Pages

Thursday, 26 June 2014

The Asahi Shinbun 27-June-2014


溺れたら「ウイテマテ」! 世界で注目、日本語で広がる

 

[PR]
 溺れた時の合言葉は「ういてまて」。東日本大震災の津波から子どもの命を救った自己救助法が、海外で注目されている。タイやスリランカでは講習会が開かれ、「UITEMATE」の日本語とともに広まっている。
 「ういてまて」は、水面に大の字になって仰向けで浮いた状態で、救助を待つ方法だ。水難学会長の斎藤秀俊・長岡技術科学大教授が2000年、運動靴が水に浮くほど軽い素材を使っていることにヒントを得て、浮力を生かした方法を考えた。現在、学会メンバーの救急救命士らが全国の小学校などで講習会を開き、普及を目指している。
 溺れて助けを求めようとすると水中で立った状態になる。水面より上に出るのは頭の一部だけで、「助けて」と手を上げると体全体が沈み、最悪の場合数分後には心肺停止状態になる。






逗子、静かな海開き 「クラブ化」禁止条例でフラもなし

 

[PR]
 神奈川県逗子市の 海水浴場が27日、海開きした。関東では最も早いという。ここ数年、大音量の音楽をかけて客が踊る海の家の「クラブ化」が問題視され、拡声機を使った音楽 や入れ墨(タトゥー)の露出、海の家以外での飲酒やバーベキューを禁止する市条例が3月に施行されるなか、静かな海開き式になった。
 式では、平井竜一市長がマイクを使わずにあいさつ。「条例を守ってもらう立場の市が、自ら特例をつくることはできない」と話した。恒例だった地元 有志によるフラダンスも、BGMが必要になるため中止に。夏本番とはいかない梅雨空の下、地元の小学生ら約500人は歓声を上げて海に飛び込んだ。
 「静かな海」が実現することで、昨夏は41万人余りが訪れた海水浴客の動向が注目されている。(菅尾保)






原発コストは火力より割高に 専門家が試算、発表へ

 

 運転を止めている全国の原子力発電所が2015年に再稼働し、稼働40年で廃炉にする場合、原発の発電コストは11・4円(1キロワット時あたり)となり、10円台の火力発電より割高となることが、専門家の分析でわかった。東京電力福島第一原発の事故対策費が膨らんでいるためだ。政府は原発を再稼働する方針だが、「コストが安い」という理屈は崩れつつある。
 電力会社の経営分析で著名な立命館大学の大島堅一教授と、賠償や除染の調査で知られる大阪市立大学の除本理史(よけもとまさふみ)教授が分析した。近く専門誌に発表する。
 両教授が、政府や東電などの最新資料を分析したところ、福島第一原発の事故対策費は約11兆1千億円に達した。政府が昨年12月に示した「11兆円超」という見積もりを裏付けた。






アジア勢、白星なく全滅 W杯出場枠減少の可能性も

 今大会のアジア4チームの通算成績は9敗3分け。アジア勢が1勝もできなかったのは、韓国とアラブ首長国連邦が出場した1990年イタリア大会以来24年ぶりだ。当時のW杯は24チームで争われており、32チームが戦う現行制度になった98年大会以降では初めてだ。
 国際サッカー連盟の区分によるアジア勢の未勝利は、86年メキシコ大会以前では6大会。38年フランス大会(出場はオランダ東インド)、54年スイス大会(韓国)、74年西ドイツ大会(オーストラリア)、78年アルゼンチン大会(イラン)、82年スペイン大会(クウェート)、86年大会(イラクと韓国)だ。
 今大会のアジア勢はすべて1次リーグ敗退となったが、これは2006年ドイツ大会以来2大会ぶり。今大会でアジア勢に与えられた出場枠は、南米と のプレーオフを含めて4・5。W杯での戦績を考慮して次回の出場枠が決まることを考えると、18年ロシア大会ではアジアの割り当てが減らされる可能性も出 てくる。







元駐日米大使のハワード・ベーカーさん死去 88歳

 

 元駐日米大使を務めたハワード・ベーカーさんが26日、脳卒中による合併症のため、88歳で死去した。AP通信などが伝えた。ブッシュ政権時代の2001年から05年に大使を務めた。
 テネシー州選出の共和党上院議員として院内総務などを歴任。レーガン政権では大統領首席補佐官を務めた。駐日大使に就任した後に米同時多発テロが発生。対アフガニスタンイラク戦争のさなかに、自衛隊のイラク派遣などで日米間の調整にあたった。
 米政界では重鎮として党派を超えた人脈を築き、共和党の上院トップとして民主党との調整に手腕を発揮した。一時は大統領選への立候補も模索した。オバマ大統領は26日、「偉大な調停者として、党派を超えて称賛された」と業績をたたえる声明を発表した。(ワシントン=大島隆






欧州28首脳、平和の番人の誓い サラエボ事件100年

 

[PR]
 第1次世界大戦の開戦から今年で100年になるのを記念して、ベルギー西部の激戦地イーペルで26日夜、欧州連合(EU)の28カ国の首脳が集まり、記念式典が開かれた。首脳たちは犠牲者を悼み、平和への誓いを新たにした。
 第1次大戦は1914年、オーストリア皇太子が暗殺された6月28日のサラエボ事件をきっかけに、その1カ月後に開戦した。18年まで続き、1千万人以上が犠牲になったとされる。イーペルは、フランスに侵攻するドイツ軍を英仏など連合軍が迎え撃った激戦地の一つ。約60万人が死亡し、人類史上で初めて大規模な毒ガス攻撃が行われたことでも知られる。
 追悼式典は、イーペルで行方不明になった連合軍の兵士約5万5千人の名前が刻まれている町の城門であった。キャメロン英首相メルケル独首相オランド仏大統領ら大戦で敵対した各国の首脳たちが一列に並んで、犠牲者に1分間の黙禱(もくとう)を捧げた。EUのファンロンパイ常任議長とバローゾ欧州委員長が献花し、軍葬のラッパを聴いた。







No comments:

Post a Comment