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Wednesday, 10 April 2013

The Asahi Shinbun 11-April-2013

北朝鮮ミサイル、どう迎撃 最初は米軍衛星が探知

【高山裕喜、其山史晃】北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、警戒態勢が続いている。日本が弾道ミサイル防衛(BMD)システムの整備に取り組んでから10年目になる今年。実際に日本に向けて飛んできた場合、どのように探知、追尾して撃ち落とすのか。
 ミサイル発射の兆候を知る手がかりは宇宙からの監視だ。カメラやセンサーを積んだ日本の情報収集衛星4基の画像や、米国やドイツなどの商用衛星から購入した画像を分析する。
 発射を最初にとらえるのは米軍の早期警戒衛星だ。高度3万6千キロの静止軌道から発射時の赤外線を探知。データは米コロラド州の拠点に送られ、発射地点や弾道、落下地点を計算して、日本周辺に展開するイージス艦などに伝えられる。

 

G8外相会合が開幕 北朝鮮に関する議長声明が焦点

 主要8カ国(G8)外相会合が10日、ロンドンで2日間の日程で始まった。北朝鮮に対し、挑発は孤立を招くと警告し、対話への復帰を求める内容の議長声明を11日に発表する方向で調整している。
 議長国・英国のヘイグ外相は9日の海外メディアとの会見で、北朝鮮について「これ以上の挑発行為があれば、国際社会は断固たる対応をとる。私たち(G8)は、緊張と挑発行為を減らすことが長期的な利益になるとクギを刺す」と指摘。国際社会との対話に復帰するよう求めた。
 日本外務省によると、ヘイグ氏は10日朝の岸田文雄外相との会談で、「G8として北朝鮮に一致したメッセージを発する必要がある」と強調した。

 

参院山口補選が告示 4氏が届け出 夏の参院選の前哨戦

 第2次安倍政権の発足後初めての国政選挙となる参院山口選挙区の補欠選挙が11日告示され、自民党の江島潔、共産党の藤井直子、幸福実現党の河井美和子、無所属の平岡秀夫の4氏(いずれも新顔)が立候補を届け出た。山口は安倍晋三首相の地元。与野党ともに夏の参院選前哨戦と位置づけ、総力戦で臨む。28日に投開票される。
 今回の補選は自民党参院議員の衆院へのくら替えに伴う。自民党は今回の補選勝利で政権運営に弾みをつけ、6月の東京都議選、夏の参院選での勝利につなげる構えだ。
 野党各党では、平岡氏は党籍がある民主党の公認を得ず、無所属での立候補を選んだ。野党勢力の結集を図る狙いで、民主、社民、みどりの風の推薦・支持は得た一方、衆院の野党第2党の日本維新の会みんなの党などと共闘する見通しはいまのところ立っていない。



FRB、議事録要旨を誤送信 発表前日に

 【ワシントン=山川一基】米連邦準備制度理事会(FRB)が10日、連邦公開市場委員会(FOMC)の3月の議事録要旨を予定より5時間早く発表した。前日に一部の関係者にメールで誤送信していたことが分かったためだという。為替が円安に振れるといった市場に影響を与える内容があり、米証券取引委員会(SEC)などが調査する見通しだ。
 今回の要旨では、複数の委員が「大幅な量的緩和を年内に終えるべきだ」と発言していたことが明らかになった。発表を受けて債券相場が下落(金利は上昇)し、ドルが買われた。
 FRBの議事録要旨は、声明の発表から3週間後の午後2時に発表するのが通例。10日がその日だった。FRB関係者によると、職員が「うっかりして」、9日午後2時に一部の米議会職員や貿易関係者にメールで送ったという。この「事故」が判明し、10日午前9時に発表を繰り上げたようだ。FRBはSECや米商品先物取引委員会(CFTC)に経緯を説明したという。

 

ネット選挙、ツイッターで50代が反応 分析会社調査

 ネット選挙を解禁する公職選挙法改正案が審議される中、ソーシャルメディアでも20代、30代の男性を中心に関心が高まっていることがわかった。ネット上の分析などを手がける会社プラスアルファ・コンサルティング社(東京)がまとめた。
 同社の分析ツール「見える化エンジン」を用いて、3月5日から31日まで調査を実施。「ネット選挙」という言葉を含む日本語のツイッターのつぶやき約2万件を収集して分析した。
 つぶやきを投稿した人の属性を調べたところ、約7割が男性だった。年代では20代、30代の関心が高かった。

 

1万5千年前の煮魚? 縄文土器に痕跡、世界最古級

 【冨岡史穂】縄文時代の草創期に当たる1万5千年前の土器で魚を煮炊きした痕跡を、日英の研究者らが土器の破片から見つけ、11日付英科学誌ネイチャーで発表した。世界最古級の土器の使い方を示す初の発見で、土器作りの発祥と発展の経緯を知る手がかりになるという。
 英ヨーク大や新潟県立歴史博物館などの研究チームが、1万1200年から1万5300年前の土器の破片を北海道、新潟、鹿児島など国内13の遺跡から101個集め、表面や付着物に含まれる炭素や窒素の同位体、脂質などを分析した。
 大半から、海の魚を高温で調理した際に出るのに近い成分が見つかった。土器の外側からは同じ成分が出ず、煮炊きした痕跡と結論づけた。遺跡の多くは内陸にあるため、サケのように海と川を行き来する魚の可能性があるという。

 

 

 

 

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