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Thursday, 8 August 2013

The Asahi Shinbun 9-Aug-2013


被爆68年、長崎原爆の日 平和宣言「原点に返れ」

 

写真:「被爆者歌う会ひまわり」の合唱で始まった平和祈念式典=9日午前10時35分、長崎市、岩下毅撮影拡大「被爆者歌う会ひまわり」の合唱で始まった平和祈念式典=9日午前10時35分、長崎市、岩下毅撮影
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 【斎藤靖史】被爆68年となる長崎原爆の日の9日、長崎市で平和祈念式典が開かれた。原爆投下時刻の午前11時2分、参列者は目を閉じて犠牲者を悼んだ。田上富久市長は平和宣言で、政府が核兵器の非人道性を訴える共同声明に賛同しなかったことを「被爆国としての原点に反する」と強く批判。核廃絶にリーダーシップを発揮するよう求めた。
首相あいさつ〈全文〉 長崎原爆の日長崎市長平和宣言〈全文〉 原爆の日
 政府は4月、スイス・ジュネーブでの核不拡散条約(NPT)再検討会議の準備委員会で、核兵器の非人道性を訴える共同声明に賛同しなかった。田上市長は平和宣言で「世界の期待を裏切った」「核兵器の使用を状況によっては認める姿勢を示した」と指摘。政府に「被爆国としての原点に返ること」を求めた。
 原発の技術を輸出するため、NPT未加盟のインドと原子力協定の交渉を再開したことも、「NPTを形骸化し、NPTを脱退して核保有をめざす北朝鮮などの動きを正当化する口実を与える」と批判した。
 一方、世界に1万7千発余りある核弾頭の9割以上が米ロ両国のものだと指摘し、両国の大統領に「大胆な削減」に取り組むよう求めた。
 そのうえで、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにする」という憲法前文を引用。そこには国民の決意がこめられているとして、平和を求める原点を忘れないよう、戦争や被爆の体験を語り継ぐことの大切さを訴えた。
 反核運動を引っ張った長崎の被爆者、山口仙二さんが7月に亡くなったことを挙げ、減り続ける被爆者の平均年齢が78歳を超えたと指摘。「ノーモア・ヒバクシャ」という山口さんの演説を引き、若い世代に「被爆者の声に耳を傾けて」と呼びかけた。
 式典に出席した安倍晋三首相は「核兵器の惨禍が再現されることのないよう、非核三原則を堅持しつつ、核兵器廃絶、世界恒久平和の実現に力を惜しまぬことを誓う」とあいさつした。
 式典には約5800人が参列し、初参加のインドを含め、過去最多に並ぶ44カ国の代表が集まった。米国は昨年に続いてジョン・ルース駐日大使が出席し、2011年の初参列から3年連続で代表が出席した。
 式典では、この1年間に死亡が確認された3404人の名簿が奉安され、長崎原爆による死者は計16万2083人になった。





秋田新幹線が運転見合わせ 大雨で盛岡―秋田間



JR東日本秋田支社によると、秋田新幹線は雨量が規制値に達したため、9日午前8時47分から雫石―田沢湖間で上下線とも運転を見合わせた。午前10時半現在、運転見合わせは盛岡―秋田に拡大している。 


 


じゃらんnetに不正アクセス 2万7千人の情報流出か

 

 旅行予約サイト「じゃらんnet」に不正アクセスがあり、利用者2万7620人分の個人情報とホテルなどの予約履歴が流出した可能性があることが9日分かった。金銭的な被害は今のところ確認されていない。
 サイトを運営するリクルートライフスタイルによると、不正アクセスが今年2月と6月に計100万回以上にわたって試みられていたという。別のサイトで入手したパスワードなどを使ったアクセスで、氏名や住所、電話番号が流出した疑いがある。クレジットカード情報は、じゃらんのサイト内では表示されないという。
 サイトにログインできないとの苦情が春ごろから寄せられるようになり、不正アクセスが判明した。最大で260人分のIDが改ざんされているという。
 リクルートライフスタイルは情報流出が起きた可能性がある利用者に連絡をとるとともに、IDやパスワードの使い回しをやめるよう注意を呼びかけている。問い合わせは同社のサポートデスク(member@point.recruit.co.jp)へ。 





