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Tuesday 11 November 2014

The Asahi Shinbun 12-Nov-2014


衆院解散の判断「首相に任せる」 自公幹部が一致

自民党谷垣禎一幹事長と公明党井上義久幹事長らが12日、都内で会談し、安倍晋三首相が年内の衆院解散総選挙を視野に入れて検討を始めたことを踏まえて、国会運営などについて話し合った。両党は解散の判断や時期については「安倍首相の判断に任せる」との認識で一致した。
 自民党佐藤勉国会対策委員長は会談後、解散が前提ではないとした上で、今国会で目玉に掲げる「地方創生」関連法案を念頭に「国民に直接関係ある法案を一刻も早く成立させたい」と記者団に語った。
 政権与党内には、安倍首相が海外出張から帰国する来週中にも衆院解散を判断するシナリオが取り沙汰されている。その場合、今国会に出された重要法案が廃案になる恐れがある。






普天間の軍用地、価格上昇中 移設計画、跡地開発見込む

 

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 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の中にある民有地(軍用地)の価格が高騰している。同県名護市辺野古に移設されれば、跡地再開発で地価が上がると見込み、人気が高まっているようだ。ただ、移設の是非を争点とする県知事選(16日投開票)の結果次第で移設の行方が不透明になり、相場が動く可能性もある。
 330坪で約5千万円。今年7月、沖縄市の不動産会社が普天間飛行場内の1区画を売り出すと、すぐに買い手がついた。軍用地の価格は通常、国が地主に支払う年間地代の何倍という形で示される。年約170万円の地代が入るこの土地は「30倍」だった。
 この不動産会社などによると、普天間の倍率は25倍前後で推移してきたが、この2、3年で30倍ほどに上がり、35倍の物件もある。倍率は、地主への返還予定がなく、安定収入が途切れる可能性が低い基地ほど高い傾向にあるという。筆頭は極東最大の嘉手納基地沖縄市など)で、40倍を超える。
 普天間の場合、1996年に辺野古移設計画が浮上し、昨年末に仲井真弘多(ひろかず)知事が埋め立てを承認。今は本格工事に向けた作業が進んでいる。このため、地元不動産業界では「返還の道筋がつき、軍用地は倍率が下がる」とみられていた。
 にもかかわらず、相場が上がっているのはなぜか。地銀の担当者は「普天間返還後の跡地利用への期待が大きい」とみる。軍用地は投資物件として人気が高いが、土地を別の用途に使えるわけではない。このため坪単価は、基地周辺の土地より低い傾向にある。
 一方、米軍住宅の跡地を再開発した先行事例の「那覇新都心」(那覇市)は現在、住宅地で1坪70万~80万円で取引されている。県内で最高レベルの額だ。担当者は「普天間は交通の便もよく、新都心より高くなる可能性もある」と話す。







立ち読み防止だけじゃない ラッピング本が増える理由

 

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 読書の秋。最近、書店に立ち寄ると、透明な袋に包まれた「ラッピング本」をよく見かけます。漫画の立ち読み防止で始まりましたが、いろんな役割が加わっています。
 大阪市北区ジュンク堂書店大阪本店。女性ファッション誌を、店員が付録のバッグと一緒に透明の袋状フィルムに入れていく。本の形に合わせて口を折り、セロハンテープで留める。最後にカッターで空気を逃す小さな穴を開け、ラッピング完了だ。
 入荷がない休日を除き、従業員は毎日、本を包む。発売が多い月初と月末は、大忙しだ。自動包装機もあるが、包めるサイズが限られるため、手作業も多い。1人で1日30~40冊、作業は1時間におよぶこともある。小笠原準店長は「時間と手間は掛かりますね」と漏らす。
 店では15年ほど前、主に漫画の立ち読みを防ごうとラッピングを始めた。それが最近は、雑誌や写真集、若い人向けの娯楽小説「ライトノベル」にも広がっている。本自体だけでなく、買い方や消費者の気持ちも変わったからだ。
 例えば女性誌。 ここ数年でポーチや美容グッズといった大きな付録がつくことが増えた。韓国で流行したものが日本にも伝わったともされ、付録が本の売れ行きを左右するケー スもある。ただ、書店には雑誌と付録が別々に届くことが多い。一緒に包むことで付録の落下や、付録だけの盗難を防ぎやすい。だから、手間をかけても書店側 はラッピングを担う。
 また、通販大手「アマゾン」など、本のネット販売が好調なことも影響した。ネット販売で買えば、きれいな状態の本が届く。書店にも「『ほかの人が触っていない本が欲しい』という声が多く寄せられるようになりました」(小笠原店長)という。






眞鍋かをりさんに殺害予告 書き込んだ疑いで男を逮捕

 タレントの眞鍋かをりさん(34)の公式ブログに眞鍋さんの殺害を予告する内容の書き込みをしたとして、警視庁青森県八戸市の無職松橋一樹容疑者(39)を脅迫容疑で逮捕していたことが11日、同庁への取材で分かった。「間違いありません」と容疑を認めているという。
 赤坂署によると、松橋容疑者は10月中旬、眞鍋さんの公式ブログのコメント欄に「殺す」などと書き込みをした疑いがある。眞鍋さんが同署に被害届を出していた。
 眞鍋さんの所属事務所には同月上旬、松橋容疑者を名乗る電話があり、眞鍋さんのブログへの自身のコメントに関連して「謝罪しろ」などと求めていた。署は発信記録から松橋容疑者を特定し、ブログの書き込みについても松橋容疑者が関与したとみて調べていた。






グラビア超える高精細 シャープ、4Kスマホ用液晶開発

 

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 シャープは11日、現在よりも画面が鮮明な液晶を開発したと発表した。一般的な雑誌のグラビア写真を超える高精細さで、フルハイビジョンの4倍の画素数を持つ4Kスマートフォン用として2016年度にも売り出す。
 シャープが世界で初めて量産に成功したIGZO(イグゾー)液晶の改良型。IGZOは、電池が長持ちするとして中国の新興スマホメーカーに多く採用されているが、精細度でみれば、米アップルiPhone6に採用されている従来方式の液晶に劣っていた。






「侵入見つかり殺そうと」容疑者供述 岐阜夫婦殺害事件

 岐阜県関市の住宅で高齢の夫婦が刺殺された事件で、殺人未遂容疑で県警に逮捕された無職笠原真也容疑者(20)=同市山田=が調べに対し、「家に侵 入したのが見つかったので殺そうと思った」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。県警はわいせつ目的で押し入ったところ、屋内で夫婦と鉢合 わせしたため、殺意を持って刺したとみて、殺人容疑に切り替えて調べている。
 県警によると、殺害されたのは関市津保川台2丁目、無職井上大三さん(81)と、妻の美智子さん(73)。いずれも失血死とみられ、県警は12日午前から司法解剖して死因を調べる。また、県警は12日未明に笠原容疑者宅を家宅捜索し、血の付いた衣類を押収した。






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