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Saturday 26 July 2014

The Asahi Shinbun 27-July-2014


辺野古の海は新種の宝庫 埋め立てで生態系損なう恐れ

 

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 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設先として、国が埋め立てを予定する同県名護市辺野古周辺の大浦湾で、新種の生物発見が相次いでいる。2007年以降、論文発表された新種は10種、国内で初めて見つかったのは6種を数え、一帯は国内有数の生物の宝庫だ。埋め立てられると、豊かな生態系が大きく損なわれる恐れがある。
 今年発表された新種は、体長2センチの甲殻類イトアシロウソクエビなど2種。昨年はハゼの頭部に寄生するシンノカンザシ、12年にはヤドカリの仲間クダヒゲガニの一種も発表された。
 11年にはイソギンチャクとサンゴの中間のようなカゲロウツブスナギンチャク、10年には寄生性の巻き貝フタツアナスカシカシパンヤドリニナなど。09年発表の甲殻類オオウラコユビピンノはカニで、世界でも大浦湾産のオス1体しか採取記録がない。
 国内初記録種も今年は、シダのように見えるがウニやヒトデに近いオオウラハネウミシダ、アナジャコの仲間チゴスナモグリ、昨年はカニの仲間ニシヒラトゲコブシなどの発表が続く。
 新種かどうかなどについて研究段階で、論文発表前の「未記載種」も見つかっている。大浦湾の多様な生物を研究する黒潮生物研究所(高知県) の小渕正美・研究員(33)によると、12年には体長3メートルを超す世界最大のナマコ、クレナイオオイカリナマコなど2種、11年には複数の個体が集 まってできているコモチカエデコケムシが発見された。さらに10年には海藻類が4種、09年には論文発表された種を含め、甲殻類が一度に39種も見つかっ ている。







新日鉄住金名古屋製鉄所から黒煙、今年4回目 停電原因

 

 27日午前7時半ごろ、愛知県東海市の新日鉄住金名古屋製鉄所のコークス炉から黒煙が上がり、同社から「停電により、コークスガスを燃焼して放出している」と市に連絡があった。同様のトラブルは今年になって4回目。
 市によると、黒煙は約3時間後の午前10時半ごろに収まった。けが人はいないという。同製鉄所では今年1月と6月に3度、同様のトラブルが起きている。
 停電で、石炭からコークスを製造する過程で生じる一酸化炭素ガスを処理できなくなり、たまったガスを燃やして放出したため黒煙が生じたとみられる。過去3回と同じ理由だが、停電の原因や箇所は判明していないという。







高校生が考案、赤みそスイーツ きょう2種発売 三重

 

 三重県の四日市農芸高校の生徒のアイデアを基に、四日市市内の洋菓子店が協力した菓子ができ上がり、27日から販売される。同校でつくっている「農芸みそ」を使ったみそスイーツ2種で、赤みその苦みと甘さが調和した味が楽しめる。
 製菓衛生コースで学ぶ3年生20人が、2年生だった昨冬から課外で取り組んできた。40の案から試食による投票などを重ね、最終的に川崎沙也加さ ん(17)の「農芸みそチョコラスク」(162円)と一丸恵美さん(17)の「農芸ミソランタン」(130円)の商品化が決まった。
 川崎さんは、シュークリームのシューにみそシロップを塗り、ホワイトチョコをかけた。「年配の方にも食べてほしいので、みそとシロップのバランスに苦労しました」
 一丸さんは、四つ葉のクローバーの形の最中の皮に、五穀を交ぜたキャラメルみそを盛った。「キャラメルは煮詰めすぎるとつやがなくなるので、何度も試して作りました」
 外部講師として同校で教えている同市新正1丁目の洋菓子店「アトリエオランジェ」のオーナーシェフ小林史明さん(39)が助言し、「高校生とのコラボ」と分かる説明文入りの包装紙も考えてくれた。
 「みそは味が濃いので簡単ではないが、ここまで考えたかとびっくりした」と小林さん。27日に同市諏訪栄町の商店街に開店する「三重うまし国横丁四日市宿」で扱うほか、小林さんの店や、週2回ほど同校の売店でも販売する。







夏の相模湾、マグロ釣りが熱い 水温、エサ?大物が回遊

 

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 今、相模湾でマグロ釣りが熱い。5年ほど前から夏になると大型のマグロの群れが湾に入ってくるようになり、釣り人たちの間で話題に。首都圏から日帰りでき、大物を狙える貴重な釣りスポットとして人気は上昇中。夏の風物詩になりつつある。
 7月上旬、神奈川県横須賀市沖の相模湾でルアー(疑似餌)を投げ入れた唐鎌宏行さん(41)=千葉県木更津市= は、ガツンと来る手応えを感じた。釣りざおがしなり、糸がどんどん引っ張られる。「食いついた!」。狙っていたマグロだ。逃げようと暴れる相手と格闘し、 釣り上げたのはメバチマグロ。重さは23キロ。今シーズン初のマグロに笑みがこぼれた。「釣り上げるまでの駆け引きやスリルがマグロ釣りのだいご味」と話 す。
 5年前、釣り仲間から「相模湾でマグロが釣れ始めたらしい」と聞き、半信半疑で横須賀市の長井漁港から釣り船「長助丸」に乗った。「海面のすぐ下で、マグロの群れがボコボコと見えた時は衝撃的だった」。去年は40キロのキハダマグロを釣り上げた。「今年も夏は相模湾に通います」







イスラエル、ガザ一時休戦を1日延長 ハマスは拒否

 パレスチナ自治区ガザイスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエルは26日夜の臨時閣議で、同日午前に始まった一時休戦をさらに1日延長し、28日午前0時(日本時間同日午前6時)までとすることを決めた。地元メディアが伝えた。
 予定されていた休戦期間は26日午後8時までだったが、国連が人道支援のための延長を要請。27日午前0時まで延長した後、さらに1日延ばすことを決めた。ただ、ハマスがイスラエルへの侵入用に掘った地下トンネルの破壊作戦は続けるとしており、避難警告を出したガザ住民に自宅に戻らないよう通達している。
 一方、ハマスは26日夜、イスラエルへのロケット弾攻撃を再開。イスラエルがガザから撤退しない限り、これ以上の休戦はないとしている。だが、27日にもイスラム教の断食月明けの祝祭期間に入るため、停戦を仲介する米国などはそれを機に停戦に向けた雰囲気をつくることを目指している。
 ガザでは休戦期間中にがれきの下から100人以上の遺体が見つかり、8日の戦闘開始からの死者数は1千人を超えた。イスラエル側の死者は、兵士42人、市民3人の計45人になった。(エルサレム=山尾有紀恵)







日本人2人目のNBAプレーヤーへ 富樫勇樹の挑戦

 

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 田臥勇太(現NBLリンク栃木)に続く日本人2人目のNBA(米プロバスケットボール協会)プレーヤーへ、富樫勇樹(20)が確かな歩みを進めている。今月、NBAを目指す若手が競い合うサマーリーグにマーベリックスの一員として参加。チームのコーチ陣から高評価を得たという。
 富樫は167センチと小柄ながら、素早い動きにパスセンス、得点力を備えたポイントガードだ。本丸中(新潟)時代に全国制覇し、米国の高校へ留学。その後、bjリーグ秋田に所属し、昨季はチームの中心として準優勝に貢献した。
 NBA入りは以前からの夢。bjリーグ終了後に練習参加した際のプレーが認められ、ラスベガスであったサマーリーグでマーベリックスの登録メンバーに入った。4試合に出場し、計36分30秒で16点、6リバウンドを記録。16日のホーネッツ戦では12得点を挙げた。








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