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Sunday, 2 June 2013

The Asahi Shinbun 3-Jun-2013

 

奇跡の一本松 最後の枝葉付け復元完了 岩手・陸前高田

 

写真:最上部の枝葉が付け直された一本松=3日、岩手県陸前高田市拡大最上部の枝葉が付け直された一本松=3日、岩手県陸前高田市
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 【杉村和将】東日本大震災の大津波に耐えながら枯死した岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」が3日、復元された。最上部の枝葉が再び取り付けられ、全体 の姿が復元された。本来は3月に完了するはずだったが、枝葉と幹をつなぐ角度のミスで、工事をやり直していた。早ければ9日に足場が取り外され、元の姿を 取り戻す。
 一本松は、高さ約27メートルのうち、20メートルの辺りから枝葉が広がる。最上部に取り付ける枝葉は高さ約7メートル、重さ約900キロ。3日は、正確な角度で取り付けるよう、測量士が3D画像と照合しながら作業した。
 夫婦で被災地めぐりをしているという名古屋市の宮田茂さん(75)はこの日、偶然訪れ、「この細い幹でよく持ちこたえましたね。災害を風化させないために一本だけ残ったのかな。そんな気がします」。





日経平均、一時380円安、1万3400円割れ

 

 【湯地正裕、長崎潤一郎】3日の東京株式市場は、日経平均株価が大きく値下がりしている。前週末の終値から一時380円を超えて値下がりして1万3400円を割り込み、約1カ月半ぶりの安値をつけた。前週末に、米国市場でこれまでの大規模な金融緩和策が早めに終わるとの見方が強まり、株価が大幅に下落した流れを引き継いでいる。
午前11時時点では、前週末より307円49銭安い1万3467円05銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX東証株価指数)は、同19・49ポイント低い1116・29。
 前週末に公表された米国の消費者の景況感をあらわす経済指標がよかったため、市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による緩和策が早期に縮小されるのではないかとの観測が広がった。週末5月31日の米市場でダウ工業株平均が終値で、前日比208・96ドルと大幅安になったことが響き、東京市場でも売り注文が先行している。緩和策が縮小すると株式市場に流れこむ資金も減ってしまうとの思惑から、日本株に投資してきた海外投資家が利益確定の売りに動いている。




トルコのデモ、67都市に拡大 五輪招致に影響も


写真:トルコのイスタンブールで2日、首相の執務室の外に集まったデモ隊に、警察が放水した=AFP時事拡大トルコのイスタンブールで2日、首相の執務室の外に集まったデモ隊に、警察が放水した=AFP時事
写真:トルコ人の若者によるデモ隊は2日、首都アンカラで軍と衝突した=AP拡大トルコ人の若者によるデモ隊は2日、首都アンカラで軍と衝突した=AP
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 【テヘラン=北川学】トルコの最大都市イスタンブールで起きたデモ隊と警官隊の衝突をきっかけとした反政府デモは全国67都市に拡大し、ギュレル内相は 2日夜、1700人以上を逮捕したと明らかにした。イスタンブール中心部タクシム広場には3日未明現在、数千人の市民が再び集結しており、警官隊とのさら なる衝突が懸念される。
 イスタンブールは東京、マドリードとともに2020年夏季五輪の招致をめざす。トプバシュ市長は地元テレビで「衝突は世界に報じられた。どう説明したらいいものか」と述べ、今後の招致活動に悪影響を及ぼすとの考えを示した。
 トルコメディアによると、これまでに市民、警官双方で計173人が負傷。死者はいない模様だ。首都アンカラでは2日、エルドアン首相の辞任を求めて首相府に向かおうとしたデモ隊に警官隊が催涙弾を発射。イスタンブールの首相事務所近くでも同日夜、デモ隊と警官隊が衝突した。




「国際社会は納得しない」 国連事務総長、橋下氏を批判

 

