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Monday, 16 September 2013

The Asahi Shinbun 17-Sep-2013


幼稚園バスで津波犠牲、園側の責任認める 仙台地裁判決


図:日和幼稚園周辺の地図拡大日和幼稚園周辺の地図
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 【力丸祥子】東日本大震災の発生直後、宮城県石巻市の私立日和(ひより)幼稚園が高台から海側へ送迎バスを出発させ、乗せられた園児5人が津波に遭い、死亡した事故で、うち4園児の遺族が運営法人と当時の園長に計約2億7千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、仙台地裁であった。斉木教朗(のりお)裁判長は園側の責任を認め、約1億7700万円の支払いを命じた。
 津波の犠牲をめぐっては、七十七銀行女川支店(宮城県女川町)の屋上に避難して12人が死亡・行方不明となった事故などで、遺族側が少なくとも9件の訴訟を提訴している。津波犠牲者の遺族による訴訟の判決は今回が初めて。
 この事故は2011年3月11日の震災当日に起きた。地震発生直後、幼稚園の送迎バスが園から出発。乗っていた5人が犠牲となる一方、高台にある園は津波の被害を免れた。犠牲となった5人のうち4人の遺族が提訴した。





台風上陸前に突風相次ぐ 「スーパーセル」発生の可能性


写真:ひっくり返った乗用車。奥では壊れた住宅ががれきになっていた=16日午前11時38分、埼玉県熊谷市西城、川崎卓哉撮影拡大ひっくり返った乗用車。奥では壊れた住宅ががれきになっていた=16日午前11時38分、埼玉県熊谷市西城、川崎卓哉撮影
図:台風18号が積乱雲を発達させたしくみ拡大台風18号が積乱雲を発達させたしくみ
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 台風18号が上陸する前から、各地で突風被害が相次いだのはなぜか。気象庁の説明はこうだ。
 一つ目の要因は気圧配置だ。太平洋高気圧の勢力が弱まり、時計回りの気流を作る太平洋高気圧と反時計回りの渦を作る台風とに巻き込まれるように、南海上の湿った暖気が列島に流れ込んだ。大気の状態は不安定になり、竜巻などの突風や雷被害、ゲリラ豪雨を生む積乱雲が各地で出来やすくなっていた。
 さらに、積乱雲をつくる上昇気流が上空で高気圧の流れや偏西風に流され、下降気流が上昇気流と離れた場所で発生。通常、上昇気流と下降気流は打ち消し合い、積乱雲はすぐ消えるが、双方の場所がずれたため、打ち消し合いが起きず、寿命が長く大きい「スーパーセル」と呼ばれる積乱雲ができた可能性があるという。
 2006年に宮崎県延岡市で3人が犠牲になった竜巻も台風がもたらしたものだった。気象庁は今後、突風被害があった各地に調査班を派遣し、竜巻だったかなどを確認する。






「紅葉までには美しい嵐山に」 濁流一過、復旧追われる


写真:川の水があふれ、道路が冠水。ボートで避難する旅館の宿泊客ら=16日午前9時15分、京都市西京区嵐山中尾下町、戸村登撮影拡大川の水があふれ、道路が冠水。ボートで避難する旅館の宿泊客ら=16日午前9時15分、京都市西京区嵐山中尾下町、戸村登撮影
写真:京都の観光地・嵐山では、近くを流れる桂川があふれ、渡月橋や旅館前の道路が水につかった=16日午前9時19分、京都市、朝日新聞社ヘリから、佐藤慈子撮影拡大京都の観光地・嵐山では、近くを流れる桂川があふれ、渡月橋や旅館前の道路が水につかった=16日午前9時19分、京都市、朝日新聞社ヘリから、佐藤慈子撮影
図:京都・嵐山の浸水被害拡大京都・嵐山の浸水被害
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 渓谷を船で下る「保津川下り」の終点で、川幅が広がる京都・嵐山の渡月橋付近。大雨による濁流が狭い渓谷から一気に流れ込み、あふれた水が周辺の旅館やみやげ物屋を襲った。
 「これはまずい」
 旅館「渡月亭」に勤める松本剛さん(19)は16日午前5時ごろ、電話で呼び出された。旅館に着くと桂川の濁流があふれ、地下の調理場が浸水し始めていた。
 宿泊客約70人をいったん2階以上に避難させて朝食を出したが、午前8時半ごろに周辺が1メートルほどの高さまで冠水。近くの貸しボート店に従業員が走 り、5隻を借りた。従業員がそれぞれ水の中に入って押し、約20メートル離れた水のない道路に約10往復して避難させた。
 従業員の三島裕二さん(50)は「こんな被害は経験したことがない。掃除が大変だ」とこぼした。
 渡月亭すぐ近くのわらび餅店「峯嵐堂(ほうらんどう)」の代表取締役、前場信之さん(47)は午前11時すぎ、店の様子を見にきた。「店のドアが外れ、 冷蔵庫が倒れていた。床も泥だらけ」。飲食店「五木茶屋」の経営者、松本壮平さん(49)は「秋の紅葉までには美しい嵐山を見せられるよう、地域一丸と なって頑張る」と話し、復旧作業に取りかかった。





