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Monday, 6 January 2014

The Asahi Shinbun 7-Jan-2014


海自最大の護衛艦「いずも」、どう見ても空母なのでは…

 

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 海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が昨夏、進水した。どう見ても空母だが、防衛省は「空母ではない」という。どういうこと?
■能力や構造は空母そのもの
 船体の長さ約250メートル。排水量1万9500トン。真珠湾攻撃に参加した旧日本海軍の空母「翔鶴(しょうかく)」「瑞鶴(ずいかく)」に近い大きさだ。
 自民党政権下で2010年度予算の概算要求に建造費が盛り込まれ、民主党政権を経て、安倍政権のもとで迎えた進水式に、中国や韓国のメディアは敏感に反応した。「準空母の登場」と報じ、「日本の右傾化の象徴」などと批判した。
 いずもは、京都・舞鶴基地所属の「しらね」(5200トン)の後継で、防衛省の説明では「ヘリコプター搭載護衛艦」だ。海自は既に1万トン超のヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」と「いせ」を保有。いずもは来春に就役予定で、建造中の同型艦と合わせて4隻を配備する計画だ。先月、閣議決定された中期防衛力整備計画でも、海自の基幹部隊とされる護衛隊群の中核を担う。
 ヘリコプター9機を同時に運用できる能力や、艦首から艦尾まで甲板が平らな構造は空母そのものだ。





(いいね!世界イチ?)人口1人、究極のおひとりさま

 

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 ■約2000人→1人―ビュフォードの人口。ピーク時は鉄道の建設作業員らが生活。1992年、サモンズさんだけに

 家族と離れての海外赴任。仕事は楽しいけれど、ふと寂しくもなる。そんなとき、人口1人の「街」で通算15年以上、独り暮らした人がいると聞いた。究極の「おひとりさま」に教えを請うた。
 零下20度。凍りついた路面にハンドルをとられ、ひやりとする。米北西部ワイオミング州の州都シャイアンから高速道で約30分。緑色の看板が見えてきた。
 「ビュフォード 人口1人 標高8千フィート(約2440メートル)」。面積4万平方メートル余、東京ドームより小さい。行政機能はないが、郵便番号も割り振られ、住所の上では一つの「街」だ。
 看板近くにぽつんとある小さな雑貨店。飲み物や日用品が並ぶ店内で、ベトナムコーヒーを片手に男性2人が親しげに話し込んでいた。頭をそり上げた 体格のいい男性が、ドン・サモンズさん(63)。この物語の主人公だ。もう1人は隣町の男性客(60)。常連さん? 「いや、会ったばかりさ」。男性は 笑った。
 「だから小さな街はいいんだよ」。サモンズさんは語り始めた。
 ロサンゼルス近郊で引っ越し業を営んでいた1980年、自然を愛する女性とビュフォードの約5キロ南に移り住み結婚。どこまでも続く平原。西部劇に出てくるような美しい山並み。乗馬やキャンプを楽しんだ。
 ベトナム帰還兵。「ゲリラ兵が隠れる茂みもない広い場所にひかれた」と、後に心理学者に言われた。自覚はないが、心が解き放たれたのは確かだ。
 だが、幸せは続かなかった。歯車がかみ合わなくなった妻は89年、5歳の息子を連れ家を出た。親権争いに疲れた92年、サモンズさんはビュフォードが街ごと売りに出されたと知る。
 街の由来は、南北戦争終 結翌年の1866年に整備された軍の基地。ゲティズバーグの戦いで指揮を執った北軍少将の名をとった。鉄道建設で栄えたが、鉄道網が西へ広がると最大2千 人いた人口は急減、ついに一家族だけに。そんな半ば寂れた街に、サモンズさんは15万5千ドル(約1600万円)をはたいた。息子と一緒に暮らすためだっ た。
 だが多感な時期の息子は反抗し、17歳で家を出た。
     ◇
 それでも、サモンズさんは街に残った。引き継いだ雑貨店が生きがいだった。
 1日2~3人、売り上げ70ドル程度だった店は、品ぞろえを増やすうち客足が伸び、売上高は年約100万ドル超に。「難しい顔のお客には笑顔で帰ってもらうようにした。おかげでスイスや日本にも友達ができた」







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