ノバルティス元社員を逮捕 論文不正、薬事法違反の疑い
製薬大手ノバルティスの高血圧治療薬ディオバンに関する臨床研究の論文にデータ不正があった事件で、東京地検特捜部は11日、データを不正に操作したとして、同社元社員の白橋伸雄容疑者(63)=神戸市=を薬事法違反(誇大広告など)の疑いで逮捕し、発表した。一連の論文不正問題は、製薬会社の元社員が刑事責任を追及される事態に発展した。
特捜部の発表などによると、白橋元社員は京都府立医大がディオバンの効果を調べるために実施した研究で、データの解析を担当。同大が2011年に投稿した論文のなかで使われたデータを不正に操作し、その結果を論文を執筆する医師らに提供。この論文を海外の医学雑誌に掲載させた疑いがある。
ディオバンは、ノバルティスが2000年から国内で販売する高血圧治療薬。02~10年に京都府立医大のほか、東京慈恵会医大、滋賀医大、千葉大、名古屋大の計5大学が臨床研究を実施。京都府立医大と慈恵会医大の論文は、ディオバンが他の高血圧治療薬より、脳卒中や狭心症を防ぐ効果が高いと結論づけた。だが昨年春、これらの論文作成に白橋元社員が関与していたことが発覚。京都府立医大などが、論文に不正や不適切なデータ操作があったとの調査結果を公表した。
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〈ディオバン〉年間売上高1千億円超の人気薬。「ディオバンは他の薬より効果が高い」とする京都府立医大などの論文を、ノバルティスが医師向けの広告に繰り返し利用。同医大など5大学の論文を使った雑誌広告などは、2006年以降で495種類に及ぶ。
ザック「本田は状態上げる可能性高い」 W杯へ向け決意
サッカー日本代表のザッケローニ監督は10日、W杯ブラジル大会のベースキャンプ地イトゥで記者会見し、「4年間、このためにチームを作ってきた。いい戦いをしたいという気持ちは強い」と14日の1次リーグ初戦のコートジボワール戦に向けて決意を語った。
この日は休養日にした。監督は「計画通り。負荷のかかる練習もしてきた。休むことでコンディションも向上するだろう」。選手を思い思いにリラックスさせるのが狙い。自主的にランニングする選手もいた。
強化試合で本調子ではなかったFW本田については「最高のコンディションにしてくれることを祈っている。大会が進むごとにパフォーマンスを上げる可能性が高い」と期待を込めた。
日本の拠点のイトゥは緑に囲まれた静かな環境。監督は「日本の文化を考えると、最適なキャンプ地。選ぶ段階からの作業から自分も参加し、とても満足している」と語った。(内海亮)
米高校で銃撃、2人死亡 オバマ大統領「こんな国ない」
米オレゴン州トラウトデールの高校で10日朝、10代の少年がライフル銃で発砲し、14歳の男子生徒1人が死亡した。発砲した少年は校舎内で遺体でみつかった。米国で銃撃事件が頻発していることに、オバマ米大統領は「先進国でこんな国はない」といら立ちを示した。
地元警察によると、少年は、同校の体育館のロッカールームに入り、同校の教師を追いかけて負傷させた後、1年生の男子生徒を撃ったとみられる。少年はその後、トイレで死んでいるのが見つかった。警察は自殺したとみている。
オバマ氏は、事件の数時間後にホワイトハウスであった若者との対話イベントで、「こんなことが起きているのは、先進国では我が国だけだ。ほかの先進国ならこんな事態を容認しない」などと発言。オバマ政権が取り組む銃規制が進まないことに憤りをあらわにした。(ロサンゼルス=平山亜理)
虎ノ門ヒルズ、「高さ東京一」なぜ避けた きょう開業
東京の湾岸部と都心を結ぶ都道「環状2号線」の上に立つ「虎ノ門ヒルズ」(東京都港区)が、11日開業する。都の資料では、高さは247メートルで港区のミッドタウン・タワー(248メートル)に次ぐ。だが、比べる基準をそろえると255・5メートルとなり、実は「東京一」になる。
超高層ビルの高さは通常、アンテナなどを含めた最も高い地点でみる。虎ノ門ヒルズは、最高地点よりやや低いヘリポートの高さを「公称」にして、実際より10メートル近く低くした。一体、なにがあったのか――。
「この計画が起爆剤となり、一帯が世界にも類を見ない国際戦略都心に生まれ変わると信じている」
2011年2月末、「虎ノ門ヒルズ」の着工式。森ビル社長で実質的な創業者である森稔(みのる)は、虎ノ門の未来を力強く語った。体調を崩した森 は会場に車いすで現れたが、式典では歩いて演壇に登った。森の「最後の夢」がつまったあいさつを、多くの社員は忘れられずにいる。77歳で亡くなる1年前 のことだ。
超高層ビルの高さは通常、アンテナなどを含めた最も高い地点でみる。虎ノ門ヒルズは、最高地点よりやや低いヘリポートの高さを「公称」にして、実際より10メートル近く低くした。一体、なにがあったのか――。
「この計画が起爆剤となり、一帯が世界にも類を見ない国際戦略都心に生まれ変わると信じている」
2011年2月末、「虎ノ門ヒルズ」の着工式。森ビル社長で実質的な創業者である森稔(みのる)は、虎ノ門の未来を力強く語った。体調を崩した森 は会場に車いすで現れたが、式典では歩いて演壇に登った。森の「最後の夢」がつまったあいさつを、多くの社員は忘れられずにいる。77歳で亡くなる1年前 のことだ。
「悪夢」の再現恐れるブラジル W杯西村主審決定に
住民より人形が多い村 動画サイトで話題に
人形が住民より多い村――。徳島県三好市の山あいにある住民40人ほどの名頃(なごろ)集落が海外の注目を集めている。ドイツ人留学生が動画サイトに投稿。約1カ月に20万回以上再生された。「数年後には人形だけの村になるだろう」と紹介する外国メディアもあれば、「なんて美しい村」とのコメントも寄せられている。
作品は「The Valley of Dolls(人形の谷)」(http://vimeo.com/92453765)。ドイツから広島市立大学に交換留学に来ている、ジャーナリストで写真家のフリッツ・シューマンさん(26)が制作した。集落で約10年前から、人間そっくりの「かかし」を300体以上作ってきた綾野月美さん(64)を紹介した、6分30秒のドキュメンタリーだ。
廃校になった小学校で、机に向かう子どもたち。畑仕事をするおばあちゃん。バス停に座る住民。集落のあちこちに、今にも動きそうなかかしが100体ほどいる。
作品は「The Valley of Dolls(人形の谷)」(http://vimeo.com/92453765)。ドイツから広島市立大学に交換留学に来ている、ジャーナリストで写真家のフリッツ・シューマンさん(26)が制作した。集落で約10年前から、人間そっくりの「かかし」を300体以上作ってきた綾野月美さん(64)を紹介した、6分30秒のドキュメンタリーだ。
廃校になった小学校で、机に向かう子どもたち。畑仕事をするおばあちゃん。バス停に座る住民。集落のあちこちに、今にも動きそうなかかしが100体ほどいる。
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