南極越冬隊、人員縮小へ 補給進まず「節約生活」
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【中山由美】今年秋に出発する55次南極観測隊の越冬隊が従来より6人減らされ、24人になる。昭和基地周辺の分厚い氷とヘリコプターの故障のため、この2年、基地へ十分な燃料が運べず、節約が必要になったからだという。
観測隊の物資を輸送する南極観測船「しらせ」は53次隊の昨年1月、54次隊の今年1月とも昭和基地に着けなかった。ここ数年、周辺の海氷は夏でも5~6メートルの厚さがあったためだ。
53、54次隊とも約20キロ離れた海氷上から大型ヘリで観測機器や基地用の燃料を運搬。だが、本来しらせに2機搭載されるヘリが故障で1機しか使えず、燃料650キロリットルを運ぶ予定が53次ではその55%、54次は77%しか運べなかった。
観測隊の物資を輸送する南極観測船「しらせ」は53次隊の昨年1月、54次隊の今年1月とも昭和基地に着けなかった。ここ数年、周辺の海氷は夏でも5~6メートルの厚さがあったためだ。
53、54次隊とも約20キロ離れた海氷上から大型ヘリで観測機器や基地用の燃料を運搬。だが、本来しらせに2機搭載されるヘリが故障で1機しか使えず、燃料650キロリットルを運ぶ予定が53次ではその55%、54次は77%しか運べなかった。
番号で呼ばれ「病院は刑務所か!」 岩手県議ブログ炎上
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【野津彩子】無所属の小泉光男・岩手県議
(二戸選挙区・1期目)が、自身のブログに不適切な内容を書き込み、批判が殺到したためブログを閉鎖した。小泉氏は17日、記者会見を開き、「公人として
の立場を忘れ、思慮に欠けた不適切な表現をした。世間をお騒がせし、申し訳ない」と謝罪した。県議を辞職する考えはないという。
問題となったのは、5日付の「俺は刑務所に来たんじゃないぞ。中央病院の責任者!」という題名のブログ。県立病院に検査入院した際、241番の番号で呼び出されたことに腹を立てたという内容だ。「ここは刑務所か!。名前で呼べよ。なんだ241番とは!」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと書き込んだ。
問題となったのは、5日付の「俺は刑務所に来たんじゃないぞ。中央病院の責任者!」という題名のブログ。県立病院に検査入院した際、241番の番号で呼び出されたことに腹を立てたという内容だ。「ここは刑務所か!。名前で呼べよ。なんだ241番とは!」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと書き込んだ。
ドーバーばばぁ、3度目の正直 飛島へのリレー遠泳成功
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【岡田和彦】「ドーバーばばぁが、とうとう飛島まで泳ぎ切りました」――。山形県の酒田―飛島間39キロのリレー横断に、首都圏在住の54~70歳の女性7人と男性1人のチーム「織り姫」が17日、成功した。
「ドーバーばばぁ」の過去記事はこちら
飛島から酒田への遠泳にはこれまで2度失敗。今度は酒田から飛島へと逆ルートで挑んだ。リーダーで、東京都の立川市水泳協会副会長でもある大河内二三子さん(59)は、「今回はべた凪(なぎ)の絶好の条件。でも飛島周辺は潮が速くて最後は必死でした」と笑顔を見せた。
17日午前4時25分、酒田市の宮野浦海岸から、第一泳者の高柳よしいさん(58)が「行ってきます」と元気に泳ぎだした。水温は19度。メンバー8人はほぼ30分交代で、日本海を泳ぎ、飛島を目指した。
スタートから14時間44分。最終泳者の大河内さんが飛島の百合島に泳ぎ着き、岩に登って手を振った。
「ドーバーばばぁ」の過去記事はこちら
