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Friday, 3 October 2014

The Asahi Shinbun 4-Oct-2014


御嶽捜索930人態勢 ぬかるむ山頂付近、金属探知機も

 

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 登山者47人が死亡した御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火から1週間となった4日、自衛隊や警察、消防の捜索隊は、山頂一帯の捜索を再開した。安否不明の人が16人おり、台風18号が接近する前に約930人態勢で捜索を急ぐ。
捜索は2日昼から雨で中断していた。4日は朝から晴れ、火山性微動も小康状態のため、午前6時半、捜索再開を決めた。
 長野県によると、大型ヘリコプターの離着陸に使う予定だった山頂付近の「二ノ池」周辺がぬかるみ、大型ヘリは離着陸できないため、中型ヘリで次々と隊員を運んだ。
 捜索隊は、王滝口、黒沢口の両登山道からも山頂に向かった。山頂の剣ケ峰の南北を中心に、これまで十分に調べられていなかった登山道以外に捜索範囲を広げる。堆積(たいせき)した火山灰の中の状態を調べるため、金属探知機や地雷探知機も使った。
 吉原正夫・県危機対策幹は4日朝、「台風が来るので安全に十分注意しながら、できるうちに捜索活動をしっかり進めてもらうようお願いした。現場の士気も高い」と話した。
 気象庁によると、御嶽山周辺では5日朝から雨が降る見込み。6日には大型で非常に強い台風18号長野県に最も近づくとされ、大雨のおそれがある。
 ふもとの王滝村は、降り積もった火山灰で土石流が起きやすくなっているとして、孤立するおそれがある滝越地区10世帯14人向けに避難所の準備を始めた。通行止めの看板も用意し、土石流豪雨災害に向けた備えが進められている。
 気象庁によると、4日午前8時50分現在、噴煙の高さは火口から200メートルで東に流れている。火山性微動は噴火後、1日に検知できないまでに落ち着き、2日午後7時半から再び観測されているが、振幅は小さい。






北朝鮮幹部、アジア大会で電撃訪韓 関係打開へ昼食会談

 

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 北朝鮮の黄炳瑞(ファンビョンソ)・軍総政治局長ら最高位級の幹部らが4日午前、韓国・仁川で開かれているアジア大会の閉幕式に出席するため、仁川空港に到着した。幹部の電撃訪韓で、膠着(こうちゃく)している南北関係の打開につながるかが注目される。
 訪韓したのは、軍を実質的に取り仕切る黄氏のほか、前の軍総政治局長で国家体育指導委員会委員長の崔竜海(チェリョンヘ)書記、対南関係を統括する金養建(キムヤンゴン)・朝鮮労働党統一戦線部長ら11人。韓国統一省によると、一行は韓国の金寛鎮(キムグァンジン)・大統領府国家安保室長、柳吉在(リュギルジェ)統一相らと昼食をとりながら会談し、北朝鮮の選手団らを激励した後、閉幕式に出席。同日中に帰国する。
 黄氏らは午前10時すぎに仁川空港のVIP専用ゲートに姿を現し、無言のまま車に乗り込んだ。






赤ちゃんポストに死亡乳児、遺棄容疑の母「可哀想で」

 熊本市西区島崎6丁目にある慈恵病院の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」に3日夜、生後間もない男児の遺体が入れられていた事件で、熊本県警は4日朝、母親とみられる同県山鹿市中の無職山下舞子容疑者(31)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。「数日前に出産した男児が自宅内で死亡していた。かわいそうで赤ちゃんポストに自分の車で運んだ」と容疑を認めているという。
 発表によると、山下容疑者は3日午後8時半ごろ、親が育てられない子どもを匿名で預かる慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」に、死亡した男児の死体を遺棄した疑いがある。
 山下容疑者は「死んだ赤ちゃんを、ずっと家に置いておくわけにはいかなかった。(ポストの存在は)以前から知っていた」と供述しているという。
 ポストは、病院の外壁の扉の中に赤ちゃんを寝かせる保育器があり、扉を開けるとブザーが鳴り、待機している看護師らが保護する仕組み。2007年のポスト開設から今年3月末までに計101人が預けられているが、死亡した乳児が入れられたのは初めてだった。




