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Saturday, 11 October 2014

The Asahi Shinbun 12-Oct-2014


延長50回、白熱の残像 4日間のドラマを追う

 

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 夏の甲子園が幕を閉じたあと、兵庫・明石トーカロ球場で伝説の一戦が生まれた。第59回全国高校軟式野球選手権大会の準決勝第1試合。中京(岐阜)と崇徳(そうとく、広島)が日本野球史上最長となる延長50回の熱戦を繰り広げた。99個の「0」と1個の「3」が並んだスコアの裏で、両チームの選手らは何を考え、動いたのか。4日間のドラマを振り返る。
■対照的な両チーム…質実剛健な中京、文武両道の崇徳
 延長50回裏、3点を追う崇徳は2死一塁で8番高瀬誠也(3年)。カウント1―2。中京のエース松井大河(たいが、3年)がツーシームを投げ込む。空振り三振。長い戦いが終わった。整列した両チームは、ホッとしたようなムードを漂わせた。
 両校は何かと対照的だ。
 中京は6度の全国制覇を誇る。全国3連覇がかかった昨年は東海大会で敗退。主将の後藤敦也(3年)は「優勝旗を取り戻すことだけが目標でした」と語る。
 専用グラウンドに室内練習場と、軟式としては全国屈指の環境を誇る。全員丸刈りで質実剛健。「純体育会系」の集団だ。
 一方の崇徳は文武両道を目指す校風で、軟式部員も半分以上が塾に通う。練習場所は民間のグラウンド。ほぼ毎日練習するが「週2回」とのうわさを信じて入ってきた選手も。みんな、思い思いの髪形だ。
 グラウンド整備をサボる、試合会場であいさつもしない……。中河和也監督(30)はそんな彼らを粘り強く諭し、まとめた。
 監督は言う。「4年前に就任したときから、やるからには日本一と思ってました。そのためにはいつか中京を倒さないといけない、と」。12年ぶり5回目の全国舞台で初の準決勝に進み、中京にたどり着いた。
■1・2日目 「絶対絶命」救ったトリックプレー
 延長に入ってから、崇徳が実に5度のサヨナラ機を生かせず、大会規定により、継続試合となった。
 2日目。17回、ともにチャンスが来た。中京は1死二、三塁で5番加藤貴也(3年)が「たたき」に出る。よく弾む軟式球の特徴を生かし、思い切りたたきつける打法だ。打球は弾んで一塁へ。だが三塁走者が三本間で止まってしまい、タッチアウト。
 その裏、崇徳も1死二、三塁とした。ここで中京が秘策を繰り出す。






産経前支局長起訴、きしむ日韓 首脳会談実現に影響も

 産経新聞の前ソウル支局長が韓国の朴槿恵(パククネ)大統領の名誉を傷つけたとして起訴された問題が、日韓間の新たな懸案に浮上した。韓国側は「司法の問題で、外交問題ではない」と切り離そうとするが、日本政府は外交問題として厳しい言葉で批判する。改善しつつあった両国関係が停滞しかねない状況になっている。
■韓国「外交でなく司法の問題」
 「大統領は国家元首であり、日本にとっての首相よりも大きな存在だ。名誉を傷つけられることに敏感なのは当然だ」。前支局長の記事について韓国政府関係者はこう語る。
 記事で問題とされた朴氏をめぐる「うわさ」は、男女関係に関するものだった。別の政府関係者は「独身の女性大統領に対し、失礼だと怒る人がいるのも理解してほしい」と話す。
 韓国政府内には「穏便に済ませた方がいい」との意見もあったが、起訴はこうした雰囲気や朴氏の意向を検察が忖度(そんたく)した結果との見方もあ る。だが、韓国政府の表向きの立場は、告発があった事件について司法当局が法的に検討を重ねた結果であり、「政治的な影響はない」(韓国の政府関係者)と いうものだ。そのため日本からの懸念にも、韓国政府は捜査段階から「司法の問題であり、外交問題ではない」と繰り返した。






台風19号、勢力保ち沖縄通過 13日に九州上陸か

 

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 大型で非常に強い台風19号は11日、沖縄本島奄美地方を暴風域に巻き込みながら、沖縄の南の海上を北へ進んだ。12日午前0時半ごろ中心が沖縄本島付近を通過。今後進路を東寄りにかえて、九州には13日に最接近し、上陸する恐れもある。14日には速度を上げて西日本から東日本にかけて縦断する可能性があり、気象庁大雨や暴風、高潮などへの警戒を呼びかけている。
気象庁によると、台風19号は12日午前0時現在、沖縄県名護市の南西約30キロにあり、時速約15キロで北北西へ進んでいる。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、中心から半径280キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。沖縄県では11日午後10時までに、うるま市で48・3メートル、那覇市で39・1メートルの最大瞬間風速を観測。午後11時40分までの24時間雨量は国頭村で511ミリ、東村で観測史上最多の430ミリを記録した。
 九州は12日午後から強い雨が降り、13日には広い範囲が暴風域に入る見込み。
 沖縄県のまとめでは午後10時現在、強風で転倒するなどして22人が重軽傷を負った。沖縄市では80代女性が玄関先で転んで大けが。那覇市では20代男性が、糸満市では9歳女児がそれぞれドアに指を挟まれ、大けがをした。鹿児島県でも奄美地方で2人が重軽傷。
 避難勧告は那覇市沖縄市など6市町村の計約6万4800世帯約15万2400人と、鹿児島県与論町、徳之島町の計約2700世帯約6千人に出された。自主避難する人もいた。
 12日午前1時現在、沖縄電力によると、約4万9千戸、九州電力によると、鹿児島県内で約3万9600戸が、それぞれ停電した。
 日本航空全日空などは沖縄と本州、九州を結ぶ路線を中心に12日は計137便の欠航を決めた。フェリーも九州と離島を結ぶ航路などが欠航する。






