種の絶滅防げ「冷凍動物園」計画 精子・卵子を凍結保存
動物の精子と卵子(配偶子)を凍結保存する「冷凍動物園」計画が、3月にも横浜市内で本格始動することがわかった。神戸大学の研究者が細々と続けていた試みを、日本動物園水族館協会(JAZA)が拡充する。ゴリラやゾウなど、近い将来、動物園から姿を消しそうな種の国内繁殖を目指すだけでなく、野生での絶滅にも備える「配偶子版ノアの方舟(はこぶね)」でもある。
■神戸大発祥、「配偶子バンク」拡充
JAZAが作るのは「配偶子バンク」。「横浜市繁殖センター」(旭区)に設ける。国内の動物から集めた配偶子を保存し、加盟149施設や提携研究機関が、保存方法や人工授精技術の研究に利用する。
原点は、楠比呂志・神戸大学大学院准教授が1993年に始めた研究だ。
研究室に、高さ約1メートルの容器がずらり。中には、マイナス196度の液体窒素とプラスチック製の試験管。アフリカゾウ、アムールトラ、シマウマなど142種の配偶子が眠る。
収集に約20年かかった。放射線でDNAが破壊されない限り「理論上は2千年以上保存できる」という。
楠准教授は2012年、JAZAの外部委員となり、バンク設立に関与。研究室の配偶子の中でも希少な86種をJAZAに移すと決めた。「大学や 個々の施設で保管が続く保証はない。100~200年先を考えると、動物園の全国組織で管理するのが一番いい。東西に分ければ大災害への備えにもなる」と 話している。
配偶子バンクは、神戸大に続き、97年に東京動物園協会(上野動物園など4施設を運営)、99年に横浜市(3動物園を運営)が設けた。ただ、いずれも保存する配偶子は施設にいる動物に限られていた。2002年には国立環境研究所が、国内原産の絶滅危惧種を対象に、細胞やDNAを冷凍保存する「環境試料タイムカプセル」を始めている。
関係者が整備を急ぐ背景には、「動物園から希少動物がいなくなる」との危機感がある。動物園などの動物は少子高齢化が進むが、輸入による補充は難しくなる一方だ。野生動物の減少に加え、口蹄疫(こうていえき)でウシなど偶蹄類(ぐうているい)が、鳥インフルエンザで鳥類全般が、いずれも厳しく輸入規制されるようになったためだ。
■神戸大発祥、「配偶子バンク」拡充
JAZAが作るのは「配偶子バンク」。「横浜市繁殖センター」(旭区)に設ける。国内の動物から集めた配偶子を保存し、加盟149施設や提携研究機関が、保存方法や人工授精技術の研究に利用する。
原点は、楠比呂志・神戸大学大学院准教授が1993年に始めた研究だ。
研究室に、高さ約1メートルの容器がずらり。中には、マイナス196度の液体窒素とプラスチック製の試験管。アフリカゾウ、アムールトラ、シマウマなど142種の配偶子が眠る。
収集に約20年かかった。放射線でDNAが破壊されない限り「理論上は2千年以上保存できる」という。
楠准教授は2012年、JAZAの外部委員となり、バンク設立に関与。研究室の配偶子の中でも希少な86種をJAZAに移すと決めた。「大学や 個々の施設で保管が続く保証はない。100~200年先を考えると、動物園の全国組織で管理するのが一番いい。東西に分ければ大災害への備えにもなる」と 話している。
配偶子バンクは、神戸大に続き、97年に東京動物園協会(上野動物園など4施設を運営)、99年に横浜市(3動物園を運営)が設けた。ただ、いずれも保存する配偶子は施設にいる動物に限られていた。2002年には国立環境研究所が、国内原産の絶滅危惧種を対象に、細胞やDNAを冷凍保存する「環境試料タイムカプセル」を始めている。
関係者が整備を急ぐ背景には、「動物園から希少動物がいなくなる」との危機感がある。動物園などの動物は少子高齢化が進むが、輸入による補充は難しくなる一方だ。野生動物の減少に加え、口蹄疫(こうていえき)でウシなど偶蹄類(ぐうているい)が、鳥インフルエンザで鳥類全般が、いずれも厳しく輸入規制されるようになったためだ。
米大統領「チベット族人権擁護を」 ダライ・ラマに表明
オバマ米大統領は21日、ホワイトハウスでチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談し、「チベット固有の宗教、文化、言語の伝統の保護と中国におけるチベット族の人権擁護を強く支持する」と表明した。米政府は中国でチベット族の人権状況が悪化しているとして、中国政府に懸念を示した形だ。
ホワイトハウスによると、オバマ氏はダライ・ラマの非暴力の姿勢や、中国からの独立ではなくチベットの高度な自治を求める「中道路線」を称賛。10年1月から中断したままの中国政府とダライ・ラマ側との直接対話を再開するよう促した。一方、オバマ氏は「チベットは中国の一部であり、チベットの独立は支持しない」とする米国の立場も強調。ダライ・ラマも、チベットの独立は求めず、対話再開を希望すると応じた。
