニラ国際空港からチャーターした軽飛行機で上空から街を見下ろすと、ところどころ白い煙が見える。何かが燃えているようだ。晴天なのにタクロバン上空だけはかすみがかっている。
貨物船や漁船が内陸部まで打ち上げられ、海の中には横倒しになったバスやトラックがつかったままだ。沿岸部では約5メートルの高潮が押し寄せたと いい、海岸沿いの樹木は上部の枝がへし折られ、葉っぱはすべて吹き飛んでいた。家屋はことごとく崩壊。犠牲者の多くは建物の下敷きになったり、溺死(でき し)したりしたようだ。
空港は管制機能をかろうじて維持しているものの、ターミナルの白い壁は崩れ落ち、屋根は完全に吹き飛んで赤い鉄骨がむき出しになっていた。
「水をわけてもらえませんか」。滑走路脇で原稿を書いていると、韓国人男性のマルコス・キムさん(24)に声をかけられた。宣教師で教会の建設のためにレイテ島を訪れていたという。「早朝6時に教会を離れて空港に向かった。途中でナイフを持ってうろうろする人たちを見た」と肩をすくめた。
食料不足から、各地で略奪が起きているという。治安維持のためにアキノ大統領に戒厳令を出すよう求める声も出ている。
政府の11日午後の公式発表では、確認された死者は1774人としているが、レイテ州の地元警察当局によると、1万人に上る恐れがあるという。全国で総人口の約1割にあたる約967万人が被災し、約61万人がなお避難所にいる。軍幹部は「死者数の報告がないのは、通信手段がダウンしているためだ」と話した。
マニラ国際空港からチャーターした軽飛行機で上空から街を見下ろすと、ところどころ白い煙が見える。何かが燃えているようだ。晴天なのにタクロバン上空だけはかすみがかっている。
貨物船や漁船が内陸部まで打ち上げられ、海の中には横倒しになったバスやトラックがつかったままだ。沿岸部では約5メートルの高潮が押し寄せたと いい、海岸沿いの樹木は上部の枝がへし折られ、葉っぱはすべて吹き飛んでいた。家屋はことごとく崩壊。犠牲者の多くは建物の下敷きになったり、溺死(でき し)したりしたようだ。
空港は管制機能をかろうじて維持しているものの、ターミナルの白い壁は崩れ落ち、屋根は完全に吹き飛んで赤い鉄骨がむき出しになっていた。
「水をわけてもらえませんか」。滑走路脇で原稿を書いていると、韓国人男性のマルコス・キムさん(24)に声をかけられた。宣教師で教会の建設のためにレイテ島を訪れていたという。「早朝6時に教会を離れて空港に向かった。途中でナイフを持ってうろうろする人たちを見た」と肩をすくめた。
食料不足から、各地で略奪が起きているという。治安維持のためにアキノ大統領に戒厳令を出すよう求める声も出ている。
政府の11日午後の公式発表では、確認された死者は1774人としているが、レイテ州の地元警察当局によると、1万人に上る恐れがあるという。全国で総人口の約1割にあたる約967万人が被災し、約61万人がなお避難所にいる。軍幹部は「死者数の報告がないのは、通信手段がダウンしているためだ」と話した。
「人手足りず、やむなく改ざん」 JR北海道社員が証言
同社は、レールについて直線やカーブ、二手に分かれるポイントを対象に、幅や高さなどが基準値を超えていないか定期的に点検している。この社員の説明によると、ポイントについて、一部の保線担当部署が国土交通省による特別保安監査の前に複数回、数値を改ざんしていたという。
ポイントの点検は1地点について十数カ所で、レールの高さなどが基準値を超えていないか確認する仕組み。一部の保線担当部署では、点検箇所の大部分が基準値内であれば、補修の必要はないと判断。基準値を超えていた箇所は、数値が基準値内になるよう改ざんして台帳に記入していた。
一方、危険性が高い基準値超えは優先的に補修していたという。ポイントの補修は直線やカーブに比べて時間がかかるといい、この社員は「ポイントが安全上重要だということは認識していた。現場では人手が足りず、優先順位を付けるためにやむを得ずそうしていた」と話した。
機密扱う自衛隊員に身上調査 防衛省、思想や交友関係も
防衛省が、防衛秘密を取り扱う自衛隊員の適格性を判断するため、交友関係や思想信条などの個人情報を記入する「身上明細書」を隊員に提出させていたことが分かった。朝日新聞が資料を入手した。必要に応じポリグラフ(うそ発見器)の検査を受ける誓約書の添付も求めている。
衆院で審議中の特定秘密保護法案では、特定秘密の取扱者に対する適性評価の調査項目として、犯罪歴や飲酒の節度、経済状況を設定している。防衛省の調査項目と重なる部分があり、こうした身上調査が拡大する可能性もある。
朝日新聞が入手した身上書は、本人の日本国籍取得の有無や海外渡航歴、配偶者・親族の国籍や住所、交友関係や所属団体、借金の有無、精神疾患の治療歴など19項目にわたり、隊員本人の住所は過去10年間分を要求。
交友関係では友人や交際相手も含め、氏名、国籍、住所、生年月日、職業・勤務先に加え、「カラオケ仲間、つり仲間、相談相手」など関係性も記入。 所属団体については過去も含めた所属クラブや宗教、趣味なども尋ね、「ラジコン飛行機同好会」「座禅による精神修養」「草野球」などを例示し記入を求めて いる。
衆院で審議中の特定秘密保護法案では、特定秘密の取扱者に対する適性評価の調査項目として、犯罪歴や飲酒の節度、経済状況を設定している。防衛省の調査項目と重なる部分があり、こうした身上調査が拡大する可能性もある。
朝日新聞が入手した身上書は、本人の日本国籍取得の有無や海外渡航歴、配偶者・親族の国籍や住所、交友関係や所属団体、借金の有無、精神疾患の治療歴など19項目にわたり、隊員本人の住所は過去10年間分を要求。
交友関係では友人や交際相手も含め、氏名、国籍、住所、生年月日、職業・勤務先に加え、「カラオケ仲間、つり仲間、相談相手」など関係性も記入。 所属団体については過去も含めた所属クラブや宗教、趣味なども尋ね、「ラジコン飛行機同好会」「座禅による精神修養」「草野球」などを例示し記入を求めて いる。
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