飛島から酒田への遠泳にはこれまで2度失敗。今度は酒田から飛島へと逆ルートで挑んだ。リーダーで、東京都の立川市水泳協会副会長でもある大河内二三子さん(59)は、「今回はべた凪(なぎ)の絶好の条件。でも飛島周辺は潮が速くて最後は必死でした」と笑顔を見せた。
17日午前4時25分、酒田市の宮野浦海岸から、第一泳者の高柳よしいさん(58)が「行ってきます」と元気に泳ぎだした。水温は19度。メンバー8人はほぼ30分交代で、日本海を泳ぎ、飛島を目指した。
スタートから14時間44分。最終泳者の大河内さんが飛島の百合島に泳ぎ着き、岩に登って手を振った。
難病患者データベース創設へ 厚労省、治療薬の開発促す
【辻外記子】原因不明で長期の療養が必要な難病の治療法開発を促すため、厚生労働省は今年度から、難病患者のデータベース作りに乗り出す。難病は一つの病気あたりの患者数が少なく研究が進みにくいが、全国の患者の症状や病歴の情報を国が集約することで薬の開発などにつなげる。
データベース作りは、同省が進める難病対策の一環。それぞれの病の患者がどこにどれだけいて、症状がどう変化しているのかを把握する。個人情報を保護しつつ、患者のデータを研究機関などへも提供し、薬の承認に必要な臨床試験をしやすくする。外国と共に臨床試験をする国際共同治験ができる環境も整える。
データの精密さを上げるため、登録できる医師は、専門性を持つ難病指定医(仮称)に限る。指定医が国に直接データを送る仕組みで、2015年度からの開始を目指す。
難病対策の見直しでは、どの病に医療費を助成するかの基準を明確化する。現在、56疾患の患者約78万人に限られる助成対象を、300程度の疾患に拡大する方針だ。一定の負担を一部の患者に求めることも検討しており、医療費助成以外の支援策も検討していた。
渋谷の新駅ビル、隈研吾事務所が設計 今年度内に着工へ
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東京都の渋谷駅周辺で進む再開発事業で、東急電鉄やJR東日本などは17日、新たにつくる駅ビルの一部の設計を、新しい歌舞伎座を担当した世界的建築家、隈研吾氏の設計事務所が手がける、と発表した。
駅と周辺の再開発事業はこの日、都が都市計画決定し、新たな駅ビルは年度内に着工する。
JRの駅をまたぐような形で建設され、東棟(地上46階地下7階建て)、中央棟(地上10階地下2階建て)、西棟(地上13階地下5階建て)からなる。隈氏の事務所が手がけるのは、この3棟の低層階部分だ。
また、中央棟の4階部分につくられる中庭広場は、「建築のノーベル賞」とも言われるプリツカー建築賞を受賞したSANAA事務所が設計するという。2027年までに全て開業する予定。
駅と周辺の再開発事業はこの日、都が都市計画決定し、新たな駅ビルは年度内に着工する。
JRの駅をまたぐような形で建設され、東棟(地上46階地下7階建て)、中央棟(地上10階地下2階建て)、西棟(地上13階地下5階建て)からなる。隈氏の事務所が手がけるのは、この3棟の低層階部分だ。
また、中央棟の4階部分につくられる中庭広場は、「建築のノーベル賞」とも言われるプリツカー建築賞を受賞したSANAA事務所が設計するという。2027年までに全て開業する予定。
(アベノミクスって、なに?)内閣支持率24%の街
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株価や円相場だけでは、アベノミクスの本当の姿はみえません。くらしや職場、地域で何が起きようとしているのか。現場からお伝えします。
◇
【古谷祐伸、編集委員・神田誠司】東京都議選が告示された14日、安倍晋三首相は官邸で記者団に経済政策「アベノミクス」を誇った。「日本を覆っていた暗い空気が一変した。我々の半年の戦いの実績を訴えていきたい」
都議選は7月の参院選の前哨戦となる。朝日新聞の6月の世論調査では、参院選比例区の投票先は自民党が45%と、ほかの党を大きく引き離している。4月の世論調査では内閣支持率が60%に達した。
