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Friday, 29 November 2013

The Asahi Shinbun 30-Nov-2013


国立、最後の早明戦 伝統の一戦を「満席に」大作戦

 

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 【野村周平】関東大学ラグビー対抗戦の最終節となる早大―明大戦は12月1日、東京・国立競技場である。2019年ラグビーワールドカップ、20年東京五輪に向けて建て替える予定の現在の国立では最後の早明戦。近年は空席の目立つ伝統の一戦を盛り上げるため、両校ラグビー部が中心となって学生やOBに働きかけ、会場を満員にしようとしている。
 ラグビー人気が絶頂だった1980年代、12月第1週の日曜日に設定された早明戦はスポーツ界屈指のイベントだった。早大の大西鉄之祐、明大の 北島忠治と2人の名将率いる両校が「タテの明治、ヨコの早稲田」に象徴される好対照の戦術を交錯させる妙。82年の6万6999人は国立での最多観客試合 とされ、87年の「雪の早明戦」は語りぐさとなった。90年代も6万人前後を集めた。切符収入が8千万円以上になることもざらだった。
 しかし、ここ10年はサッカーなど他競技に人気を奪われたうえ、帝京大などの台頭で早明両校が一時ほどの存在感を発揮できず、平均観客は約3万7千人にまで低迷した。黄金時代を選手として過ごした早大の後藤禎和監督(46)が「素晴らしい文化、伝統を中途半端な形で次世代に継承してはならない」と決意。明大にも呼びかけて今夏、「国立をホームにしよう」計画が動き出した。座席数は5万4224。昨年の約3万2千人に各大学がライバル心を刺激しあって1万人ずつ上乗せできれば、満員に届くと試算した。
 
 
 
 
 
 

がん・糖尿リスク、唾液遺伝子で解析 東大系が参入

 

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 【岡崎明子】唾液(だえき)に含まれる遺伝子を調べ、病気の発症リスクや体質など200項目以上を判定する本格的な遺伝子検査ビジネスを、東京大学系のベンチャー企業が来年1月から始める。検査項目は、糖尿病肺がんなど生活習慣の見直しで予防できる病気に限定する。ただ、遺伝子検査の信頼性はまだ不十分で、慎重な対応を求める声も出ている。
 事業を始めるのは、東大研究者らが立ち上げた「ジーンクエスト」。遺伝子配列のわずかな違い(SNP)25万カ所を解析し、がんや高血圧などの発症リスクや、薄毛や近視といった体質など約200項目を判定する。東大の徳永勝士教授(人類遺伝学)らを技術顧問に迎え、日本人や東アジア人を対象とした研究論文から信頼できるものを選び、解析の根拠とする。費用は4万9800円で、結果は約1カ月後にネットにアクセスして知ることができる仕組みだ。
 しかし、遺伝子解析は不確実な面も多い。米食品医薬品局(FDA)は今月下旬、米の最大手「23アンドミー」の遺伝子検査に対して、結果に誤りがあった場合に利用者が不必要な治療を受けかねないとして、中止するよう警告したばかりだ。ジーン社もこの点に配慮して、遺伝性乳がんのように、誤判定でも乳房の予防切除につながる心配のある病気は対象にしない。また、利用者が結果を確定診断と誤解しないよう、検査結果の信頼度は星の数で、リスクは数字ではなく矢印の向きで示すよう検討する。






防空識別圏「撤回せず」 中国・程大使単独インタビュー

 

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 【聞き手 国際報道部長・石合力】中国の程永華(チョンヨンホワ)・駐日大使は29日、都内で朝日新聞の単独インタビューに応じた。程大使は中国が沖縄県尖閣諸島上空を含む空域に設定した防空識別圏について、撤回する考えは「ない」と言明した上で、日中両国の司令部をつなぐ連絡体制など信頼醸成措置の構築を唱えた。
 防空識別圏を 設定した理由について、程大使は「すでに二十数カ国が取っている措置であり、中国が急に新しい措置を取ったわけではない」と説明。さらに「特定の国や特定 の目標を念頭にした措置ではない」と主張し、両国司令部間のホットライン設置やパイロット同士のコミュニケーション構築などを訴えた。
 日米両政府は「空域の一方的な設定は不測の事態を招きかねず、地域の安定を損ねる」として撤回を求めている。これに対し、程大使は「(撤回の可能性は)ない」と語り、日本が1969年に防空識別圏を米軍から引き継いで設定したことを取り上げて「同じような措置を取ったことに対して『撤回しろ』というのは理にかなわない」と反論した。






「ラピュタロード」魅力一杯、危険も… 阿蘇で人気に

 

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 【野中正治】宮崎駿監督作のアニメ「天空の城ラピュタ」のワンシーンを思わせる場所が、熊本県阿蘇市外輪山にある。人気だと聞いて、行ってみた。
 週末の早朝。展望ポイントになっている山上付近のヘアピンカーブでは、福岡から来た若者グループが「すごい! 感動」「朝早く来て良かった」と声 を上げながら、写真を撮りあっていた。 阿蘇谷に雲海が発生すると、岬のように突き出した地形と道路が雲に浮かんだように見える。そこから「天空の道」 「ラピュタロード」と呼ばれるようになったらしい。
 正式な名称は、市道狩尾幹線。延長5・7キロ、山肌をはうように曲がりくねった道が、ふもとの狩尾地区から標高差約200メートルの外輪山上まで続く。展望ポイントからさらに走ると「天空の道」に続く。





朴大統領を「今週のバカ」 週刊文春記事が韓国で波紋

 【ソウル=中野晃】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領について「今週のバカ」などと紹介した週刊文春(12月5日号)の記事が韓国で波紋を広げている。「朴槿恵の『おばさん外交』」との見出しを掲げた記事で、「今週のバカ」の題名の下に朴大統領の顔写真を載せた。
 28日付の韓国紙・東亜日報は、同記事の写真とともに紹介。「日本の有力週刊誌が言論媒体としては到底許せないような表現で朴大統領を卑下した」と指摘した。韓国外交省の28日の定例会見では韓国人記者が政府の対応を質問。趙泰永(チョテヨン)・報道官は厳しい表情で「極めて非常識な文に、いちいち対応しない。こうした報道は日本国民の健全な良識にも反するものだ」と答えた。大統領府関係者は同日、「口から出まかせの言葉で相手を中傷し、痛めつけて、それで気が休まるのか。良心のある人間なら後悔するだろう」と語った。






原発計画、振り回されて50年 三重・芦浜、分断の追憶

 

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 【畑宗太郎】是非をめぐり三重県の漁村を二分した中部電力の芦浜原発計画の公表から、30日で50年になる。中電は断念を2000年に表明したが、東日本大震災直前には県内で原発建設を模索。住民は半世紀も振り回されながら、反原発の発信は続く。
 芦浜周辺の海に漁業権を持つ南伊勢町の古和浦地区。美容師の小倉紀子さん(71)は、漁師の夫、正巳さん(73)と反原発を訴えてきた。推進派にいた人とは、今も話ができない。
 正巳さんが漁に出た夜は無言電話が絶えなかった。ダイレクトメールが山のように届いた。20年前ごろのことだ。推進派の嫌がらせと紀子さんは思った。「本当の敵は中電や国なのに、住民同士で憎み合った」








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