消費増税、一気に上乗せは× 外食では対策あの手この手
【生田大介】来年4月の消費増税の悪影響を和らげようと、外食大手が「対策」に乗りだしている。4月に3%の増税分を一気に価格に上乗せし、売り上げが減ってしまうのを避けるためだ。
讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」は今月5日、全商品の価格を見直し、平均1%値上げした。小麦粉など原材料の価格が高騰しているのを反映したという。定番の「かけうどん」は小サイズで税込み105円から130円と大きく引き上げる一方、「塩豚ねぎうどん」などは399円から400円へとほぼ据え置き、高額メニューへと誘導するねらいも込めた。
同時に、この価格を「来春の増税後も据え置く」と表明した。運営会社は「増税の3%分のうち、1%分は今回の値上げで対応したい」という。
讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」は今月5日、全商品の価格を見直し、平均1%値上げした。小麦粉など原材料の価格が高騰しているのを反映したという。定番の「かけうどん」は小サイズで税込み105円から130円と大きく引き上げる一方、「塩豚ねぎうどん」などは399円から400円へとほぼ据え置き、高額メニューへと誘導するねらいも込めた。
同時に、この価格を「来春の増税後も据え置く」と表明した。運営会社は「増税の3%分のうち、1%分は今回の値上げで対応したい」という。
健康な日本人の遺伝子情報を公開へ 難病研究で応用
【辻外記子】難病やがんの診断や治療薬開発に役立てようと厚生労働省研究班(研究代表者=松田文彦・京都大ゲノム医学センター長)は12日、健康な日本人1208人のゲノム配列を解析したデータベースを公開した。病気の人の配列と比べやすくし、病気の原因遺伝子の発見や特定の病気へのなりやすさの解明につなげる。
京都大や東京大、国立成育医療研究センターなど5施設が、高速の装置で1208人分を解析。変異の特徴や染色体ごとの配列などの情報を広く専門家向けに無償公開した。
こうしたデータベースは欧米にはあるが、日本人だけのものはなかった。日本人の標準的な特徴と病気の人のものとを比べられれば、どの遺伝子が病気の引き金になっているかを効率よく見つけやすい。
データベースには近く、難病に関わる800超の遺伝子変異も登録の予定で、難病の確定診断に生かせるようにする。将来的には健康な人のデータを増やし、がんや認知症などの遺伝子変異も登録、治療薬の開発などに役立てたいという。
ウェブサイト(http://www.genome.med.kyoto-u.ac.jp/SnpDB/)で検索、ダウンロードできる。
浅く長いレイテ湾、高潮被害拡大の要因か 台風30号
【合田禄】台風30号がフィリピン中部に大きな被害をもたらしたのは、台風自体の勢力が強かったことに加え、通過したレイテ湾の水深が浅く大きな高潮が発生したためである可能性がある。専門家は「悪い条件が重なって被害が拡大したのではないか」と指摘している。
東京大の佐藤愼司教授(海岸工学)によると、今回の台風被害では、街中まで浸水し、船が流されて打ち上げられている例もあることから、高潮が被害を拡大した可能性が高い。
台風がフィリピン付近を東から西へ横断し、進路の北側で高潮が発生しやすい状況にあった。また、レイテ湾は水深20メートルが沖合約70キロまで続く、遠浅の湾で、風による吹き寄せで海岸の海水面が上昇しやすいという。
東京大の佐藤愼司教授(海岸工学)によると、今回の台風被害では、街中まで浸水し、船が流されて打ち上げられている例もあることから、高潮が被害を拡大した可能性が高い。
台風がフィリピン付近を東から西へ横断し、進路の北側で高潮が発生しやすい状況にあった。また、レイテ湾は水深20メートルが沖合約70キロまで続く、遠浅の湾で、風による吹き寄せで海岸の海水面が上昇しやすいという。
子の甲状腺がん、疑い含め59人 福島県は被曝影響否定
【野瀬輝彦、大岩ゆり】東京電力福島第一原発事故の発生当時に18歳以下だった子どもの甲状腺検査で、福島県は12日、検査を受けた約22・6万人のうち、計59人で甲状腺がんやその疑いありと診断されたと発表した。8月時点より、検査人数は約3・3万人、患者は疑いも含め15人増えた。これまでのがん統計より発生率は高いが、検査の性質が異なることなどから県は「被曝(ひばく)の影響とは考えられない」としている。
県は来春から、住民の不安にこたえるため、事故当時、胎児だった約2万5千人の甲状腺検査も始める。
新たに甲状腺がんと診断されたのは8人、疑いありとされたのは7人。累計では、がんは26人、疑いが33人。がんや疑いありとされた計58人(1人の良性腫瘍〈しゅよう〉除く)の事故当時の年齢は6~18歳で平均は16・8歳。
甲状腺がんはこれまでで10万人あたり12人に見つかった計算になる。宮城県など4県のがん統計では2007年、15~19歳で甲状腺がんが見つかったのは10万人あたり1・7人で、それよりかなり多い。ただし、健康な子ども全員が対象の福島の検査の結果と、一般的に小児は目立つ症状がないと診断されないがんの統計では単純比較できない。
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