「日本一暑い村」、熱中症搬送0の訳は 宮崎・西米良村
【伊藤あずさ、堀川勝元】全国で記録的な猛暑が続くこの夏、宮崎県西米良村がたびたび「日本一暑い村」になっている。7月には最高気温が35度を超す「猛暑日」が18日間続き、19年ぶりに連続記録を更新した。ただ、村は約4割が高齢者にもかかわらず、熱中症患者は2人だけ。救急搬送はゼロだ。何か秘密があるのだろうか。
■農作業は朝と夕
村で50年以上林業を続ける馬込三男さん(73)は、夏はいつもより1時間早い午前6時に仕事を始め、涼しい午前中に切り上げる。「夏場は暑くて能率が上がらないから」
農林業が主要産業の村では、夜明けから働き、気温の上がる昼間は体を休める人が少なくない。体力がある人は夕方、もうひと働きする。村総務課長の黒木朗さん(57)は「暑さを避けるために昔から続く生活の知恵です」と説明する。
宮崎地方気象台によると、村は盆地にあり、とどまった空気が日差しで暖められ気温が上がりやすい。7月以降、村の最高気温は5回、日本一に。8月20日現在、その回数は全国で2番目に多く、8月に40度以上を4日連続で記録した高知県四万十市などに並ぶ。
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