公約に法案の文字なし 秘密保護法、修正合意の4党
今国会最大の焦点となった特定秘密保護法案について、各党は今夏の参院選でどう訴えていたのか。修正合意した自民、公明両党と日本維新の会は選挙公約でほとんど触れておらず、みんなの党も法制化の時期などは明示していなかった。有権者に争点を示さず、駆け足で成立を急いだとの批判は避けられそうにない。
安倍晋三首相は臨時国会の審議で、同法案の必要性を何度も訴えた。4日の党首討論でも、民主党の海江田万里代表に対し「この法律は極めて必要性は高い。それを作らなければNSC(国家安全保障会議)は機能しない」と強調した。
だが、自民党が6月に発表した参院選公約に「特定秘密保護法案」の文字はない。日本版NSCの設置は掲げてはいるが、「日本の平和と地域の安定を守る法整備」と記しただけ。公約と同時に発表した総合政策集にも「情報保全・公開に関する法整備」とのみ記し、具体的な記述はない。首相は国会冒頭の所信表明演説でも、同法案に言及しなかった。
震災の大津波、滑る粘土層が引き金 摩擦熱は1千度超に
東日本大震災の巨大津波は、プレート境界にある粘土層が滑って引き起こされていたことがわかった。地震発生時に摩擦熱が生じ、最大1250度に達
した可能性があり、さらに滑りやすくなった。日米欧などの統合国際深海掘削計画の枠組みによる研究チームが6日付の米科学誌サイエンスに研究成果を発表し
た。
巨大津波は、太平洋プレートと日本列島が載る北米プレートの境界が約50メートルずれて起きたとみられている。海洋研究開発機構の掘削船「ちきゅ
う」が昨年4~5月、宮城県沖東220キロの震源域の海底を掘り進め、地下821メートル付近で厚さ5メートル未満の粘土層を見つけた。分析したところ摩
擦が小さく滑りやすいスメクタイトという鉱物が多く含まれていた。
また、掘削した穴の中に温度計55個を設置して、昨年7月から9カ月間にわたって観測。地層がずれ動いて生じた摩擦熱とみられる温度上昇を確認。熱が地中を拡散していた。
研究チームの氏家恒太郎・筑波大准教授(構造地質学)は「ずれ動いた時の摩擦熱で粘土層に含まれていた水分が逃げ場を失って液体のようになり、大規模な滑りを引き起こしたと考えられる」としている。
日展のウミ出すのは今しか…内部告発の書家、心中を吐露
日展の入選数を有力会派に事前配分したことを示す資料を朝日新聞に寄せた書道家が、内部告発に至った経緯や今の心境を語った。
◇
私は長く書道界に身を置き、厳格な階級制度や入選を金で買うシステムを当たり前のように受け入れてきた。それでも「日展顧問の指示で入選数が決まる」という審査員からの手紙や入選数配分表を手にした時は驚いた。これまで証拠を残すことはなかったからだ。
日展幹部に気に入られるか否かで入選数が決まる。「これが自分が目指した芸術なのか」。改めて書道界の悪習を目の当たりにし、心が揺れた。告発す
れば人生を棒に振る。1、2年悩んだ。日展にはびこるウミを出すには、証拠を手にした今しかない。今やらなければ「不正の慣習」は永遠に表に出ない。そう
思い、内部告発を決心した。
iPS細胞から赤血球生産 東大・京大が開発
【鍛治信太郎】京都大と東京大のグループは、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から大量の赤血球をつくる方法を開発した。輸血用血液の不足解消に役立つと期待される。米科学誌「ステムセルリポーツ」で6日発表する。
京大iPS細胞研究所の江藤浩之教授らは、これまでホルモンなどを使ってiPS細胞から赤血球をつくっていた。だが、赤血球になる率が非常に低かった。
今回、細胞の増殖に関係する遺伝子と細胞死を抑える遺伝子の2種類を使い、まず、赤血球になる前の前駆細胞をつくった。この細胞はiPS細胞と同じく無限に増やすことができる。
京大iPS細胞研究所の江藤浩之教授らは、これまでホルモンなどを使ってiPS細胞から赤血球をつくっていた。だが、赤血球になる率が非常に低かった。
今回、細胞の増殖に関係する遺伝子と細胞死を抑える遺伝子の2種類を使い、まず、赤血球になる前の前駆細胞をつくった。この細胞はiPS細胞と同じく無限に増やすことができる。
楽天Vパレード、2千万円余る 資金不足一転、次回分に
【田中美保】11月24日に仙台市であった東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝パレードへの個人からの協賛金が、目標の9千万円を5割近く上回る1億3200万円集まった。
楽天本社と球団オーナーの三木谷浩史氏からも計600万円が寄せられ、現時点では約2千万円の余剰金が出る見込み。来季以降の優勝を期待して次のパレードの準備金とする方針という。
宮城県や仙台市、仙台商工会議所などでつくるパレードの実行委員会が5日、記者会見を開き、4日時点の収支を明らかにした。実行委が11月18日に発表した費用不足が報道され、パレード開催以降は全国から1日あたり最高で1千万円超の入金があったという。
首刺され男児死亡、母親を殺人容疑で逮捕 台所に包丁
愛知県豊田市小坂本町7丁目の会社員衛藤進さん(43)宅で5日、長男の理音(りおん)ちゃん(4)が刺されて死亡した事件で、愛知県警は6日、衛藤さんの妻でフィリピン国籍の衛藤・アナリサ容疑者(45)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。「子供はどうなったかわかりません」と容疑を否認しているという。
豊田署によると、アナリサ容疑者は5日午前7時から午後6時ごろの間に、自宅で刃物のようなものを使って、理音ちゃんの首を刺し、殺害した疑いがある。
同日午後6時すぎ、仕事から帰宅した衛藤さんが1階トイレ前で倒れている理音ちゃんを発見。1階リビングには胸に軽い刺し傷を負ったアナリサ容疑者が毛布にくるまって倒れていた。台所の流しからは血の付いた包丁が見つかっている。
アナリサ容疑者は衛藤さん、理音ちゃんとの3人暮らし。
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