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Tuesday, 19 August 2014

The Asahi Shinbun 20-Aug-2014


広島で記録的大雨、土砂災害で3人死亡 15人心肺停止

 

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 広島市北部で20日未明、1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、広範囲にわたって土石流などが発生した。広島県警によると、午前11時現在で3人の死亡を確認し、15人が心肺停止の状態。行方不明者は正午現在で11人に上る。土石災害で消防隊員が近づけない場所もあり、被害はさらに拡大する可能性がある。
 死亡が確認されたのは、広島市安佐南区山本8丁目の2歳男児と、同区緑井8丁目の77歳女性。さらに同市安佐北区可部東6丁目では、住民5人を救出した後に新たな土砂災害が発生し、安佐北消防署の消防隊員(53)が巻き込まれて死亡した。
 広島市災害対策本部によると、市内の多くの箇所で土砂災害が発生。安佐南区緑井8丁目では土石流で住宅10棟前後が流されたという。同区八木3丁目でも十数人が生き埋めになっているとの情報がある。
 広島県のまとめでは、20日午前4時までの1時間に、広島市安佐北区三入東で121ミリ、同区可部町上原で115ミリ、同区役所で102ミリの雨を観測。国土交通省の太田川河川事務所によると、午前4時20分ごろ、安佐北区可部3丁目付近で根谷川が氾濫(はんらん)した。市は午前4時20分ごろから、安佐北区の16地区と安佐南区の4地区に順次、避難勧告を出した。
 湯崎英彦知事は20日午前6時半、松井一実広島市長の要請を受けて、陸上自衛隊に災害派遣を要請。防衛省によると、陸上自衛隊海田市駐屯地(広島県海田町)から約180人が広島市安佐南区の現場へ向かった。一部は渋滞に巻き込まれ、到着に時間がかかっているという。また、大阪府警兵庫県警山口県警鳥取県警などは計約210人態勢の広域緊急援助隊を被災地に派遣した。
 道路冠水も多くの地域で発生し、ライフラインにも被害が出ている。中国電力によると、19日夜から20日午前10時までに、広島市を中心に広島県内で延べ5万8300戸が停電した。

■全国的に大雨・突風の恐れ
 日本海付近の前線に南から湿った空気が流れ込んだ影響で、西日本では20日朝にかけて大雨となり、広島県や長崎県では局地的に猛烈な雨が降った。気象庁は20日夜にかけて全国的に大気が不安定な状態が続くとして、急な大雨土砂災害、突風への厳重な警戒を呼びかけている。
 20日午前にかけての西日本の大雨は、日本海に停滞する前線に南から湿った空気が入り込んだためだ。
 気象庁によると、8月は太平洋高気圧の勢力が平年より弱い状態が続き、15日ごろから位置も南東に退いてほとんど動かなかった。
 このため、北の高気圧との間にできる前線も南下し、対馬海峡付近で長く停滞した。そこに、太平洋高気圧のへりに沿うように南から湿った空気が前線に向けて大量に入り込み、山などにあたって積乱雲が急速に発達した。
 日本近海の海水温が27度以上と高く、より水蒸気を含んだ空気が流れ込んだとみられるという。
 広島市では20日未明から早朝にかけて急速に雨雲が発達し、広島県が広島市安佐北区に設置した雨量計では午前3時50分までの1時間に130ミリの猛烈な雨を記録した。午前4時半までの3時間雨量も観測記録となる204ミリと、平年の8月1カ月分を上回る雨量となった。
 早朝までの1時間雨量は長崎県西海市でも93・5ミリ、同県佐世保市で70ミリ、佐賀市で68ミリに達した。20日朝までの24時間雨量は佐世保市で278ミリ、広島市で243ミリを記録した。
 本州上空には20日、零下6度の寒気が入り大気が不安定になるため、西日本と東日本を中心に突風や急な大雨のおそれがある。21日午前6時までの24時間雨量は九州北部で200ミリ、中国で80ミリと予想されている。







別の黒人男性も射殺 デモ逮捕者56人に 米ミズーリ州

 

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 米ミズーリ州ファーガソンで黒人少年(18)が警官に射殺された事件に抗議するデモは19日になってもやまず、逮捕者は56人にのぼった。新たに別の黒人男性が射殺されるなど混乱は続いており、オバマ大統領は、ホルダー司法長官を20日に現地に派遣することを決めた。
 事件が起きたのは、同州のセントルイス空港から東へ10キロ余りの住宅街。19日午後、記者が到着すると、迷彩服を着た州兵と警官が通りをブロックし、車の通行を制限。百数十人の住民や黒人の活動家らが、「両手をあげた無抵抗の人間に銃を向けるな」などと書かれたプラカードを持って大通りを行進していた。
 事件は9日に発生。帰宅途中の少年が警官ともみ合いになり、発砲されて死亡した。少年の遺体は地元警察に加え、遺族の依頼で別に司法解剖された。 それによると、少年は計6発撃たれており、そのうち頭部に受けた銃弾が致命傷となったとみられる。少年は事件の直前、近くの雑貨店で葉巻(50ドル相当) を盗んだ疑いが持たれていた。