「最強のボット」を制圧せよ 警察庁やFBIが連携作戦

 

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 「最強のボット」と呼ばれるコンピューターウイルスの壊滅作戦に、米国や日本など13の国・地域の警察機関が連携して乗り出した。世界で100万台のコンピューター端末が感染し、インターネットバンキングの不正送金に悪用されているとされる。日本でも15万台以上の感染が判明していて、ウイルスの駆除が急ピッチで進んでいる。
 「押さえ込めているな」
 9月末、作戦に協力する米国の情報セキュリティー会社「シマンテック」のウイルス解析責任者、林薫さん(43)は東京都内の仕事場で、全世界の感染状況を確かめた。感染の広がりが5月時点の180分の1に減っていた。
 問題のウイルスは、ギリシャ神話の全知全能の神の名を付けた「Game(ゲーム) Over(オーバー) Zeus(ゼウス)(GOZ)」。2011年ごろ、出回り始めた。
 攻撃者が一般のサイトにわなを仕掛けたり、金融機関などを装いファイルを添付したメールを送りつけたりして、コンピューター端末をウイルスに感染 させ、利用者に気づかれずに遠隔操作できるようにする。利用者がネットバンキングに接続すると、偽の画面を表示させ、入力したパスワードなどを攻撃者に送 信する仕組みだ。






漱石、こころ読者少年に「およしなさい」 手紙を公開

 

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 文豪・夏目漱石(1867~1916)が、洋書の寄贈を申し出た兵庫県加古川市出身の実業家に宛てた直筆の礼状が、同市内で見つかったと姫路文学館姫路市山野井町)が発表した。文面は大正8(1919)年出版の「漱石全集」第12巻(岩波書店刊)で紹介されたが、実物は所在不明になっていたという。同文学館で11日に開幕した特別展「『こころ』から百年 夏目漱石―漱石山房の日々」で公開している。
礼状は、明治42(1909)年8月19日付。漱石の代表作「こころ」の執筆に使われた同じデザインの原稿用紙2枚に墨で書かれた。漱石ファンの実業家前川清二氏(故人)が英国人所蔵の複数の洋書をオークションで入手し、漱石にリストを添えて寄贈を打診した手紙の返礼とされる。
 文面では、前川氏の好意に感謝し、「永(なが)く丁重に保存可致候(いたすべくそうろう)」と記述。さらに、旅に出るため、留守中に洋書を受け取った際は礼状を忘れるかもしれないと続けて「其辺(そのあたり)は御容赦被下度候(くだされたくそうろう)」とつづっていた。
 学芸員の竹広裕子さんによると、前川氏は5冊を進呈したといい、「礼状を忘れるかもしれないとつづるところに漱石の真面目な性格がうかがえる」と話す。
 文学館の特別展は漱石の生涯をこうした書簡や原稿、愛蔵品など約200点を通してたどる。「こころ」の読者で加古川市に住んでいた松尾寛一少年(故人)に宛てた返書は「あなたは小学の六年でよくあんなものをよみますね。あれは小供(子供)がよんでためになるものぢやありませんからおよしなさい」と記す。ほほえましい交流がうかがえ、「こころ」研究の貴重な資料だ。
 会期は11月30日まで。月曜休館(祝日は開館し、翌休館)。一般500円、大学・高校生300円、小中学生200円。問い合わせは文学館(079・293・8228)へ。(藤井匠)







青森がパンチ、北海道を小さくするゲーム 学生ら開発

 

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 「青森に比べて北海道はでかすぎる。何とかして小さくできないものか」。そんな授業中の発想から、神奈川県の大学生たちが、リズムに合わせて青森が北海道をパンチして小さくするゲーム「アオモリズム」を作った。日本最大のゲーム展「東京ゲームショウ」(TGS)で昨年注目を集め、青森県内での展示を目指している。
 見た目はゲームセンターにあるようなアーケードゲーム。「ホッカイドウが攻めてきたど」。スクリーンに宣戦布告が表示されるとともに「ねぶたばやし」が響き、ゲームは始まる。
 北海道がぷるぷると震え、渡島半島からジャガイモやカニなどの道産品を次々に青森に投下。落下のタイミングに合わせてボタンを押し、はね返す。左の「赤リンゴボタン」を押せば津軽半島が、右の「青リンゴボタン」を押せば下北半島が伸びて道産品をパンチする。やがて、福島県のモモや宮城県のカキなど、東北6県の特産品からなる「救援物資」も届き、ボタンをリズム良く押して北海道にぶつける。
 成績は、ボタンを押した回数をもとに換算した「北海道の縮小面積」。これまでゲームに挑戦してきたプレーヤーの成績は平均で約1万ヘクタール。ただ、元々約700万ヘクタール小さい青森より小さくするのは不可能という。







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