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Sunday, 12 January 2014

The Asahi Shinbun 13-Jan-2014


受験勉強ツール、進化中 いざセンター試験

 

 ITが受験勉強の風景を様変わりさせている。参考書を買える書店もなかった離島は、インターネットを通じたオンライン予備校の登場で、大手予備校がひしめく都市部と変わらない受験環境を手に入れた。英単語カードの代わりにめくるのは、スマートフォンの勉強用アプリだ。大学入試センター試験まで2週間を切り、受験生は様々な方法でラストスパートに懸命だ。
■離島にオンライン予備校
 島根半島の沖合約60キロに浮かぶ隠岐諸島の一つで、人口約2400人の中ノ島・海士(あま)町。菱(ひし)浦港に面した公営塾「隠岐國(おきのくに)学習センター」では、クリスマスイブの夜も、イヤホンをつけた塾生たちがパソコン上に流れる講義動画を見つめながら、真剣な表情でノートに鉛筆を走らせていた。
 島内に予備校はもちろん、参考書を扱う書店もなく、かつて大学進学をめざす子どもたちの多くは、中学卒業後に本土の高校に進んでいた。町は地元に残って受験勉強に打ち込んでもらおうと、隣り合う島の島根県西ノ島町や知夫村と4年前に学習センターを共同で開設。6人の講師が地域唯一の高校、県立隠岐島前(おきどうぜん)高の生徒に勉強を教えている。
 ただ、人手不足のために文系と理系の子を同時に教えられない悩みがあった。そこで、昨年10月にリクルートが 運営するオンライン予備校「受験サプリ」を試験導入。無料で過去の入試問題を解けるほか、月980円を払えば、大都市にある予備校の人気講師の講義やセン ター試験対策講座が見られる。現在は講師が理系志望の塾生を教える間、文系志望の塾生がパソコンで専用講義を受けている。
 3年生の塾生17人のうち、今月18、19日のセンター試験を受けて大学進学を目指すのは9人。講師の佐野武さん(29)は「オンライン予備校は、きちんと復習して使いこなせば、安価だし便利」と話す。

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