柿谷、ベルギーDF揺さぶる 全得点、編集委員が解説
ベルギーの攻撃がMFアザールからFWルカクへの縦パスで始まったとき、ルカクをマークしたDF吉田の位置取りは万全だった。相手の速度を落とし、ほかの味方が守備体制を整える時間を作るのが速攻対策の定石。ところがそこに川島が突進してきた。
川島はペナルティーエリア外で抜き去られ、中央のミララスにパスが渡り、無人のゴールへけり込まれた。想定外の川島の動きに惑わされた吉田や酒井高の対応は責められない。
日本、強豪ベルギー破る 3―2 柿谷・本田らがゴール
サッカーの日本代表(世界ランク44位)は19日、ブリュッセルでベルギー代
表(同5位)と国際親善試合で対戦。前半15分、カウンターで自陣右サイドへ出されたボールにGK川島が飛び出したが、FWルカクに先に追いつかれ、ゴー
ル前に折り返されてFWミララスに決められた。日本は同37分右サイドのMF本田からパスを受けたDF酒井宏の右クロスをFW柿谷が頭で決めて追いつい
た。
後半8分、MF遠藤の左からのパスを本田が右足でゴール左に決めて逆転。さらに同18分、ゴール前で柿谷がワンタッチでつなぎ、後半から入った岡崎が得点した。同34分、CKを与え、ヘディングシュートで失点して1点差とされたが守りきって白星を挙げた。
日本の先発は次の通り。
▽GK 川島(スタンダール・リエージュ)▽DF 酒井高(シュツットガルト)森重(FC東京)吉田(サウサンプトン)酒井宏(ハノーバー)▽MF 長谷部(ニュルンベルク)山口(セ大阪)本田(CSKAモスクワ)▽FW 香川(マンチェスター・ユナイテッド)清武(ニュルンベルク)柿谷(セ大阪)
◇
〈ザッケローニ監督〉 「内容に満足しているし、そうでなければ勝てないと思っていた。相手のフィジカルに対し、テクニックで対抗した。スピードが出てきてから優位に運べた。こういう経験をするために欧州に来た」
〈柿谷〉 「今日ゴールできたことは喜んでいいが、それまで何試合も何試合も得点できずにチームに迷惑かけてきた。これからまた決めていきたい」
〈本田〉 「結果もうれしいし、内容もこの2試合とも自分たちのサッカーが出来、収穫。アウェーの緊張感の中で、2失点目は反省だが、3失点目は許さないというぎりぎりの試合ができたことは良かった」
〈長谷部〉 「目指している方向が間違っていないということが再確認できた。チーム内の競争が激しくなってうれしい。成長に不可欠なこと」
〈岡崎〉 「チーム力で勝った。このレベルの相手にアウェーでも出来るということを見せられた。今後は(前回対戦して引き分けた)オランダにも勝ちきるレベルになっていきたい」
〈川島〉 「1失点目は自分のミスだったので勝てて良かった。10月の試合からもう一度ベースからやり直してきた。W杯を勝っていくためには一人ひとりの力だけでなく経験も大切なので、いい時間を過ごせた」
日展審査員、自会派を事前指導 洋画と工芸、多数入選
公募美術展「日展」の洋画と工芸美術の分野で、審査員が所属会派の作品を応募前に指導する慣行があることがわかった。開催中の2013年度日展にも事前指導を受けて入選した作品が展示されている。審査員の判断基準が身内だけに伝わり、公正な審査を妨げた可能性がある。入選数を有力会派に事前配分していた書道に続き、他の分野でも審査の不公正さが発覚した。
日展の 寺坂公雄理事長が所属し、洋画の審査員を最も多く出す「光風会」でも事前指導が半世紀近く続いてきた。同会によると、今年度は審査員長の寺坂理事長や5人 の審査員を含む計7人が9月9日、約30人を選抜して指導した。1人当たり5~10分、3割から9割仕上がった作品を見てもらい、指導を踏まえて完成さ せ、日展に応募したという。このうち約20人が入選し、1人が特選をとった。
寺坂理事長は「作家を育てるためにやっており、指導を受けた人でも作品が悪ければ落としていた。誤解があるならば、来年から審査員による事前指導はやめたい」と取材に話した。
日展の 寺坂公雄理事長が所属し、洋画の審査員を最も多く出す「光風会」でも事前指導が半世紀近く続いてきた。同会によると、今年度は審査員長の寺坂理事長や5人 の審査員を含む計7人が9月9日、約30人を選抜して指導した。1人当たり5~10分、3割から9割仕上がった作品を見てもらい、指導を踏まえて完成さ せ、日展に応募したという。このうち約20人が入選し、1人が特選をとった。
寺坂理事長は「作家を育てるためにやっており、指導を受けた人でも作品が悪ければ落としていた。誤解があるならば、来年から審査員による事前指導はやめたい」と取材に話した。
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