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Tuesday, 2 September 2014

The Asahi Shinbun 3-Sep-2014


谷垣幹事長就任「消費税10%、予定通りに」

 

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 安倍晋三首相(自民党総裁)は3日、党役員会を開き、幹事長に前党総裁の谷垣禎一法相を充てることを正式に決めた。首相は同日午後に内閣改造を行い、第2次安倍改造内閣を発足させる。閣僚人事では、望月義夫・党行革本部長の初入閣も決まった。
自民党で総裁経験者が幹事長に就くのは初めて。かつて首相と総裁選を争ったこともある谷垣氏を党の要の幹事長とすることで、党内融和を図る一方、来秋の党総裁選に向け、ライバルを取り込む狙いもあるとみられる。
 今秋以降、10月の福島県知事選、11月の沖縄県知事選に加え、消費税率10%への引き上げの判断や原発再稼働が控え、来春には統一地方選が行われる。重要な選挙や政策決定を控え、手堅い党運営も優先させた。






園内8分、迫り来る蚊 「憩いの場」代々木公園は閑散

 

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 蚊が媒介したデング熱の「発生源」は、東京・代々木公園とその周辺とみられている。近くに国内外で観光客に人気がある原宿を抱え、東京都も対策に本腰を入れ始めた。都民の憩いの場はいま――。記者が園内を歩いた。
2日午後、代々木公園に近いJR原宿駅前で、女子高生2人が虫よけスプレーをかけあっていた。杉崎加奈さん(17)は「公園には行かないけど、感染したら嫌だし」。
 記者もスプレーを求めて駅前のアウトドア用品店へ。レジ横の目立つ位置に数種類の虫よけスプレーが並んでいた。男性店員(34)は「普段はこんなに置かないが、問い合わせが多いので」と話す。
 記者はワイシャツにスーツのズボン姿。虫よけスプレーを服の上からふりかけ原宿門から園内に入る。こんもりとした深緑がまぶしい。風景はいつもと 変わらないが、門から延びる小道ですれ違ったのは数人だけ。普段は散歩や休憩する人でにぎわっているのに。カラスの方が目に付く。入り口近くの売店の男性 店員は「売り上げが心配だ」とつぶやく。
 木陰のベンチで数人が読書したり、寝転がったりしているが、ほとんどが外国人だった。半袖の人もいた。至るところに「蚊にご注意!」「Danger Warning!」と書かれた看板。長袖、長ズボンの着用を呼びかけている。
 園内に入って8分が経った。足がかゆい。足元を見ると蚊が4~5匹飛んでいる。慌てて振り払うが、服の上から太ももや足首を6カ所刺されていた。もう一度念入りに虫よけスプレーをふりかけた。
 噴水池に着いた。写真を撮る人が数人いた。蚊の発生を抑えるために噴水は止まり、池の水も抜かれ、作業員が泥をかき出していた。
 写真家の赤池久人さん(58)がカメラを構えていた。20年以上、代々木公園を撮り続けているという。季節の移り変わりや家族連れでにぎわう風景が好きで、週4~5回は訪れるが、普段は活気のある芝生の広場に子どもの姿はなかった。「こんなに少ないのは初めて。早く元に戻って欲しい」と話した。






「わいせつ」県警指摘の美術展、覆う布も作品の一部に

 

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 愛知県美術館名古屋市東区)で開催中の「これからの写真」展(同美術館、朝日新聞社主催、28日まで)で、写真家・鷹野隆大(51)の作品の一部が半透明の布や紙で覆われている。「わいせつ物の陳列にあたる」と愛知県警が 対処を求め、8月13日から男性の陰部が写った大型パネル1点は胸より下が布で覆われ、小品群11点には紙がかぶせられた。鷹野が「公権力の介入を隠すの ではなく見える形にしたかった」と語ったように、写真を覆う布や紙も作品の一部となり、「介入」の跡は会場にとどめおかれた。
ただ、変更前の展示も見た名古屋市の会社員男性(43)は「最初に見たとき、まったくわいせつとは感じなかった。今見ると別の作品に見える。残念だ」と話す。
 同展に出品している写真家の一人、新井卓(36)は即座に警察に指示撤回や経緯の開示を求める抗議の署名集めをネット上で開始。1日、8544筆の署名を愛知県警に提出した。新井は「芸術家に とって美術展は、ときには何年もの準備と熟慮を重ねる集大成の場。作家の機転とはいえ、展示が最初の状態からかけ離れたものになったことは非常に悲しい」 と話す。「今回は『わいせつ』だったが、『政治的』『残酷』といった理由で、どんどん検閲が入ったらどうなるか。表現に関わる人はすべて、当事者として強 い危機感を抱いていると信じている」