初の特別警報、どう判断 地域で異なる発令基準

図:特別警報が出た3府県の被害状況拡大特別警報が出た3府県の被害状況
写真:水浸しになった福井県小浜市内の住宅地=16日午前9時25分、恒成利幸撮影拡大水浸しになった福井県小浜市内の住宅地=16日午前9時25分、恒成利幸撮影
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 【赤井陽介】「一生に1度程度」の気象災害を念頭にした特別警報が初めて発表された。8月30日の運用開始から20日足らず。運用の前に気象庁が「特別警報」級と認めた豪雨もすでに3回あった。特別警報の乱発になったり、軽視につながったりはしないか。
特別警報とは
 16日午前4時50分ごろ。滋賀と京都、福井の3府県の48時間降水量のデータが気象庁に届いた。
 特別警報を発表する目安の一つは「その地域で50年に1度の水準になる地点が50カ所以上あること」。この時点で48時間降水量が水準を超えたのは、各府県で13~36カ所しかなかった。
 だが、予報官らは「台風が近づくなか、雨脚が弱まることは考えにくい」と判断。午前5時5分、特別警報を発表した。
 今回の発表について、横山博・予報課長は「客観的な指標に基づき、要件を満たすと判断して発表した」と淡々と説明した。一方で、特別警報が軽視されることへの懸念も示した。「他にもっと雨が降っている地域があったとしても、特別警報の対象地域の方が危険だ」
 特別警報の発表水準となる降水量は地域で異なる。今回の対象地域は48時間雨量が300ミリ前後。元々、多雨の三重県奈良県ではこの日、500ミリ超の地点も出たが発表しなかった。日ごろ雨が多い地域ほど、備えなどの面で豪雨災害に強いからだという。
 特別警報は注意報・警報とは違い、都道府県は市町村に、市町村は住民に危険を伝える義務がある。3府県では最大計約87万人に避難勧告や避難指示が出された。京都市などは今回、携帯電話の緊急速報メールで市民に警戒を呼びかけた。






非正規の若者6割「就活やり直したい」 収入などに不満

 【伊沢友之】企業や自治体などでつくる日本経営協会の調査では、派遣やアルバイトなど非正規で働く若者の約6割が「学生に戻れるなら、就職活動をや り直したい」と考えていた。正社員と比べると能力を高める機会や給与の差があり、将来どのようにキャリアを積み上げていこうかという設計が立てづらいから だ。
 非正規で働く若者の現状を探るため、今年6月に調査した。大学や大学院を卒業して非正規で週30時間以上働く25~40歳の700人に対し、インターネットで尋ねた。
 学生に戻って「就職活動をやり直したい」と希望する人は、61・6%にあたる431人に達した。「どちらとも言えない」が21・1%、「希望しない」は17・3%だった。今後の働き方では正社員を希望する人が54・6%を占め、非正規の15・7%を大きく上回った。 




 

ナショナルズ、銃乱射事件で試合延期 大リーグ

 大リーグのナショナルズは16日、ワシントン市にある本拠地ナショナルズ・パーク近くの海軍施設で発生した銃乱射事件を受け、同日夜に同球場で開催予定だったブレーブス戦を17日に延期することを決めた。17日はブレーブス戦をダブルヘッダーを行う。(時事)

 

 

 

 

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