英女性記者らに「強姦」ツイート殺到 ツイッター社謝罪

 

 【ロンドン=伊東和貴】英国ポンド紙幣に女性の肖像を残すための運動を行った女性記者や議員に対し、ツイッターによるレイプや殺害予告が続発し、ツイッター社が謝罪に追い込まれた。
 英中央銀行のイングランド銀行は4月、2016年に発行される新5ポンド(約750円)紙幣の裏面の肖像を女性社会改革家エリザベス・フライ氏からチャーチル元首相に変更すると発表。表面のエリザベス女王を除くと、同銀の全紙幣からいずれ女性の肖像がなくなることが確実になった。
 フリー記者のキャロライン・クリアドペレスさん(29)は、女性の肖像採用を求める署名運動を展開。これが功を奏し、同銀行は7月24日、新10ポンド紙幣の裏面に、19世紀の英女性作家ジェーン・オースティンの肖像を採用すると発表した。
 ところが、新10ポンド紙幣のデザインがお披露目された直後、クリアドペレスさんのツイッターには12時間にわたり、1時間に約50回に上るレイプや殺害の予告が殺到。彼女を支持した労働党のステラ・クリーシー下院議員や英紙女性記者にも「レイプして映像をネットにばらまく」などの脅迫が相次いだ。




記念品はカップヌードル1年分 ミュージアム200万人



写真:カップヌードルミュージアムで200万人目の来場者となった宮井淳さん一家=横浜市中区拡大カップヌードルミュージアムで200万人目の来場者となった宮井淳さん一家=横浜市中区
写真:「チキンラーメンファクトリー」でチキンラーメン作りを体験する来場客=横浜市中区拡大「チキンラーメンファクトリー」でチキンラーメン作りを体験する来場客=横浜市中区
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 2011年9月にオープンした「カップヌードルミュージアム」(横浜市中区)の来館者数が8日、200万人を突破した。
 200万人目となったのは和歌山市の会社員、宮井淳(すなお)さん(33)の長女、葵咲(きさ)さん(8)。夏休みの家族旅行で立ち寄ったという。葵咲さんは「夏休みの思い出になった」と話したが、記念品として渡された「カップヌードル1年分」には「食べきれるか分からない」と困った表情だった。
 即席麺を発明した安藤百福氏にちなみ、発見や発明の大切さを学べる施設。好みのスープと具材を選びオリジナルのカップヌードルを作るコーナーが人気で、 約3500食が作られる日もあるという。同記念館の館長、筒井之隆さん(69)は「即席麺に親しんできた幅広い世代の人に楽しんでもらいたい」と話した。