「ささいなミス」と声明 STAP細胞論文で米大学教授
新型万能細胞「STAP細胞」を発見したと、小保方晴子・理化学研究所ユニットリーダーが英科学誌ネイチャーに発表した論文に不自然な画像があると指摘された問題で、共著者の一人、ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が21日、「論文の編集過程で生じたささいな間違いの結果」などとする声明を発表した。
論文について「異なる状況で撮影したマウスの胎盤の写真2枚が酷似している」との指摘があり、理研とネイチャーがそれぞれ調査している。
バカンティ教授は、小保方さんの留学時代の指導教官。所属する同大の関連病院の広報担当者を通して公表した。声明では「論文全体の中身や科学的
データ、結論には影響しないと考えている」「公正を期すため、調査が終了するまでは何も情報は出せない」とした。(ワシントン=行方史郎)
志賀原発の断層調査始まる 活断層なら再稼働せず
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原子力規制委員会は22日、北陸電力志賀原発(石川県)の敷地内の断層調査を始めた。23日まで。志賀原発は専門家から、1号機の原子炉建屋の直下を横切る断層が活断層の疑いがあると指摘されている。規制委が活断層と判断すれば、再稼働できなくなる。
志賀原発の敷地内には8本の断層があり、うち2本が1、2号機の原子炉建屋直下を走る。特に1号機の原子炉建屋直下の「S―1」断層は2012年7月、旧原子力安全・保安院の有識者会合で、建設時に掘削した時のスケッチを見た専門家から「典型的な活断層」と指摘された。
規制委の有識者会合は今回、S―1断層が活断層かどうかを中心に調べる。また、敷地の東約1・4キロを南北に走る「福浦断層」など周辺の活断層が動いたときに、敷地内の断層が引きずられて動くかも見る。
志賀原発の敷地内には8本の断層があり、うち2本が1、2号機の原子炉建屋直下を走る。特に1号機の原子炉建屋直下の「S―1」断層は2012年7月、旧原子力安全・保安院の有識者会合で、建設時に掘削した時のスケッチを見た専門家から「典型的な活断層」と指摘された。
規制委の有識者会合は今回、S―1断層が活断層かどうかを中心に調べる。また、敷地の東約1・4キロを南北に走る「福浦断層」など周辺の活断層が動いたときに、敷地内の断層が引きずられて動くかも見る。
ワーグナーひ孫姉妹の姉、監督退任へ バイロイト音楽祭
ドイツの作曲家ワーグナー上演の殿堂として知られるバイロイト音楽祭を率いるワーグナーのひ孫の1人、エファ・ワーグナー・パスキエさん(68)が2015年に退任する見通しになった。激しい後継争いの末に08年からひ孫2人が共同で音楽祭を運営してきたが、今後は、残る異母妹のカタリーナ・ワーグナーさん(35)が中心になるとみられている。
地元紙の北バイエルン・クーリエが21日、エファさんが「(音楽祭監督の契約が切れる)15年9月からは(音楽祭の)助言者にしてもらう」と発言
したと報道。音楽祭関係者や地元バイエルン州の関係者が独メディアに契約終了時での退任を認めた。退任の理由は明らかになっていない。一方、カタリーナさ
んは契約延長が濃厚とされる。
バイロイト音楽祭は、ワーグナーが自作の理想的な上演を求め、劇場を建てて創設した。死後は妻や長男ら一族が引き継いできた。戦後は長く、孫の故ウォルフガング・ワーグナーさんが運営してきたが、後継をめぐり一族内で争った末にエファさんとカタリーナさんの共同運営で決着し、芸術面での責任を分担していた。08年以降の現体制で、バイロイト音楽祭はそれまでにない斬新な演出が増え、ワーグナー・ファンの間では賛否両論がある。(ベルリン=松井健)
首相側近、次から次へと「問題発言」 火消しに躍起
昨年末の安倍晋三首
相の靖国参拝以降、首相の側近から「問題発言」が相次いでいる。首相自身が起用した人物だけに、首相の本音と見る向きもあり、海外の視線も厳しく、政権の
リスクになりつつある。やはり身内のさまざまな問題が続き、政権の体力を低下させた第1次政権の二の舞いになりかねず、首相官邸は火消しに躍起だ。
首相側近の発言で問題となったのは、首相の靖国神社参拝や中国、歴史認識に関するものだ。
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