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Monday, 16 December 2013

The Asahi Shinbun 17-Dec-2013


高齢者住宅、一斉立ち入り調査 堺市、生活保護法を適用

 【後藤泰良】急増する高齢者向け住宅の介護サービスの実態を把握するため、堺市が生活保護を受給するすべての入居者の居室に立ち入り調査する全国初の取り組みを始めた。介護保険法では認められない居室への立ち入りを、生活保護法を適用して実施。サービス適正化を進め、全国で絶えない介護報酬の不正請求を防ぐ考えだ。
 高齢世帯が増えて入居施設が不足するなか、国が2011年に制度化した「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住(こうじゅう))」は13年11月現在で13万2639戸に急増。大阪府は1万3074戸と突出して多く、堺市は1552戸を占める。
 しかしケアプラン通り介護サービスが提供されているか疑わしい場合でも、行政が介護保険法で立ち入り調査できるのはプライバシー保護の観点から事業者の事務所まで。入居者への取り次ぎを拒まれるなど十分調査できず、サービスの適否を判断する材料は事業者の報告に偏りがちだった。







学校で歯が折れ障害、年100件 スポーツ歯科医育成へ

【武田耕太】小中高校の部活動などで、歯を失うなどの事故が絶えないことから、日本体育協会日本歯科医師会が、スポーツ歯科の専門医の育成に乗り出した。年間100人ほどの子どもに重い後遺症があり、事故の防止対策を急ぐ。
 専門医「スポーツデンティスト」は2年後に認定される予定。将来的には全国に配置する。すでに約70人がスポーツ歯学やマウスガード(マウスピース)の作製法などを学び始めた。
 日本スポーツ振興センターによると、学校で歯が3本以上欠けるなどして障害見舞金が支払われたのは、2007~11年度に534人。07年度は127人で、11年度が93人と減少傾向だが、学校で起きた障害で歯の占める割合は毎年25%前後でほぼ変わらない。
 歯の障害は年齢とともに増え、11年度は小学生18人、中学生18人、高校など57人。小学生では休憩時間中が多いが、高校生では部活動の事故が6割以上を占めるとの報告もある。
 歯が損傷しても歯根が残り、細胞が生きている30分以内なら元に戻せる可能性があるが、よく知られていない。海外では、事故防止用にマウスガード の着用が広がっている。日本スポーツ歯科医学会の安井利一理事長は「歯を失うと食事や会話、顔の表情にも影響があり、精神的なダメージも大きい。一人でも 減らしたい」と話す。







新ポスティング、日米が合意 楽天・田中どうする

 【ニューヨーク=有田憲一】大リーグ機構(MLB)は16日(日本時間17日)、日米間で協議してきた新ポスティング制度について、日本野球機構(NPB)と正式に合意したと発表した。今後は楽天の田中将大投手(25)が新制度で大リーグ移籍を目指すかどうかが最大の焦点で、楽天は17日、田中に意思を確認する。
 新制度は、上限を2千万ドル(約20億円)として日本球団側が譲渡金を設定し、選手はその金額に応じた全ての大リーグ球団と交渉できる。
 田中は昨オフの契約更改で、早ければ今オフにも大リーグへ移籍したいという希望を球団側に伝えていた。申請すれば複数球団が交渉に参加することが確実視されている。
 ポスティングシステムは、日本選手がフリーエージェント(FA)以外で大リーグに移籍できる唯一の制度だが、昨オフにいったん失効した。
 新制度として、上限を設けずに最高入札額と2位の入札額の中間程度を落札額とする案がまとまりかけたが、複数球団との交渉を求める日本の選手会や、大リーグで資金力の乏しい球団の反対で、白紙撤回となっていた。
 MLBのマンフレッド最高執行責任者は「色々な苦難がありながら双方で平和的に合意できてうれしい」とコメントした。







亀井氏、徳洲会側から2千万円 08年、収支報告せず

 

 元国民新党代表の亀井静香衆院議員(77)=無所属=が2008年、医療法人「徳洲会」グループからパーティー券購入代金2千万円を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していないことがわかった。亀井氏側は昨年後半に2千万円を返し、「収支報告書を訂正する必要はない」としている。一方、総務省は「収入があった時点で記載義務が生じる」としており、政治資金規正法に違反する可能性がある。
 徳洲会関係者らによると当時、グループの「金庫番」と呼ばれ、事務総長だった能宗(のうそう)克行容疑者(57)=警視庁などが業務上横領容疑で逮捕=が08年前半、亀井氏の政治団体が07年までに開いた4~5回分のパーティーの券の購入代金2千万円を、現金で亀井氏側に手渡したという。
 現金は、能宗容疑者が社長だった徳洲会の関連会社「インターナショナル・ホスピタル・サービス」(IHS、大阪市北区)が捻出した。昨年、徳洲会内の内紛に伴い、IHSの資金の使途について能宗容疑者を追及する動きが表面化。能宗容疑者は亀井氏側に領収証を求め、亀井氏側が同年中に返却した2千万円が、IHSに戻されたという。






新幹線車内で卒業式を JR九州、学校を募集

 

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 JR九州は17日から、九州新幹線を1編成貸し切り、車内で卒業式を開く学校を募集する。開業10周年を記念した企画で、来年3月に卒業式を予定している九州の小中学校・高校・大学・専門学校などから、審査のうえ1校を選ぶ。
来年3月17~28日の間の平日に卒業式を開く学校が対象。最長で博多―鹿児島中央間の片道を通常のダイヤをぬって走り、上り・下りは問わない。要望があれば、博多―熊本などの区間の短縮もできる。
 九州新幹線を貸し切ってのイベントは、今年8月に福岡県の中学校の卒業生が恩師の定年退職を祝うために実施した例があるが、卒業式で貸し切るのは初めて。車内の装飾や設備の持ち込みなどの費用は学校側の負担だが、運賃を含めて運行にかかる費用はJR九州が全額出す。定員は卒業生や教職員、保護者を含めて300人まで。

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