写真:朝日新聞と単独会見する国連の潘基文事務総長=2日午前、横浜市西区、小玉重隆撮影拡大朝日新聞と単独会見する国連の潘基文事務総長=2日午前、横浜市西区、小玉重隆撮影
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 【春日芳晃】来日中の潘基文(パンギムン)国連事務総長は2日、旧日本軍の慰安婦を「必要だった」などとした日本維新の会橋下徹共同代表の発言や釈明について「国際社会は納得しない」と批判した。日本の政治家による靖国神社参拝にも懸念を表明。日中韓の共生のためにも「過去の歴史への正しい理解」を求めた。
橋下氏のこれまでの発言  横浜市内での朝日新聞との会見で述べた。
 潘氏は、橋下氏の一連の発言を巡る報道や、同氏が自らの発言の趣旨を説明するために5月27日付で公表した「私の認識と見解」の英語版も読んだという。





28歳市長誕生支えた若手市議 「変えたい思いは一緒」

 

写真:藤井浩人氏(右)の個人演説会で応援演説する兼井大・福井県大野市議=5月30日、岐阜県美濃加茂市拡大藤井浩人氏(右)の個人演説会で応援演説する兼井大・福井県大野市議=5月30日、岐阜県美濃加茂市
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 【増田勇介】岐阜県美濃加茂市長選が2日投開票され、28歳の前市議藤井浩人氏が前市副議長森弓子氏(58)=自民推薦=を破って初当選した。投票率は52・86%(前回無投票、前々回65・01%)で過去最低。藤井氏は、北海道夕張市の鈴木直道市長(32)を抜き、現職として全国最年少の市長となる。東海地方では最近、政党支援に頼らない若手の市長が相次いで誕生している。
 「保守王国」と呼ばれる岐阜県自民党推薦を受けた森氏を、現在16人の市議会のうち最大会派「新生会」が中心になって支えた。一方、藤井氏の支援者には、勝手連的に集まった市外の30代の若手市議の姿が目立った。
 「競争の時代、横並び意識ではいけません。若すぎるくらいでないと」。藤井氏の応援演説で力説したのは福井県大野市の兼井大(まさる)市議(39)だ。別の選挙応援で藤井氏と知り合った。泊まり込みで手伝い、早朝は幹線道路であいさつ、選挙カーに乗り、ビラも配った。
 美濃加茂市の選挙を手伝っても、兼井氏の選挙には直接プラスにならない。だが、「(首長は)柔軟性や発想力が求められる」と考え、若い市長誕生の手伝いをしているという。敗れたが、兼井氏も2006年の福井県大野市長選に立候補した。「経験があるから、(候補者が)やってほしいことが分かる」





大阪母子死亡、深まる謎 直前に収入、餓死の可能性薄く

 

写真:2人の遺体が見つかった部屋の前には、お菓子やジュースなどが供えられていた=5月31日、大阪市北区天満2丁目拡大2人の遺体が見つかった部屋の前には、お菓子やジュースなどが供えられていた=5月31日、大阪市北区天満2丁目
図:遺体発見のマンション周辺の地図拡大遺体発見のマンション周辺の地図
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 おなかいっぱい食べさせられなくてごめんね――。そんなメモを残した28歳の母と3歳児の遺体が5月24日、大阪のワンルームマンションで見つかった。 部屋に冷蔵庫はなく、口座には数十円。そんな状況のせいか、「夫の暴力から逃れ、困窮の果てに餓死した」といった話が独り歩きし始めた。だが取材を重ねる と、それとは矛盾する事情も見えてきた。
 ドアの前に、だれかが毎日のように花束や菓子、ジュースを供えている。「カルシウムと鉄分の多いミルク」という商品名の牛乳は、子を最後まで思いやって亡くなった親心を思ってのことだろうか。
 井上充代さんと瑠海(るい)君の遺体が見つかった大阪市北 区天満2丁目のマンションの室内に、生活感は乏しかった。府警によると冷蔵庫はなく、食べ物は食塩だけ。電気、ガスは2月初めに止められていた。財布の中 に現金はなかったが、一方で、複数の高級ブランド靴が整然と並んでいた。他に、夫と充代さんが署名した離婚届とガス料金の請求書。息子へのメモは、請求書 の封筒にあった。




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