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 大阪市内で最も多く製造業者が集まる生野区で、町工場の経営者たちを描いたイラスト集が話題になっている。世界に誇る高い技術やユニークな商品をつくる「オンリーワン」の魅力を、わかりやすく紹介しようという試みだ。
 「生野ものづくり百景(其(そ)の一)」と題したイラスト集は、区役所が400万円の予算をかけて今年4月に制作した。機械部品や工芸品、加工食品など幅広い分野の30社を紹介している。3年間に100社まで増やすのが目標だ。
 生野区江戸時代か らものづくりが盛んな土地柄で、記録が残る1995年には約4600の事業所が集積していた。しかし、大手企業が生産拠点を海外に移すと廃業が相次ぎ、事 業所数は2012年に約2300まで減った。工場跡には住宅やマンションが建ち、騒音などをめぐるトラブルも増えているという。