(IT!おまえはどこへ)370億のノードがつながると


写真:インタビューに答える久多良木健氏=東京都世田谷区拡大インタビューに答える久多良木健氏=東京都世田谷区
写真:インタビューに答える久多良木健氏=東京都世田谷区で拡大インタビューに答える久多良木健氏=東京都世田谷区で
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 IT界の大御所3人に、急速に進歩するITはどこへ向かっているかを聞いています。ソニーのゲーム機プレイステーションの生みの親である久多良木健さんの後半です。
久多良木氏:上「スマホ後の世界」
 スマートフォンを通じてネットワークの向こう側に集積された情報が巨大な知識情報処理システムで処理され、いままで出来なかったことができるようになると言う久多良木さん。インタビューの後半では、この知識情報処理革命がどんな未来を創るかを語ります。(聞き手・大鹿靖明)
     ◇
 ――ネットワーク上で起きる知識情報処理革命は、これまでのITの進歩・革新とどこが違うのですか?
 「従来のコンピューターは、限られた演算能力とメモリー容量の制約の中で、なんとか与えられた仕事をこなしてきたわけです。例えば売り上げの集計や経理処理、実験データのとりまとめとかね。そんなコンピューターの『神経細胞』って、せいぜい入出力デバイスとしてのキーボードやマウス、プリンターやスキャナー程度ですよね。もちろんインターネット経由で外部の世界にもアクセスできますが、ブラウザー経由でタグ付けされた文章や画像にアクセスできる程度で、さらにその先の世界にまだ神経細胞を伸ばし切れてはいませんし、そこから何かの知見や推論を導き出すだけの演算能力や知識データベースを備えているわけでもないのです」
■コンピューターが現実につながる
 「しかし、スマートフォンの普及によって、無数の端末がネットワーク経由でクラウド側のコンピューターにつながっている状態が突然にして創り出された。世界中の人々がスマートフォンで日常的にコミュニケーションし、撮影した写真や動画、全地球測位システム(GPS)などのセンサーから取得した情報やユーザーのコメントと共にクラウド側にアップロードし始めた。それらが、フェイスブックやツイッター、グーグル、ラインなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じてクラウド側に急速に集積され始めているのです。クラウド側のコンピューターから見れば、膨大な数のスマートフォンを通じてリアルの世界に直接触れられる機会が拡大しているとも言えます。情報処理システムが、はじめてリアル(現実)な世界と密接につながろうとしている。これが従来との大きな違いです」
 ――コンピューターがスマホを通じてリアルな世界を知ることができる。リアルとの融合ですね。
 「そうした動向をネットワークの中を流れるデータ量のトレンドで見ているのが、米国シスコ・システムズ社です。その予測によると、2020年には370 億個の機器やセンサー類がインターネットにつながる。あとわずか数年内にパソコン、スマホ、センサー、電力などのインフラ、カメラ、さらには見守りや医療 機器などを含めて370億個のノード(ネットワークの接点)がインターネットにつながっていく。あらゆるものがインターネットにつながる『インターネッ ト・オブ・シングス(Internet of Things:IOT)』の時代が到来すると予見しているのです」
 「そうなると、インターネットを介してサーバーと端末がコミュニケーションするだけではなく、インターネットにつながるマシン同士が会話するマシン・ トゥー・マシン(M2M)という概念も現実味を帯びてきます。当初は一定のプロトコルのもとでセンサー同士やコンピューター同士がコミュニケーションを始 めるものの、その後はコンピューターやセンサーがより自律的なコミュニケーションを求めるようになるかもしれません」
 ――情報処理システムが自律的なコミュニケーションを始めると、どうなるのでしょうか?
 「すでに実現に向かっている事例ですが、日本海溝にセンサーを多数設置して地震や津波の予測を行おうとするプロジェクトが始動しています。災害予測の精 度は、今よりもっと正確かつ精密になるかもしれません。医療の分野では、今後革命的な進化が起きる可能性があると思っています。地球上のどこかでウイルスが変異したとすると、人間や動物に感染して大流行してしまう前に収集可能な病理データを広範に分析し、今後どの地域にどれだけの患者が発生しそうか、今まで以上に高い確度で予測できるようになるかもしれません。それにより、効果的なワクチンの確保や感染防止のための時間がかせげるようになるかもしれません。ターゲットとなる変異ウイルスに効果がありそうな、新ワクチンの開発に要する時間も大幅に短縮される可能性もあります」
 「ビッグデータキーワード参照)活用の事例では、世界中のツイッター上のつぶやきの中から『熱っぽい』、『せきが出る』という特定のキーワードを検索することで、どの地域で今後インフルエンザが流行し始めるかが分かるという報告もあるんです。何か大きな疫病が発生したときには、全世界がパンデミック(地球規模の感染)に陥ることに対抗するため、さらに時間を加速可能な情報処理システムの開発が待ち望まれています」
 ――我々マスメディアはどう変わっていくでしょう?






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