東京駅と結ばれたい 東北縦貫線へ、茨城県が猛アピール
来年3月に開通するJR東日本の東北縦貫線(愛称=上野東京ライン、約3・8キロ)に茨城県が熱い視線を注いでいる。県内を縦貫し、上野が終点になっている常磐線が東京に直通で乗り入れられるからだ。だが同じ上野止まりの宇都宮線(東北線)や高崎線と競合し、何本の列車が直通になるかわからない。「千載一遇」と呼ばれるチャンスは、どれだけ生かせるか。
「宇都宮や高崎からは新幹線や湘南新宿ラインで東京や横浜方面に乗り入れが実現している。全列車が上野止まりなのは常磐線だけだ」。1月21日、JR東日本の石司次男副社長を訪ねた橋本昌・茨城県知事は「1本でも多く東京乗り入れを」と要請した。3年連続のトップ要請だが、今回は沿線の牛久、龍ケ崎、土浦市などの市長や議長ら最多の計10人が居並んだ。
石司副社長は「熱い思いをひしひし感じるが、3線のすべての列車の乗り入れは物理的に困難。どうバランス良く入れるか、複雑な方程式を解いているところ」と述べ、具体的な割り振りには触れなかった。
「宇都宮や高崎からは新幹線や湘南新宿ラインで東京や横浜方面に乗り入れが実現している。全列車が上野止まりなのは常磐線だけだ」。1月21日、JR東日本の石司次男副社長を訪ねた橋本昌・茨城県知事は「1本でも多く東京乗り入れを」と要請した。3年連続のトップ要請だが、今回は沿線の牛久、龍ケ崎、土浦市などの市長や議長ら最多の計10人が居並んだ。
石司副社長は「熱い思いをひしひし感じるが、3線のすべての列車の乗り入れは物理的に困難。どうバランス良く入れるか、複雑な方程式を解いているところ」と述べ、具体的な割り振りには触れなかった。
年金問題、8千人を追加調査 厚労省、不正受給後絶たず
年金受給者が死亡したのに家族が年金をもらい続ける不正が後を絶たず、厚生労働省は今月から新たな防止策に乗り出した。2010年以降、約34万人を調べて不正をあぶり出したはずだったが、昨年に新たなケースが発覚。調査の「穴」をふさぐため、まずは約8千人を対象に別の方法で生存を確認する。
ことの発端は10年夏。行政が高齢者の生死を正しく把握していないケースが多数発覚し、社会問題になった。年金受給者の死亡を家族が申告せず、もらい続けていた不正も判明。厚労省は実態を調べるため、75歳以上が入る後期高齢者医療制度の情報を使った。過去1年で一度も受診していない受給者に、生存を確認する書類を送付、訪問調査などもした。その結果、約1700人の年金差し止めにつながった。
だが昨年夏、東京都足立区で8年ほど前に79歳で死亡した男性に年金が払われ続けていたことが判明。この男性は前回調査では対象から漏れていた。すでに死亡し、後期高齢者医療制度に入っていなかったためだ。住民票上は「死亡」扱いとなっていたが、情報が年金事務所に伝わらず、年金の支給が続いた。
国境超える新通貨、危うさ露呈 ビットコイン取引停止
ネット上で流通する仮想通貨「ビットコイン」に、初めて大きな問題が起きた。世界有数の取引所とされる「Mt.Gox」(マウント・ゴックス、東京都渋谷区)が26日、すべてのサービスを止め、コインが引き出せなくなっている。国境を超えて広がる「新通貨」に、不安がふくらむ。
■約370億円分のコイン紛失か
マウント・ゴックスが事務所を置くビルには、心配した顧客が駆けつけた。
「私たちのお金はどこだ」。英国から来たコリン・バージスさん(40)はこう記したボードを掲げ、夕方まで座り込んで抗議した。コイン311枚(約1500万円)を預けているが、引き出せないという。
マウント・ゴックスは、ネット上で運営される私設の取引所で、コインと現金(円やドル)の交換を仲介する。26日未明に突然、「すべての取引を停止した」と発表した。
株式を売り買いするのと同じで、コインを売った人は代金が自分の銀行口座に振り込まれる。ただコインを買った人は、取引所に設けた専用口座に保管してもらう場合が多く、コインを引き出せないと困る。マウント・ゴックスのカルプレス最高経営責任者は同日夜、「問題解決に尽力している」との声明を出した。
