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Thursday, 27 February 2014

The Asahi Shinbun 28-Feb-2014


「架空作品、私が書いた」 全日展前会長、国に報告へ

 文化庁が後援する書道中心の公募美術展「全日展」の知事賞受賞者が架空人物だった問題で、主催者の全日展書法会の前会長である書家(73)が27日、架空人物の受賞作品を自ら作ったことを朝日新聞の取材に明らかにした。28日にも文化庁に報告するという。
 前会長は今月15日に問題が発覚した後、「社会に迷惑をかけた」と会長職を辞任する一方、各県には「作品を受賞者に返そうとしたが、宛先不明で返送されてきた」と説明し、受賞作品の捏造(ねつぞう)を否定していた。
 関係者によると、前会長は18日の全日展書 法会役員会で、架空人物の受賞作品を「私が書いた」と打ち明け、「こういう事態になり申し訳ない」と謝罪。「受賞者がいないと翌年から知事賞をもらえなく なる」「知事賞があればみんなの励みになる」などと釈明したという。27日の取材では「私利私欲のためにやったことではない。全日展のためにやった。28日に文化庁には本当のことを説明する」と話した。









詩人まど・みちおさん死去 104歳、「ぞうさん」など

 

 童謡「ぞうさん」や「やぎさん ゆうびん」などで知られ、やさしく深い言葉で命の貴さをうたいあげた詩人まど・みちお(本名石田道雄〈いしだ・みちお〉)さんが、28日午前9時9分、老衰で亡くなった。104歳だった。葬儀は未定。喪主は長男石田京(たかし)さん。
 1909年、山口県周南市生まれ。19年から日本統治下の台湾で暮らし、29年に台北工業学校を卒業して台湾総督府に勤めた。34年、雑誌「コドモノクニ」に投稿した詩が北原白秋の選で特選に入り、以後、詩や童謡の創作に打ちこむ。43年には応召。
 46年復員。49年から雑誌「チャイルドブック」の編集に携わり、59年から創作に専念。68年、詩集「てんぷらぴりぴり」で野間児童文芸賞。76年、「植物のうた」で日本児童文学者協会賞、81年、巌谷小波文芸賞
 「一ねんせいになったら」「ふしぎなポケット」などユーモアあふれる童謡詩は歌い継がれ、子どもたちに愛されてきた。ぼくも、ゾウも、マメも、か けがえのない存在としてここにいる、とうたった「ぼくが ここに」や「ぞうさん」などの作品を通して、「自分が自分であることのすばらしさ」を伝え続け た。









ビットコイン「破綻すると思っていた」 麻生財務金融相

 麻生太郎財務相・金融相は28日の閣議後記者会見で、仮想通貨ビットコインの取引所大手「Mt・Gox」(マウント・ゴックス、東京)で取引が停止している問題について「こんなものは長く続かないと思っていた。どこかで破綻(はたん)すると思っていた」と述べた。そのうえで、仮想通貨に対する対応策を関係省庁で検討する考えを示した。
 麻生氏はビットコインについて「通貨として誰もが認めているわけではない。所管もよくわからない」と話した。「日本で何とかせねばならない。自民党でも研究している人がいたので、早急に詰める」との考えも示した。
 仮想通貨資金洗浄などに悪用されたり利用者保護に支障が出たりするおそれが指摘されている。財務省警察庁消費者庁などと実態を把握し、新たな規制などの対策を練る見通しだ。









キタキツネ、放置シカ肉食べ「メタボ」 北海道

 

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 まるまる太ったキタキツネが集まり、雪面にはエゾシカの骨――。撮影した北海道旭川市の動物写真家神田博さん(65)によると、同市近郊では、狩猟や駆除で撃たれて野山に放置されたエゾシカの肉を求めてキタキツネが集まる光景がよく見られるという。「キタキツネにとってエゾシカは大変なごちそうだが、この太りかたは尋常ではない。生態系が攪乱(かくらん)されなければよいが」と心配する。
 撃ったエゾシカは持ち帰るなどして適正に処理するのが原則だが、道によると、食用の肉だけを切り取って残りを野山に放置するケースが見られるた め、適正な処理を呼びかけているという。神田さんは「増え過ぎたエゾシカを撃つのはいいが、マナーは守って欲しい」と訴えている。(深沢博)








「福井発」社長、32年連続1位 独立資本の企業数多く

 帝国データバンク福井支店がまとめた「社長分析調査」によると、2013年の人口10万人あたりの社長輩出数は福井県が32年連続で全国1位だった。「国内生産の9割以上を担う眼鏡フレーム関連業者など、独立資本の企業数が多いため」とみている。
 帝国データバンクに登録がある全国113万6383人の社長から福井県出身者を調べた。福井県は10万人あたり1457人を輩出し、全国トップ。2位は山梨県(1301人)、3位は富山県(1173人)。石川県は13位(1026人)だった。
 福井県出 身の社長総数は1万1640人。うち県内に本社を置く企業の社長の95・2%(9892人)を県出身者が占めた。平均年齢は58・6歳で、全国平均 (58・9歳)とほぼ同じ。社長交代率は3・19%と全国平均(3・67%)を下回り、後継者難を反映した格好となった。(堀田浩一)








「靖国参拝、中国喜ばせた」 アーミテージ氏、米で講演

 安倍晋三首相の靖国神社参拝について、米国のアーミテージ元国務副長官は27日、ワシントン市内での講演で、「中国を喜ばせたことは間違いない」と述べ、日本を非難する中国の外交活動を有利にする結果になったと指摘した。
 アーミテージ氏はブッシュ政権で国務副長官を務めた共和党の知日派重鎮。「靖国神社の問題は、日本の指導者が国全体にとって何が最善か判断することだ。しかし、中国の外交を後押しすることになったことは無視できない。これが私の参拝への反対理由だ」と話した。
 また、中国が「日本はカイロ宣言やポツダム宣言に基づく国際秩序を順守しない国だ」と日本を非難する主張を展開していることを指摘。「参拝が中国を喜ばせたことは間違いない。中国は各国に『自分の言った通りだろう』と言うだけでよかった」と述べた。






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