朝鮮総連本部、再入札へ 45億円落札の最福寺、資金難
【久木良太】在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物(東京都千代田区)を45億円余で落札した鹿児島市の宗教法人「最福寺」の池口恵観法主が、資金調達が困難なため購入を断念する意向を周辺に伝えた。代金納付期限の10日に記者会見し、正式に発表する。東京地裁による再入札は今年夏ごろに行われる見通しだ。
最福寺は納付した保証金5億3400万円を没収され、再入札に参加できない。保証金は再入札の落札価格に上乗せされ、競売を申し立てた整理回収機構に支払われる。
最福寺側によると、金融機関など十数社に対し、総連中央本部と神奈川県藤沢市の江の島にある同寺別院を担保に50億円の融資を申し込んだが、大半は断られた。一部の関係先は融資に応じる意向を示したが、金利が年10%以上と高く、交渉は決裂。総連側からも融資元を紹介されたが、応じれば退去を求められなくなると考えて断ったという。
トヨタ営業益、6年ぶり2兆円規模へ 14年3月期
トヨタ自動車の2014年3月期の営業利益が6年ぶりに2兆円規模になる見通しとなった。為替相場の円安の進み具合によっては、リーマン・ショック前の08年3月期の過去最高益(2兆2703億円)を更新する可能性もある。
トヨタは8日午後、13年3月期決算と14年3月期の業績予想を発表する。
13年3月期のグループの世界販売は、過去最高の969万台となった。北米や東南アジアでの販売が好調で、欧州や中国での低迷を補った。
WTO次期トップにブラジル現役大使 中南米出身者で初
【ジュネーブ=前川浩之】自由貿易のルールづくりを担う世界貿易機関(WTO)は7日、次期トップ(事務局長)にブラジルのロベルト・アゼベドWTO担当大使(55)を選んだ。前身のGATT(関税貿易一般協定)時代を含めて中南米の出身者は初めて。
5月中旬のWTO一般理事会で正式に選出され、フランス出身のラミー事務局長の後任として9月に就任する予定。
アゼベド氏の選出は、複雑さを増す国際交渉で新興国の存在感の高まりを映し出した。GATT時代を含めて8人の事務局長のうち7人を出してきた先進国は、2国間や地域ごとの貿易交渉に軸足を移していることも背景にある。
日本は韓国に、韓国は中国に…親近感片思い 世論調査
日本人は韓国に、韓国人は中国により親しみを抱いている――。日韓の民間団体が7日発表した共同世論調査で、両国民の意識の違いが浮かび上がった。この1年で互いの国の印象を悪くした人は、日韓とも4割前後に達した。
日本のNPO法人「言論NPO」と韓国のシンクタンク「東アジア研究院」が3~4月に調査し、両国でそれぞれ約1千人から回答を得た。
相手国の印象は、日本の37・3%、韓国の76・6%が「良くない」と回答。最も多い理由として、日本が「歴史問題などで日本を批判するから」(55・ 8%)、韓国が「独島(トクト)(竹島)問題があるから」(84・5%)を挙げた。また、日本の39・6%、韓国の46・7%が、韓国の李明博(イミョンバク)前大統領が竹島を訪問した過去1年で、「相手国の印象を悪くした」と答えた。
電気ショック・暴行…入所者が暴露 中国の労働教養所
【北京=林望】しわの寄ったA4大の絹の布地に、ボールペンで書き込まれた細かい文字がびっしりと並ぶ。
張文娟 57歳 5月4日 こっそりお湯を飲んだのが見つかり、隊長ら十数人から殴る蹴るの暴行。電気ショックの仕置き受ける――。
昨年10月まで、中国遼寧省瀋陽市郊外の馬三家にある女子労働教養所に収容されていた劉華さん(49)が、所内で見聞きしたことを克明に記した「労教日記」の一部だ。
「ここで行われていることを社会に伝えなければ」
その一心で、矯正工場で余った布きれに書きつけた。書きためた数百枚の日記は、満期で出所していく仲間の女性たちが、数枚ずつ体内に隠して持ち出した。権力乱用の温床と指摘されてきた労働教養制度の闇が、白日のもとにさらされた。高まる社会の批判を受け、習近平(シーチンピン)指導部は制度の廃止に向け動き出そうとしている。政権が掲げる「依法治国(法によって国を治める)」への覚悟が、試されている。
■政府批判の市民を隔離、「ベッドに2カ月縛り付け」
「ここには36種類の刑がある。言うことを聞かなければ、おまえたちにも味わわせる」
まだ年若い女性隊長は新規入所者たちにこう言い放った。
福島の駐車場、土から高濃度セシウム 立ち入り禁止に
【本田雅和】図書館や美術館などの公共施設がある福島市内の敷地2カ所の駐車場の土を、NPO法人が採取し測定したところ、最高で1キロあたり43万ベクレル超の高濃度の放射性セシウムが検出された。空間放射線量も、高い地点で住民の避難の目安を上回る毎時3・8マイクロシーベルトに達した。連絡を受けた県と市は7日、現場を立ち入り禁止にした。近く緊急に除染を行う。
NPO法人は「市民放射能測定所」(CRMS)。付近住民の依頼で4月29日から今月2日にかけ、採取と測定をした。
CRMSによると、市立図書館や市公会堂がある市有地(同市松木町)の駐車場の3カ所で、土1キロあたり22万ベクレル以上、最高で43万3772ベクレルを検出。県立図書館と県立美術館がある県有地(同市森合)の駐車場の4カ所の土からも12万ベクレル以上、最高で28万9144ベクレルを検出した。これらの地点の高さ1メートルの空間線量は毎時0・6~3・8マイクロシーベルトだった。
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