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 【前田大輔、赤井陽介】台風26号の大雨による伊豆大島東京都大島町)の土石流被害で、都が土砂災害の危険を伝えるファクスが町担当者の手元に届いていないことを知りつつ、担当者に危険を伝えられない状態が約6時間続いていたことが分かった。都は市区町村長らの携帯電話に直接連絡できるよう伝達方法を見直す方針を固めた。
 都によると、土石流が起きる約9時間前の15日午後6時5分、気象庁と都が「土砂災害警戒情報」を共同発表。都は総合防災部と河川部の2ルートで、発表内容を町総務課に防災用ファクスで送信した。
 市区町村の担当者がファクスを受け取ったかは、都のパソコン画面上で確認できる仕組みになっている。今回は受領の確認がなかったため、不審に思った都総合防災部の職員が約1時間後に町総務課に電話したが、つながらなかったという。