取引所のサイトが閲覧できなくなった25日には海外の主要取引所で25%近く急落し、1コイン=約400ドルになった。27日未明には約550ドルまで戻しているが、顧客の不安は根強い。
■約370億円分のコイン紛失か
マウント・ゴックスが事務所を置くビルには、心配した顧客が駆けつけた。
「私たちのお金はどこだ」。英国から来たコリン・バージスさん(40)はこう記したボードを掲げ、夕方まで座り込んで抗議した。コイン311枚(約1500万円)を預けているが、引き出せないという。
マウント・ゴックスは、ネット上で運営される私設の取引所で、コインと現金(円やドル)の交換を仲介する。26日未明に突然、「すべての取引を停止した」と発表した。
株式を売り買いするのと同じで、コインを売った人は代金が自分の銀行口座に振り込まれる。ただコインを買った人は、取引所に設けた専用口座に保管してもらう場合が多く、コインを引き出せないと困る。マウント・ゴックスのカルプレス最高経営責任者は同日夜、「問題解決に尽力している」との声明を出した。
取引所のサイトが閲覧できなくなった25日には海外の主要取引所で25%近く急落し、1コイン=約400ドルになった。27日未明には約550ドルまで戻しているが、顧客の不安は根強い。
葛西が3位 W杯ジャンプ
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は26日、スウェーデンのファルンで個人第21戦(HS134メートル、K点120メートル)が行われ、ソチ五輪個人ラージヒルで銀メダルを獲得した葛西紀明(土屋ホーム)が1回目に133メートル、2回目に130・5メートルを飛び、248・8点で3位に入った。セベリン・フロイント(ドイツ)が133メートル、135メートルの266・1点で今季2勝目、通算6勝目を挙げた。W杯総合得点首位のペテル・プレブツ(スロベニア)が2位。
子どもの吸入ステロイド薬、慎重に 身長伸び抑える恐れ
日本小児アレルギー学会は、子どもの気管支ぜんそくの治療で広く使われている吸入ステロイド薬を、より慎重に使うよう注意喚起する声明を出した。副作用で子どもの身長の伸びを抑える可能性が、海外で報告されたためだ。ただ、治療の効果は大きいため、病状をこまめに調べて、使うのは必要最少量にすることを求めている。
15歳以下の小児ぜんそくは、20人に1人程度いるとされている。発症するのは0~1歳の乳幼児が多い。ダニなどへのアレルギー反応で気管支に炎症が起こるのが原因だ。発作が治まった後も炎症が続くため、発作の防止には治療を長期間続ける必要がある。
よく使われるのが吸入タイプのステロイド薬。しかし、子どもの身長の伸びが抑制され、その影響は成人した後も続くという報告が、3年ほど前から米国で相次いだ。患者約950人の調査では、5~13歳から吸入ステロイド治療を4~6年間受けた患者は、この薬を使わなかった患者と比べて、成人後の身長が平均1・2センチ低かったという。
こうした報告を踏まえ、同学会は25日に見解を示した。見解では、身長の伸びに最も影響を受けやすいとされる乳幼児は、軽症ならばステロイド以外の薬を最初に使うと指摘。のどが週1回以上ゼーゼーするなど中等症以上の場合は、年齢にかかわらず吸入ステロイドを最初に使うことが適切とした。体格に応じた使用量の基準がないため、少量から始めて効果を見極めていくことを勧めている。
ステロイドの
大量使用には、骨の成長を阻害するなどの副作用があることはわかっていた。これまでは、吸入タイプは気道や肺など限られた部分にしか薬が届かないことなど
から、副作用は少ないと考えられてきた。また、身長の伸びが一時的に抑えられても、成人になれば差はなくなると考えられてきた。
見解をまとめた同学会の浜崎雄平・ガイドライン委員会長(佐賀大教授)は「吸入ステロイドは小児ぜんそく治療の根幹をなす薬。患者や保護者は自己判断で減量や中止をせず、担当の医師と相談してほしい」と話す。(大岩ゆり)
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