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Saturday, 6 September 2014

The Asahi Shinbun 7-Sep-2014


錦織少年「負けず嫌い」の原点 松江時代の恩師も応援

 

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 テニスの全米オープンで日本勢初となる4大大会シングルス決勝進出をかけ、錦織(にしこり)圭選手(24)は7日(日本時間)、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)に挑み、決勝進出を果たした。窮地になるほど力を発揮する不屈のプレーヤーの原点は、テニスの楽しさを教えてくれた故郷にあった。
松江市の「グリーンテニススクール」。小学生から80代まで約300人が通うこのスクールで、錦織選手は13歳で米国にテニス留学するまでの7年間、テニスの基礎を学んだ。
 コーチの柏井正樹さん(54)は、錦織選手の母恵理さんと小中高の同級生。18年前、恵理さんの背中に隠れるように連れてこられた小学1年生の錦織少年を鮮明に覚えている。「こいつ怖そうだなって感じで、見上げていましたよ」






錦織圭、日本人初の決勝進出 チリッチと対戦へ

 

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 テニスの4大大会、全米オープンは6日(日本時間7日)、ニューヨークで第13日があり、男子シングルス準決勝で世界ランキング11位の錦織圭が同1位のノバク・ジョコビッチセルビア)を6―4、1―6、7―6、6―3で下し、男女通じて日本テニス史上初の4大大会シングルス決勝進出を果たした。
錦織は4大大会7度制覇のジョコビッチに対し、優位に試合を展開。1セットずつを取り合った第3セット、タイブレークを制すると、続く第4セットも第1ゲームで相手のサーブをブレークし、そのまま押し切った。
 準決勝のもう1試合はマリン・チリッチ(クロアチア)が6―3、6―4、6―4のストレートでロジャー・フェデラースイス)に快勝した。
 錦織は8日午後5時(日本時間9日午前6時)に予定されている決勝で、チリッチと、ともに初優勝をかけて対戦する。
 錦織は4回戦で同6位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、準々決勝で同4位のスタン・ワウリンカ(スイス)をともにフルセットの激戦で下し、日本男子として1918年の熊谷一弥以来、96年ぶりの4強まで勝ち上がってきた。決勝に進出したことで日本勢では前人未到の快挙を成し遂げたことになる。
■勝った瞬間「何が起きたか分からなかった」
 〈錦織の話〉 「勝った瞬間は何が起きたのか分からなかった。世界1位を相手に勝てて、内容もよかった。第2セットを失って、嫌な流れになりかけたが、そこから思い切って攻めることができた。初の決勝も気持ちをしっかり持って、体を回復させて優勝を目指したい」






復興住宅の高齢化深刻 住人の36%、10年後は半数に

 

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 2011年3月の東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の復興住宅(災害公営住宅)の入居者は、65歳以上の高齢者が36%を占め、自治体の高齢化率より約10ポイント高いことが分かった。このまま推移すれば、10年後は50%前後になる見通しだ。高齢者の一人暮らし世帯は全世帯の2割にのぼり、孤独死や地域社会の衰退が懸念されている。
 復興住宅は県や市町村が建設し、仮設住宅を出た被災者が家賃を払って暮らす。8月1日時点で入居済みの自治体に取材したところ、25市町村の2399戸に5107人が暮らし、高齢者は1830人だった。高齢化率は、2010年国勢調査での25市町村平均の24%を上回った。55歳以上が2574人で50%を占め、高齢化が深刻な課題となる見通しだ。
 県別では宮城34%、岩手38%、福島38%だった。市町村で100人以上が入居する復興住宅では、宮城県山元町が最も高い54%で、宮城県女川町が51%、福島県相馬市と岩手県大槌町が44%と続いた。高齢化の理由について大槌町は「高齢者は借金ができず、自力再建を断念せざるをえない」、山元町は「余命を考えると、家を建てても長く住み続けられないので賃貸で済ませたいという人も多い」という。







光るイソギンチャクが急減 和歌山沖で乱獲か、対策検討

 

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 和歌山県みなべ町の沖合の海中で、鮮やかな黄色い光を発する「オオカワリギンチャク」。世界的に極めて珍しい生物で、ダイバーにも人気だが、最近は個体が急減。乱獲の可能性があり、国も保護対策を検討している。
 深さ約40メートルまで潜ると、薄暗い海底の岩の表面に、黄色く発光するイソギンチャクが点在する。高さ10センチほどで、光る花のように触手を広げた姿は幻想的だ。ダイバーには有名で、関東など、遠方から潜りに来る人も多い。
 このイソギンチャクが急減したのは2年前の夏から。最も大きな集団があった長さ5メートル、幅3メートルほどの岩では、表面の200個体以上が消えていた。串本海中公園セ ンター名誉館長・内田紘臣さん(70)によると天敵は知られておらず、水深40メートルで台風の影響もほぼないため、捕獲された可能性が高いという。地元 ダイバーに捕獲を持ちかける電話がかかってきたり、原産地不明の個体が、ネット上で観賞用として販売されたりする例もある。






最後のオウム裁判、年明けを検討 高橋被告は共謀否認か

 最後の「オウム裁判」が年明けにも始まる見通しとなった。1995年の地下鉄サリン事件で殺人罪などに問われたオウム真理教元信徒・高橋克也被告(56)の公判を、東京地裁が来年1月に始める方向で検討していることがわかった。高橋被告は、13人が犠牲になったサリン事件で、教団元代表の松本智津夫麻原彰晃)死刑囚(59)らとの共謀を否認するとみられる。
 オウム裁判は、特別手配された高橋被告ら3人が2012年に逮捕され、今年1月に約2年ぶりに再開。平田信被告(49)=懲役9年、控訴中=に続き、菊地直子被告(42)=同5年、同=の裁判員裁判も終わり、高橋被告だけが残っていた。地下鉄サリンという未曽有のテロ事件を裁判員が初めて裁く。ほかに特別手配されているオウム関係者はいない。
 17年間の逃亡の末に逮捕された高橋被告は、サリンを散布した実行役の豊田亨死刑囚(46)の送迎役を務めたとされる。サリン事件のほか、猛毒の化学剤VXによる殺傷、公証役場事務長の拉致、東京都庁郵便物爆発など、起訴された計5事件で亡くなった人は計15人にのぼる。






シリコンバレー、見渡せば白人・アジア系・男ばかり

 

 米国経済を引っ張るカリフォルニア州のシリコンバレーで、主要IT企業の従業員が白人とアジア系に偏り、男性が大半を占める実態が明らかになってきた。原因として理工系教育のあり方や長時間労働の問題が指摘されており、地元で議論が始まっている。
■グーグル、アップル…迫られ構成公表
 平日の昼すぎ、シリコンバレーのマウンテンビューにあるグーグル本社は、昼食を終えてそれぞれの仕事場に戻る従業員で敷地内の路上があふれていた。広大な敷地には部署ごとの建物が立ち並ぶ。
 「従業員の出入りをしばらく眺めていると面白いことがわかる。男性が圧倒的に多く、男性は技術者が働く建物へ、女性は営業・広報部門の建物へと向かう」
 労働環境に詳しいカリフォルニア州立大バークリー校のクレア・ブラウン教授は、そう話す。
 シリコンバレーのIT企業は圧倒的に男性が多く、人種では白人とアジア系に偏っていると言われてきた。こうした印象が今年5月、グーグルが明らかにした資料で裏づけられた。








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