シティバンク、日本の個人業務撤退へ 大手銀へ売却打診

 米金融大手シティグループの日本法人「シティバンク銀行」が個人向け業務から撤退し、日本事業を大幅に縮小する方針を固めたことが19日、わかった。低金利や日本の市場規模縮小などで、今後の収益拡大が見込めないと判断したとみられる。
 すでに日本の大手銀行など10社程度に個人業務の売却の打診を始めた。今後は各社との交渉を本格化させると同時に、店舗の統廃合や人員削減も検討する。法人向けの決済や外国為替関連業務などは続ける。
 シティグループは、前身の銀行が1902年に日本に進出し、現在は東京や大阪、名古屋など38カ所に拠点を持つ。従業員数は約1800人。個人向けでは、外貨預金や富裕層向けの金融商品の販売などを行っており、預金量は約3兆9千億円と、中堅の地方銀行程度の規模だ。
 同行は2009年、マネーロンダリング(資金洗浄)防止の態勢不備で金融庁か ら一部業務停止処分を受け、11年には金融商品の不適切な販売で一部業務停止処分を受けた。その後、経営陣を代えて事業の立て直しを進めたが、低金利など で金融商品の販売が低迷。13年度の経常収益は683億円と、09年度の1121億円の6割程度に減っていた。(青山直篤)






サンマ漁船火災、船室から2遺体 行方不明の乗組員か

 岩手県大槌湾の沖合で18日夜、サンマ漁船第15観音丸(166トン、16人乗り組み)から出火した火災で、釜石海上保安部は20日、船室から2人の遺体を発見したと発表した。乗組員で行方不明になっている司厨長(しちゅうちょう)の安部三二(あんべ・さんじ)さん(64)=宮城県南三陸町志津川=と、甲板員の峯井健太さん(28)=岩手県陸前高田市米崎町=とみて身元を調べている。火災は20日午前9時に鎮火した。






氷水かぶる動画で難病支援 iPS山中氏も…次の人は?

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 氷水をかぶるか、寄付をすること――。こんなユニークな手法で、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を支援しようという米国発の活動が、日本でも広がっている。京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長も氷水をかぶる姿をインターネット動画サイト「ユーチューブ」で披露、20日にはソフトバンクの孫正義社長も氷水をかぶった。
 キャンペーンの名は「アイス・バケット・チャレンジ」。いつ誰が始めたかは諸説あるが、今夏に入り米国で広がり始め、マイクロソフトビル・ゲイツ氏やフェイスブックマーク・ザッカーバーグ氏、サッカーブラジル代表のネイマール選手ら著名人が参加したことで、一気に知られるようになった。日本では堀江貴文氏らが参加している。
 一般的なルールは①指名された人は24時間以内に氷水をかぶるか100ドル(約1万円)を寄付する②氷水をかぶった人は他の人を指名する。氷水をかぶり、寄付をしてもいい。
















「家族みたい」一転、暴行や家事強要 愛媛17歳遺棄

 

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 愛媛県伊予市にある市営住宅の部屋から17歳の少女が遺体で見つかった事件。死体遺棄容疑で逮捕された無職の女(36)やその家族との同居を続ける間に、暴力を振るわれる姿が再三目撃されていた。危険だと感じた住民から市や警察に情報が寄せられていたが、最悪の事態を防げなかった。
 亡くなった松山市の大野裕香さんは、女の長女の友人だった。女の知人や地元住民らの話を総合すると、大野さんが同居を始めたのは1~2年前のことだ。
 市営住宅3階の3DKには、女と、その子ども4人が居住。死体遺棄容疑で逮捕された無職の長男(16)の友人らが頻繁に出入りし、10人ほどの若い男女のたまり場にもなっていた。
 出入りが頻繁になったのは長男が中学卒業後、バイクに乗り出してからだ。中学時代の仲間のほか、その兄弟・知人らが集まるようになり、未明まで騒ぐことも多かったという。
 「当初は(大野さんも)家族だと思うくらい仲良しだった」。よく部屋に行ったという長男の知人男性(22)は振り返る。だが、半年ほど前から関係が悪くなったという。
 同じ市営住宅に住む親類をよく訪ねるという男性(28)は「今年になってから、女性の泣き声をよく聞くようになった」と語る。悲鳴や物が割れるような音も頻繁になったという。
 少女が家事をさせられている様子もたびたび目撃されていた。洗濯やごみ出し、女の娘の世話のほか、女の荷物持ち、犬の散歩をしている姿を多くの関係者が見ている。
 暴行は次第にエスカレートしたようだ。
 7月中旬、同じ団地に住む60代女性は、敷地内で、女の家族に「お前がおるから」などと怒鳴られながら殴ったり蹴ったりされている大野さんとみられる女性を見た。
 同じ頃、大野さんが焼酎の 瓶で殴られたと聞いた長男の別の知人男性(22)は女の家で会った際、「まだ家にいると死ぬよ」と大野さんに忠告すると、「大丈夫」と返事をしたという。 その2週間後も大野さんは女の部屋にいたが、服から見えている肌はあざだらけで、まぶたが腫れて目が開かない状態だったという。
 女の部屋で十数人の仲間と世間話をしたという長男の知人男性(23)は1カ月ほど前、室内に顔が腫れ上がったあざだらけの女性が倒れているのを見た。「誰も声はかけていなかった。おかしいと思ったが、知らないふりをした」
 8月15日午前0時すぎに見つかった大野さんの遺体は、全身に多数のあざがあり、性別がすぐにわからないほど顔も腫れていたという。県警は同日、女と長男のほか、部屋に出入りしていた少年2人を逮捕した。
 捜査関係者によると、司法解剖の結果、大野さんは暴行によって死亡したとみられ、県警が調べを進めている。








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