 

ノーベル平和賞予測、「憲法9条保持する日本国民」浮上

 0日にノルウェー・オスロで発表される2014年のノーベル平和賞の受賞予測に、「憲法9条を保持する日本国民」が浮上した。受賞予測を毎年発表している民間研究機関、オスロ国際平和研究所(PRIO)が3日、ウェブサイト上の予測リストを更新し、それまで「欄外」だった「憲法9条」がトップに躍り出た。受賞への期待が高まりそうだ。
 受賞予測リストは、①フランシスコ・ローマ法王エドワード・スノーデン氏③「ノーバヤ・ガゼータ」(ロシアの新聞)④ドニ・ムクウェゲ氏(コンゴ民主共和国の医師)⑤マララ・ユスフザイ氏(パキスタン出身の女性の教育の権利提唱者)が挙がっていたが、3日付でリストが更新され、フランシスコ法王が「憲法9条」に差し替わった。他の4候補は順位が入れ替わっただけだった。
 PRIOのハープウィケン所長(52)は3日、朝日新聞の取材に応じ、「中立や不可侵、平和主義につながる原則を掲げる憲法9条は、軍事的な紛争解決が多用される昨今において重要にもかかわらず、十分に光が当てられていない。領土問題などアジアがはらむ将来の紛争のおそれについても注目されるべきだ」と話した。



 


消えたヤジ、そのココロは… 女性蔑視発言の都議会

 

 女性蔑視のヤジが全国から批判を招いた都議会。6月の騒ぎの後、最初の定例会が3日、閉会した。攻撃的なヤジはなりを潜め、静かな議場に変わった。だが、再発防止に向け、超党派で動き出した議員連盟は、会長に就いた自民都議の失言で頓挫し、意識改革への道のりはなお険しい。
■再発防止の機運、しぼむ
 6月の定例会では質問に立った塩村文夏氏(36)ら野党会派の都議の声がかき消されるほどヤジが飛び交ったが、今回は野党会派の質問の際にも静まりかえっていた。民主はヤジの自粛を事前に申し合わせ、塩村氏が所属するみんなの党は慣例の拍手を取りやめた。
 「そうだ」「いい質問だ」。議場で上がる声の多くは、会派の仲間を応援するかけ声で、「早く結婚したらどうだ」「自分が産んでから」といった問題発言は聞かれなかった。
 6月以降、超党派の女性都議だけで勉強会を開く動きもあった。だが、男性都議が参加しないと根本的な解決にならないとの声も上がり、超党派による「男女共同参画社会推進議員連盟」を5年半ぶりに開くことに。9月16日の初会合で、今後、セクハラ研修を開催することを確認した。
 その矢先、会長に選ばれた自民の野島善司都議(65)が、報道陣に「結婚したらどうだとは僕だって言う。平場では」と発言。女性都議らから再び批 判の声が上がり、野島氏は翌日、「不適切だった」と陳謝した。共産が野島氏の会長辞任を求めるなど、超党派による再発防止へ向けた機運は急速にしぼんだ。
■傍聴者増加、厳しい視線
 傍聴者は6月の394人から473人に増えた。傍聴者向けの託児サービスが2年ぶりに利用された。






台風18号、沖縄・大東島に接近 5~6日に本州へ

 大型で非常に強い台風18号は4日午前、勢力を保ったまま沖縄県の大東島地方に接近した。5日から6日にかけて西日本や東日本に近づく見込みで、気象庁は暴風や高波に警戒を呼びかけている。
 気象庁によると、台風18号は4日午前8時、南大東島の東南東約170キロにあり、1時間に約15キロの速さで北西へ進んでいる。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートルとなっている。
 台風に伴い、本州付近に停滞する前線の活動が活発となるため、5日は西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨のおそれがある。5日午後6時までの24時間雨量は多い所で九州南部200~300ミリ、西日本、東日本で100~200ミリと予想されている。






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