細川氏、小泉氏と会談 あす都知事選に立候補
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への立候補に向け、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)が14日、都内のホテルで、小泉純一郎元首相(72)との会談を始めた。細川氏は都知事選で掲げる「脱原発」などの公約を説明し、小泉氏に支援を求める見通しだ。会談を受け、細川氏は15日に立候補の記者会見を行う。
関係者によると、細川氏は14日までに、立候補した際の公約について、ほぼ調整を終えたという。公約の中心に掲げる「脱原発」の具体的な内容や、そのほかの都政に関する政策、立候補への思いなどを小泉氏に説明し、支援を求める。
細川、小泉両氏は昨年末から連絡を取り合っており、小泉氏が細川氏に立候補を勧めてきた経緯がある。小泉氏は会談で、細川氏への支援を表明すると
見られる。細川氏に近い関係者は「小泉元首相が何回、選挙カーに乗って街頭演説に立つのかなど、細かい調整をすでに行っている」と話している。
一方、自民党は14日午前の役員連絡会で、舛添要一・元厚生労働相を党本部として支援する方向を確認した。小泉元首相の動向について、石破茂幹事長は会見で「いまの段階で申し上げることはできない」と明言を避けた。
その詐欺電話、中国発 報酬求めて日本人十数人
振り込め詐欺など「特殊詐欺」の年間被害額が昨年、初めて400億円を超えた。中国に拠点を置き、日本にだましの電話を掛ける組織も数年前から現れ、被害を広げている。警察も十分につかめていない拠点の実態を元暴力団組員の男が記者に証言した。
「警察の者です」「銀行協会からのお願いです」。昨年秋、中国・福建省。高層マンションの一室で日本人十数人全員が卓上の電話にかじりついていた。詐欺グループ内で「掛け子」と呼ばれる電話役たちだ。
元組員の男はここに数十日間いた。日本で、知り合いの元組員に「1日で200万円稼げる仕事が中国にある」と誘われた。組を抜けて「食いぶち」を探していた。迷わずに応じた。
日本との時差は1時間。日本時間の午前8時半~午後2時半、日本に電話を掛け続けるのが「仕事」だ。金融機関の窓口が閉じる午後3時までが勝負という。使うのは、インターネット回線を利用するIP電話。通信料が安く、発信元を特定されにくいと聞いた。
表紙に「ひとり暮らし老人リスト」と書かれた地域別の名簿を渡された。お年寄り1人を掛け子3~4人が役割分担してだました。
警察官役が「振り込め詐欺の被害金があなた名義の口座に入っている。口座凍結を防ぐ手続きを銀行協会の者に説明させる」と切り出す。次いで銀行協会役が預金額を聞き取り、引き出して銀行の担当者に預けるよう求める。「この電話は法律に基づいています。安心を」と弁護士役が割って入る。
掛け子を仕切っていたのは、日本語が話せる中国人の男だった。掛け子が「だませた」と合図すると、この男が日本の拠点に連絡し、金を受け取る「受け子」を手配する。銀行協会役は「担当者がお宅に行くから、お金を渡すまで電話は切らないで」と言って被害者と話し続ける。警察への通報を防ぎ、現金の授受を確かめるためだ。
ある被害女性は電話の向こうで「わざわざ来てくれるの? ご飯を用意しておくね」と言った。男は良心が痛んだが、笑いをかみ殺して喜ぶ周囲に「やめよう」とは言えなかった。
「警察の者です」「銀行協会からのお願いです」。昨年秋、中国・福建省。高層マンションの一室で日本人十数人全員が卓上の電話にかじりついていた。詐欺グループ内で「掛け子」と呼ばれる電話役たちだ。
元組員の男はここに数十日間いた。日本で、知り合いの元組員に「1日で200万円稼げる仕事が中国にある」と誘われた。組を抜けて「食いぶち」を探していた。迷わずに応じた。
日本との時差は1時間。日本時間の午前8時半~午後2時半、日本に電話を掛け続けるのが「仕事」だ。金融機関の窓口が閉じる午後3時までが勝負という。使うのは、インターネット回線を利用するIP電話。通信料が安く、発信元を特定されにくいと聞いた。
表紙に「ひとり暮らし老人リスト」と書かれた地域別の名簿を渡された。お年寄り1人を掛け子3~4人が役割分担してだました。
警察官役が「振り込め詐欺の被害金があなた名義の口座に入っている。口座凍結を防ぐ手続きを銀行協会の者に説明させる」と切り出す。次いで銀行協会役が預金額を聞き取り、引き出して銀行の担当者に預けるよう求める。「この電話は法律に基づいています。安心を」と弁護士役が割って入る。
掛け子を仕切っていたのは、日本語が話せる中国人の男だった。掛け子が「だませた」と合図すると、この男が日本の拠点に連絡し、金を受け取る「受け子」を手配する。銀行協会役は「担当者がお宅に行くから、お金を渡すまで電話は切らないで」と言って被害者と話し続ける。警察への通報を防ぎ、現金の授受を確かめるためだ。
ある被害女性は電話の向こうで「わざわざ来てくれるの? ご飯を用意しておくね」と言った。男は良心が痛んだが、笑いをかみ殺して喜ぶ周囲に「やめよう」とは言えなかった。
ヤクルトのバレンティン選手、妻を監禁容疑 米で逮捕
プロ野球ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が13日までに、米フロリダ州でドメスティック・バイオレンス(DV)事件で逮捕された。地元警察によると、離婚協議中の妻の自宅に侵入し、腕をつかむなどして監禁、暴行した疑いがある。
警察やAP通信によると、バレンティン選
手は12日夜、マイアミ近郊にある妻の自宅を訪れたが、ドアを開けてもらえず、妻が電話にも出なかったため、施錠されていなかった窓から侵入。2階まで妻
を追いかけて腕をつかんだうえ、一緒にいた部屋に内側からかぎをかけて外に出られないようにした疑いがある。妻とは6年前に結婚し、約1年前から別居して
いたという。
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