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Wednesday 4 June 2014

The Asahi Shinbun 5-June-2014


認知症で保護、13人身元わからず 警察庁が初公表

 認知症が原因で徘徊(はいかい)し、昨年、警察に保護されたものの、住所や名前などの身元がわからない人は5月末段階で13人に上ることが5日、警察庁のまとめでわかった。身元不明者の数の公表は初めて。警察の手違いが原因の事例も指摘されており、警察庁は同日、行方不明者の早期発見や身元確認などの対策を取るよう、都道府県警に通達した。
 昨年、家族などから警察に捜索願(行方不明者届)を出された認知症の人は1万322人。うち151人の所在が今年4月末までに判明していないという。
 まとめによると、警察に出された捜索願は都道府県警別で大阪が2114人と最多。兵庫(1308人)、愛知(811人)、京都(411人)、茨城(364人)、警視庁(308人)、岐阜(280人)、福岡(279人)、広島(259人)、岡山(255人)が続いた。







2階建て新幹線で通勤さらば 輸送力より高速化…廃車へ

 

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 首都圏の「新幹線通勤」を支えてきたオール2階建て新幹線が、ひっそりと役割を終えようとしている。JR東日本は「輸送力」から「高速化」に重点をシフト。延伸と都心回帰の流れもあり、最高時速240キロどまりの2階建て車両は、東北新幹線からは完全に姿を消した。後継ぎはなく、車両は上越新幹線で晩年を迎えることになりそうだ。
 東海道新幹線の「100系」など一部2階建て車両は国鉄時代から走っていたが、すでに引退。オール2階建ての初代にあたる「E1系」は、1994年にお目見えした。12両編成の定員は1229人。先頭部分が「団子っ鼻」の形で知られる200系とくらべ、一気に4割もアップした。
 続いて97年に登場した「E4系」は、基本編成は8両だが、連結装置を装備。16両編成時の定員1634人は、高速列車で世界最大を誇り、「Max(マックス)」の愛称で親しまれた。山形新幹線「つばさ」や、秋田新幹線「こまち」とも連結走行できるようになった。







ソフトバンク、Tモバイル買収で大筋合意 米メディア

 ソフトバンクが子会社の米携帯電話3位スプリントを通じて、同4位のTモバイルUSを320億ドル(約3兆3千億円)で買収することで大筋合意に達 した、と複数の米メディアが4日伝えた。米当局の認可を得て買収が実現すれば、スプリントは契約件数ベースで上位2社に迫り、米携帯市場は3強の争いにな る。
 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、ソフトバンクはTモバイルの親会社で欧州通信大手ドイツテレコムと交渉中で、早ければ7月にも最終合意に達するという。ソフトバンクは昨年7月、総額216億ドルでスプリント買収を終えたばかりで、米通信業界で大型再編が続くことになる。
 米携帯市場は首位のベライゾン・ワイヤレスと2位AT&Tが2強。スプリントの契約件数は上位2社の約半分で、高速通信網の整備でも後れをとり、 顧客流出が続いている。ソフトバンクは、Tモバイルを買収すれば高速通信網を一気に拡大でき、上位2社に匹敵する顧客基盤も手に入るとして交渉を進めてき た。







手羽先サミット、名古屋で初開催 焼き・甘辛…20店

 

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 名古屋の名物料理、手羽先(てばさき)を扱う各地の店が一堂に集まって味を競う「手羽先サミット」が7、8の両日、名古屋市の金山総合駅・南口広場で初めて開かれる。主催する金山商店街振興組合は「手羽先は今や愛知県内だけでなく全国にある。各地の店の味の違いを楽しんでほしい」と話している。
 出店業者は20。愛知県内からは14で、大阪や宮崎、韓国の店もある。ブースを設け、来場者が食べ比べて投票し、グランプリを決める仕組み。商店街の活性化も目的で、「人類初! 名古屋発!」と銘打った。
 タレをつけて、から揚げにした手羽先は名古屋が発祥の地とされる。今回のイベントには、味付けや形など「主流」とは違った手羽先を生み出した業者も参加する。






理研、小保方氏に英語面接せず 特例的に採用か

 

 理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)が2012年12月に実施した小保方晴子ユ ニットリーダーの採用面接で、英語のヒアリングを実施せず、2通必要な推薦状が1通もない状態だったことがわかった。CDBがまとめた報告書案で明らかに なった。CDB側が当時、STAP研究を重視し、実績のない小保方氏を特例的に採用した状況をうかがわせている。CDBはSTAP細胞の研究不正を受け、小保方氏の採用過程を含む組織上の問題を点検していた。







吉田調書「電源喪失は考えなかった」 想定の限界語る

  

 朝日新聞デジタルは、特集「吉田調書」第3章2節「叡智(えいち)の慢心」を配信しました。吉田昌郎所長は、今回の経験に照らして、事故の事前想定の限界について語りました。第3章では、原発が危機的な状況に陥ったとき、人間の手で止めることができるのかを吉田氏の言葉を通じて考えます。URLは次の通りです。http://www.asahi.com/special/yoshida_report/3-2.html







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