日本の世界競争力、6位に上昇 1位スイス

 ダボス会議で知られる世界経済フォーラム(WEF)は3日、世界競争力ランキングを発表し、日本は144カ国・地域中6位につけた。1位はスイスで、以下シンガポール、米国、フィンランドドイツの順。
 日本は昨年の9位から上昇。高い評価につながったのが企業活動やビジネス環境のよさだ。企業の研究開発費への支出が多いことや、優秀な人材がそろ い、世界に通用する研究機関があることなどが強みとされた。また、日本の1人あたりの特許出願数が世界で2番目に多いことや、企業が利益を出しやすい製品 やサービスを扱っている点も評価されている。






さあ4強へ 錦織圭、次の相手は遅咲きワウリンカ

 

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  テニスの4大大会全米オープンで、24歳の錦織圭が男子シングルスで日本勢96年ぶりの4強入りをかけて戦うのは、ワウリンカだ。
過去の対戦は錦織の2戦2敗。最近の対戦は2年前で、当時の世界ランクはともに20位前後。その後の2人の躍進は目覚ましい。
 錦織は今年5月に世界ランクで9位にまで上昇し、ワウリンカは1月の全豪オープンを初制覇した。出場36回目での4大大会初優勝は、プロ参加が解禁になった1968年以降では歴代2位の「遅咲き」。28歳での初優勝も歴代5番目の「高齢」だった。





愛し、祈り、叫んだ 広島土砂災害が奪った幼い兄弟

 

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 広島市安佐南区の平野学さん(39)と朋美さん(37)夫妻は、小学5年生の長男、遥大(はると)君(11)と三男の都翔(とわ)ちゃん(2)を失った。72人が死亡、2人が行方不明になった8月20日の土砂災害から3日で2週間。朋美さんが「二度と誰にも同じ思いをしてほしくない」と朝日新聞の取材に応じ、あの日のできごとを語った。
■「一瞬で、土砂が壁ごと流れ込んできた」
 「遥大(はると)」って名前は、のびのびと器の大きい人になってほしいと思ってつけたんです。何でもないような所で転んじゃうドジな面があったけど、とにかく頑張る子でした。
 小学校1年の時、地元のサッカーチームに入りました。運動神経が いい子じゃなくてね。練習についていくのがやっと。なかなか試合に出られないのに、試合でみんなが座るベンチを運んだり、一生懸命ボトルとかタオルをチー ムの子に渡したり。そうやって頑張っていたからチームの子たちが応援してくれた。4年生の時、試合に出してもらって初めてゴールを決めました。遥大以上に チームの子たちが喜んでくれてね。
 優しくて一生懸命な子でした。近所の子がケンカしてると、「ケンカはいかん」と言って止めに入ってました。学校でもやっぱり止めに入っていたみたい。
 弟の「とわ」って名前は遥大が言い出したんです。急に「『とわ』がいい。長生きしてほしいから、永遠(とわ)ってどう?」。主人と「遥大が自分で考えた名前なら、たくさん可愛がってくれるかな」と話して、「のびのびとはばたいて活躍してほしい」と「都翔」にしたんです。
 遥大は九つ下の弟をたくさん可愛がって、お兄ちゃんらしくなりました。抱っこしてあやしたり、お風呂に入れたりしていました。
 都翔はね、広島カープの 大ファン。でも小さいのでうまく言えず、「アープ」って。テレビでカープの試合が始まると、釘付けでした。7月30日、中日との試合を見に球場へ行きまし た。カープが勝って風船を飛ばして、「わー」ってすごい喜んでいた。家でもバットを振るまねをして、「この子は野球だね」と主人と話してました。
 あの日、一瞬のできごとでした。夜中の1時くらいに雷と雨の音がすごくて。普段は2階で寝ている遥大が怖がって、家族一緒に1階の和室で寝ていました。






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