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Friday, 14 March 2014

The Asahi Shinbun 15-March-2014


PM2.5対策で日中接近 日本側、技術協力をアピール

 

 微小粒子状物質PM2・5による大気汚染に苦しむ中国と、日本の経済界が協力関係を強めている。中国で大気汚染に対する規制が強まるなか、日本側が、技術協力を積極的にアピール。中国企業からの関心も高まっている。日本の経済界は、冷え込んだ日中関係を、「環境」を通じた連携で改善したい考えだ。
 11日、東京・霞が関のオフィスビルを訪れたのは、中国・天津市の鋳造メーカーの社長や工場長ら11人だった。
 「排出削減、大気汚染の分野で日本の先進的な知見を採り入れたい」
 「環境保護の意識を学ばせてほしい」
 「PM2・5の濃度をオンラインでモニターできる最新機器が欲しい」
 中国の企業は代わる代わる日本側に協力を求めた。団長を務める天津市鋳造業協会の王継英事務局長は「日中両国には(歴史認識や尖閣諸島など)複雑な問題があるが、いま中国で国民の関心が高いのは大気汚染だ。ぜひ協力をお願いしたい」と訴えた。招いたのは日本の経済界だが、中国企業の積極姿勢が目立った。








理研の会見、海外メディアも注目 STAP論文不正疑惑

 

 「STAP(スタップ)細胞」の論文の不正疑惑問題をめぐり、理化学研究所が14日に東京都内で開いた記者会見は、海外メディアからも注目を浴びた。200人以上集まった会場には、外国人記者の姿もあった。
 複数の記者がブログで会見を中継した米紙ウォールストリート・ジャーナルは「理研のトップが謝罪」と題する記事で、「4時間にわたる会見の冒頭で、ノーベル賞受賞者の野依良治理事長が深々と頭を下げた」と報じた。
 論文の主要著者の一人、理研発生・再生科学総合研究センターの小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーについて、野依理事長が「未熟な研究者」「データをずさんに扱った」などと言及したことにも触れた。










不明マレーシア機、急激な高度変更か 軍レーダー情報

 南シナ海上空で消息を絶ったマレーシア航空機について米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は14日、同機が急激に高度を変えるなど不自然な動きをしていた可能性を伝えた。米国に提供されたマレーシア軍のレーダー情報によるもの。ただ、データは不十分で解析は難しい面もあるという。
 同機はクアラルンプールをたち、マレー半島を通過した後の海上で一般のレーダーから消えた。NYTによると、その後に高度約4万5千フィート(約 1万3700メートル)まで上昇し、西向きに航路を変更。その後は高度約2万3千フィート(約7千メートル)まで下がり、マレーシアのペナン島付近で再び 高度を上げ、北西に進路を変えてインド洋の方向に向かったとみられる。
 ボーイング777型機の設計上の最高巡航高度は4万3100フィート(約1万3137メートル)。データが正しければそれ以上の高度まで上がっていたことになる。(ニューヨーク=中井大助









「優秀な技術者の処遇検討を」電機工業会会長が流出懸念

 

 東芝の技術流出問題をめぐり、電機各社でつくる日本電機工業会の稲村純三会長(明電舎)は14日、経験豊富な技術者が国内で働き続けやすくするため、処遇改善策を検討すべきだとの認識を示した。海外企業への再就職を通じ、身に着けた技術が流出する例が少なくないことを念頭においたものだ。
 稲村会長は会見で、「データ管理の徹底など対策は各社で取っているが、技術者の頭の中(の情報など)までは管理出来ず、技術流出を百%防ぐのは難 しい」と指摘した。技術者が身につけた経験や知識を転職先で生かすこと自体は規制できないためだ。そのうえで「優秀な高齢の技術者の処遇は業界として考え ないといけない」と述べた。定年延長や報酬の引き上げなどが念頭にあるとみられる。
 東芝の問題では、提携先の米半導体大手の元技術者が半導体メモリーの最先端技術を不正に入手し、再就職した韓国のSKハイニックスに渡した、とされる。こうした不正行為までいかなくとも韓国や中国などの企業が日本企業から技術者を引き抜いたり、退職者を再雇用したりする例は珍しくない。日本企業がリストラを繰り返し、技術者の処遇が悪化していることも一因だ。(内山修)




 

施設や里親の子ども、虐待被害71件 09年度以降最多

 

 虐待や死別などの理由で親から離れて施設や里親のもとで暮らす子どもへの虐待が2012年度に71件確認され、被害者も173人にのぼった。厚生労働省が14日、全国の自治体からの報告結果を公表した。件数、人数ともに調査を始めた09年度以降で最多。厚労省は「施設職員や子どもに虐待の問題が知られるようになり、通報が増えたのではないか」とみている。
 最も多いのは、身体的虐待の45件だったが、性的虐待が前年度の1件から13件に急増。暴言などの心理的虐待は10件、世話を放棄するネグレクトも3件あった。具体的な内容では、指導に従わない子どもを注意する際にたたく、蹴る▽「家へ帰れ」「パトカー呼ぶぞ」などと暴言をはく、といったケースが報告された。被害者のうち男子は106人、女子は67人だった。
 施設別では児童養護施設が51件で最多。里親・ファミリーホームも7件あった。虐待をした職員や里親の半数近くは、実務経験が5年未満と短かった。





北陸新幹線「E7系」が出発式 東京―長野間に先行投入

 

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 北陸新幹線の新型車両「E7系」(12両)が15日、東京―長野間に先行投入され、「あさま」として営業運転を始めた。JR東京駅長野駅の新幹線ホームでは運転開始に合わせて出発式が行われた。
東京駅の出発式では、JR東日本清野智会長が「みなさんの期待に沿える車両。ぜひお楽しみいただきたい」、長野県の和田恭良副知事が「車両の群青色を信州の山並みの色ととらえている。多くのみなさんに長野にきてほしい」とあいさつ。テープカットやくす玉割りが行われた。
 E7系「あさま」の下り一番列車は午前7時24分に出発。試乗会でE7系に乗ったことのある都内の小学生3人が駅長服姿で敬礼し、鉄道ファンら約350人とともに送り出した。









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