しかし、この「期待」とかけ離れた地方がある。北海道帯広市を中心とした十勝地方だ。小麦、テンサイ(砂糖の原料)などの畑や牧場が広がる地域に約35万人が住んでいる。
今月半ば、道内の酪農家らが札幌市のホクレン農業協同組合連合会を訪れた。乳業メーカーに売る「生乳」の値上げ交渉の進み具合を聞くためだ。だが、交渉は難航していると聞かされ、肩を落とした。
その一人、湯浅佳春さん(63)は十勝の新得(しんとく)町で約900頭の牛を育てる。トウモロコシなどのエサは輸入に頼り、アベノミクスによる円安でエサ代は4月から5%上がった。「都会でもてはやされているけど、地方は負担が増えるばかり。もう限界だ」
7月から日本が参加する「環太平洋経済連携協定」(TPP)の交渉も気になる。TPPで輸入品にかける関税がなくなれば、テンサイや乳製品などが安い輸入品に押され、壊滅するおそれがあるからだ。
帯広市の屋台村「北の屋台」にある「巣だっち」の須田尚昌さん(39)も、ひとごとではない。「景気や生活が良くなった実感はない。農家のお客さんが多く、TPPも心配だ」
日本通運帯広支店では、年間に荷物を運んで売り上げる約70億円のうち8割を農業関連が占める。十勝の食品スーパー「ダイイチ」は11店のうち売り上げトップ3には農村部の2店が入る。
「内閣支持率24・2%、不支持率50・8%」。4月、地元紙の十勝毎日新聞が地元で聞いた世論調査の結果だ。「アベノミクスの効果が十勝に来るには1年はかかる。都会との温度差は広がっている」。帯広商工会議所の高橋勝坦(かつひろ)会頭はこう話す。
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【古谷祐伸、編集委員・神田誠司】東京都議選が告示された14日、安倍晋三首相は官邸で記者団に経済政策「アベノミクス」を誇った。「日本を覆っていた暗い空気が一変した。我々の半年の戦いの実績を訴えていきたい」
都議選は7月の参院選の前哨戦となる。朝日新聞の6月の世論調査では、参院選比例区の投票先は自民党が45%と、ほかの党を大きく引き離している。4月の世論調査では内閣支持率が60%に達した。
しかし、この「期待」とかけ離れた地方がある。北海道帯広市を中心とした十勝地方だ。小麦、テンサイ(砂糖の原料)などの畑や牧場が広がる地域に約35万人が住んでいる。
今月半ば、道内の酪農家らが札幌市のホクレン農業協同組合連合会を訪れた。乳業メーカーに売る「生乳」の値上げ交渉の進み具合を聞くためだ。だが、交渉は難航していると聞かされ、肩を落とした。
その一人、湯浅佳春さん(63)は十勝の新得(しんとく)町で約900頭の牛を育てる。トウモロコシなどのエサは輸入に頼り、アベノミクスによる円安でエサ代は4月から5%上がった。「都会でもてはやされているけど、地方は負担が増えるばかり。もう限界だ」
7月から日本が参加する「環太平洋経済連携協定」(TPP)の交渉も気になる。TPPで輸入品にかける関税がなくなれば、テンサイや乳製品などが安い輸入品に押され、壊滅するおそれがあるからだ。
帯広市の屋台村「北の屋台」にある「巣だっち」の須田尚昌さん(39)も、ひとごとではない。「景気や生活が良くなった実感はない。農家のお客さんが多く、TPPも心配だ」
日本通運帯広支店では、年間に荷物を運んで売り上げる約70億円のうち8割を農業関連が占める。十勝の食品スーパー「ダイイチ」は11店のうち売り上げトップ3には農村部の2店が入る。
「内閣支持率24・2%、不支持率50・8%」。4月、地元紙の十勝毎日新聞が地元で聞いた世論調査の結果だ。「アベノミクスの効果が十勝に来るには1年はかかる。都会との温度差は広がっている」。帯広商工会議所の高橋勝坦(かつひろ)会頭はこう話す。
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