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Monday, 9 June 2014

The Asahi Shinbun 10-June-2014


父子関係、DNA鑑定で取り消されるか 最高裁で弁論

 

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 DNA型鑑定をしたところ、父と子に血縁関係がなかった。その父子関係は取り消されるのか。最高裁第一小法廷が9日、そんな争点の2件の訴訟で当事者から意見を聞く弁論を開いた。妻側は父子関係の取り消しを求め、夫側は「子に対しては父親としての愛情がある」として関係を維持するように訴えた。
 最高裁が結論を変える際に必要な弁論を開いたことで、父子関係を取り消した一、二審の判断が見直される公算が大きい。
 争っているのは、北海道の元夫婦と近畿地方の夫婦。ともに妻が夫とは別の男性と交際。出産した子と交際男性との間でDNA型鑑定をしたところ、生物学上の父子関係が「99・99%」との結果が出た。これを受けて妻が子を原告として、夫とは親子ではないことの確認を求めて訴えた。
 一、二審はいずれも「鑑定は親子関係を覆す究極の事実」などと、父子関係を取り消す判決を出した。ともに夫側が上告した。
 「1歳2カ月の可愛い盛りのわが子を手放さなければならなかった私の胸中など、元妻には理解できないはずです」
 北海道の元夫婦は子の誕生から1年3カ月後に離婚。元夫はその直前まで子と暮らした。弁論があったこの日、思いをつづった文書をマスコミに公開した。
 「DNA型鑑定が事実であれば、私の主張が理解されにくいことも十分に分かっています。しかし、子への愛情をなかったことになどできません」。わ が子として命名したこと、風呂に入れたときのこと、「パパ」と呼んでもらったこと。「楽しくて仕方ありませんでした」と振り返った。別れる朝、子にバイバ イをすると、子はそれまで見たこともない、笑ったような、泣きそうな顔で手をクルクルと振ったという。
 弁論では「血縁がないことを理由に親子関係を否定すれば、養子縁組制度なども否定することになる」とも主張した。
 一方、元妻の代理人は弁論で「元夫と子との関係が認められれば、終生、真実に反する親子関係が強制される」と主張した。







東通原発、再稼働に向け審査申請 断層は「活動性なし」

 東北電力は10日、東通(ひがしどおり)原発1号機(青森県)の再稼働に向け、新しい規制基準での審査を原子力規制委員会に申請した。規制委の専門家会合で敷地内に活断層がある可能性が指摘されているが、東北電力活断層ではないとして地震の想定に含めなかった。規制委は敷地内断層の議論を優先させる方針で、本格的な審査入りは見通せない状況だ。
 東北電力の申請は女川原発2号機(宮城県)に続き2基目。全国では12原発19基になった。
 申請では、想定する最大級の地震の揺れを東日本大震災前の450ガル(ガルは揺れの勢いを示す加速度の単位)から600ガルに、想定する津波の高さを10・1メートルから11・7メートルにそれぞれ引き上げた。






残業代ゼロ「労働者の10%は対象に」 経団連会長

 

 労働時間と関係なく成果に賃金を払う制度について、経団連榊原定征会長は9日の記者会見で「少なくとも全労働者の10%程度は適用を受けられるような制度にすべきだ」と述べた。厚生労働省は対象者を極力絞りたい考えだが、より幅広い働き手を対象にすべきだという経済界の「本音」を示したものだ。
 労働時間規制の緩和は、榊原氏もメンバーである政府の産業競争力会議で検討している。労働界には働き手が「残業代ゼロ」で長時間労働を強いられるとの懸念が強く、どこまでを適用対象にするかが焦点となっている。民間議員の長谷川閑史・経済同友会代表幹事は「将来の幹部候補や中核人材」などとしているが、厚労省は「世界レベルの高度専門職」に限る考え。
 榊原氏は会見で、「本人の同意が前提だが、時に夜を徹してもやるべき作業がある研究技術職やマーケティング関係などの専門職は新しい働き方を希望 している。キャリアアップを望む女性もそうだ。企業にとっても生産性があがる」と強調。「厚労省が言うような人は日本に何千人もおらず、まったく意味がな い」とした。
 労働時間と切り離された新しい働き方の導入は政府が6月中にまとめる成長戦略に盛り込まれる見込み。(稲田清英)







珍鳥オウム、アパートで保護 豪州に生息、数百万円の値

 

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 体は黒いが尾は赤い「アカオクロオウム」が9日、川崎市宮前区のアパートで保護された。国内のペットショップでもほとんど見かけない「珍鳥」。宮前署が飼い主を捜している。
 署によると、9日午前2時ごろ、同区宮崎6丁目のアパートの女性が「入り口にカラスがいて入れない」と通報。警察官が地面にうずくまっていたアカ オクロオウムを保護した。体長約60センチで、尾羽の特徴からメスとみられる。頭頂部の羽が抜けているが、体調に問題はないという。
 アカオクロオウムを飼育している埼玉県越谷市の「キャンベルタウン野鳥の森」によると、オーストラリアに生息し、国内のペットショップでの取り扱いは極めて少なく、数百万円の値がつくという。署は飼い主が現れなければ動物園などに引き渡すことにしている。(大賀有紀子)







ニホンウナギ、絶滅危惧種指定へ 国際取引制限の恐れ

 

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 かば焼きで日本人になじみ深いニホンウナギについて、国際自然保護連合(IUCN)は、12日に発表する、生物の絶滅危機に関する情報を紹介する「レッドリスト」改訂版に掲載する方針を固めた。絶滅危惧種として指定する見通し。売買や食べることの禁止に直結するわけではないが今後、国際取引の制限などにつながる可能性が高まる。
 日本で食べられているウナギの多くは、ニホンウナギの 稚魚を国内で捕獲したり輸入したりして養殖したものと、中国などから輸入されるかば焼き。稚魚の国内漁獲量は今年、数年ぶりに回復しているが、長期的には 激減傾向にある。半世紀前は日本で年間約200トンの稚魚の漁獲量があったが、2012年までの3年間は年間3~6トンにとどまっている。天然ウナギの漁 獲量も激減傾向だ。
 IUCNは、国家や自然保護団体が加盟する世界最大の国際的な自然保護組織。IUCNレッドリストは「絶滅」や「絶滅危惧」「情報不足」など危機の度合いに応じて8段階に分類されている。昨年7月から、専門家らがニホンウナギを含むウナギ全19種をレッドリストに載せるため、科学的に評価してきた。ニホンウナギは昨年、環境省による日本のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。







田中・岩隈の直接対決、雨で流れる 大リーグ

大リーグで、10日にシアトルで予定されていたヤンキース・田中とマリナーズ・岩隈の投げ合いが実現しないことになった。9日のロイヤルズとヤンキースの試合が雨天中止となった影響で、田中の登板日がずれるため。ヤンキースのジラルディ監督はロイヤルズ戦に先発予定だったヌノを10日にスライド登板させることを発表し、シアトルに先乗りしている田中の先発は11日に延期となった。
 田中と岩隈はかつて楽天のチームメートで、ともに対戦を熱望していた。(カンザスシティ)










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