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Sunday, 9 March 2014

The Asahi Shinbun 10-March-2014


脱原発、幻の具体化法案 民主政権時に作成、交代で頓挫

 民主党政権が2012年秋、脱原発を実現するために天然ガスパイプライン網の整備や送電線の増強を国家戦略として進める法案の要綱を作っていたことがわかった。原発再稼働をめざす安倍政権が誕生し、この構想は立ち消えになった。
 民主党政権で経済産業相を務めた海江田万里代表や大畠章宏幹事長、国家戦略相を務めた荒井聰役員室長ら当時の有力議員に加え、経済産業、財務、国土交通、農林水産、環境各省の局長・部長級幹部らが12年春に勉強会を発足。同年秋まで10回程度会合を重ね、「基幹エネルギー施設整備促進法案」の要綱をまとめた。
 朝日新聞が入手した要綱によると、電力施設や天然ガスパイプライン、石油備蓄基地を「基幹エネルギー施設」と定義。大災害に備えてそれらの整備を進めることを目的としていた。









出直し大阪市長選、肩すかし 主要政党、擁立避ける

 

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 橋下徹大阪市長(44)の辞職に伴う出直し市長選が9日告示され、4人が立候補を届け出た。大阪都構想をめぐる政党間の対立がきっかけだが、都構想に反対する主要政党が候補者を立てない異例の構図となった。23日に投開票される。
立候補したのは、地域政党大阪維新の会」公認で前職の橋下氏、無所属新顔の二野宮茂雄氏(37)、政治団体「スマイル党」総裁で新顔のマック赤坂氏(65)、無所属新顔の藤島利久氏(51)の計4人。









使い切れぬ復興予算 事業進まず基金化3兆円 被災3県

 

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 東日本大震災の被災自治体で、使い切れない予算が急増し、「貯金」の残高が震災前より約3兆円積み上がっていた。政府は5年で25兆円を復興事業に流し込む計画だが、被災自治体では予算を使う職員が足りず、残高が増える一方だ。
朝日新聞社は、岩手、宮城、福島の3県と各市町村について、自治体が決算をまとめて総務省に提出する「地方財政状況調査表」を入手。2010年度と震災後の11、12年度の3年分を分析した。予算は何にいくら使うかの「計画」だが、決算は実際に使われた「結果」だ。
 今回の震災では、自治体は使い切れなかった復興予算を、東日本大震災復興特別区域法などに基づき「基金」に積み立てている。年度に縛られず復興事業を進めるためだ。










マレーシア機、引き返し試みた可能性 残骸?海上で発見

 

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 南シナ海上空で行方不明になったマレーシア航空MH370便(ボーイング777―200型機)が、消息を絶つ直前に、出発地のクアラルンプールに引き返そうとした可能性があることが9日、分かった。ただ管制への連絡はなく、当局は何らかの突発的なトラブルに見舞われた可能性があるとみて調べている。
会見したマレーシア空 軍長官によると、空軍のレーダー記録などを解析した結果、MH370便が消息を絶つ直前に、進路を変えた可能性があるという。引き返す場合は管制に連絡が あるのが通常だが、離陸から約50分後に消息を絶つまでに、パイロットから緊急事態を知らせる交信や信号などはなかったという。
 9日の会見では、行方不明になった航空機が過去に右主翼の一部を破損する事故を起こしていたことも明らかにされた。2012年8月に中国・上海の空港で移動中に別の機体と接触。米ボーイング社で補修し、航空当局が再運航を認めていたという。マレーシア当局は、事件と事故の両面から捜査を続けている。
 機体の捜索活動は9日、マレーシアベトナムシンガポール、米国など計8カ国の軍や救難当局が参加し、範囲を拡大して行われた。ベトナムのメディアは同日夜、ベトナム海軍と沿岸警備隊の船が航空機の残骸とみられる物体を海上で発見したが、夜間のため回収できなかったと報じた。マレーシア当局が捜索のための飛行許可をベトナム政府に申請した。(セパン〈マレーシア〉=都留悦史、ハノイ=翁長忠雄)









フィルム映画の灯火守る 岐阜・柳ケ瀬、71歳映写技師

 

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 映画のデジタル化が急速に進むなか、岐阜市の老舗映画館がフィルム映画の灯火を守っている。フィルムの整備から上映まで一手に引き受けるのは、この道半世紀の映写技師橋本義信さん(71)。昭和の名作を当時の雰囲気のまま届けている。
 岐阜市中 心部の柳ケ瀬商店街には、大正時代に映画館が建ち始めた。ピークの1960年代は10館以上に。当時はどこの映画館も観客であふれかえり、街を歩いても前 が見えなかったという。しかし、今は、大正時代創業の映画館運営会社による「CINEX(シネックス)」(95年開館)と系列館「ロイヤル劇場」が残るだ けだ。
 2月中旬、橋本さんはCINEXの映写室で年代物のブリキ缶に入ったフィルムを巻き取り機にかけていた。映画会社から届いたばかりのもので十数缶ある。上映に向け、不具合がないかを確認したうえで、つなぎ合わせていく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

脱北者、投票へ決死の帰国 「不在ばれれば家族処罰」

 北朝鮮で9日に実施された最高人民会議の代議員選挙を前に、中国に逃れていた脱北者の一部が秘密裏に北朝鮮への「一時帰国」を試みた。投票せずに脱 北が発覚すると、残してきた家族に危害が及ぶことを恐れての行動だ。過去の選挙では毎回100%かそれに近い投票率があり、危険覚悟で故郷を目指した。
 中国にいる脱北者らの証言によると、過去の選挙でも国民全員の投票が原則だったが、家族らの代理投票が可能だった。ところが今回は投票者の本人確認が徹底され、投票しない場合は理由を徹底調査するとの情報が流れたという。
 約4カ月前にブローカーに4千元(約7万円)を払って仲間数人と脱北した30代の男性は2月下旬、知人の北朝鮮商人からこの話を聞いた。仲間らと 「金正恩(キムジョンウン)(第1書記)は選挙で不在者を洗い出し、発覚したら家族が処罰されるだろう」と話し合い、投票のため再び一緒に国境を越えるこ とを決意した。










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